ネットビジネスはライスワークとライフワークを1本の線で繋ごう

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休日会議Vol.001 【12年の経験から語るビジネスとの向き合い方】 2014.04.27(Sun) 
話し手:菅(菅智晃)/ 小川(小川健太)16分15秒 【第1回の対談音声はこちら

ネットビジネスで得た経験と着眼点

・新たな情報発信を始めた理由
・ビジネスは真っ白なキャンパスに好きなことを描ける自由さがある
・ビジネスはなぜ自己表現の場であり、思いを伝えるフィルターなのか
・理想のビジネスから飛び込むと難しい理由
・ライスワークとライフワークを一本の線で繋げる意味
・既存のビジネスモデルは理想のモデルを実現するために利用する
・サービス利鞘モデルの考え方と着眼点


“小川健太”
こんにちは!アイマーチャントの小川です!第1回休日会議~!ということで(パチパチ・・・♪)、始まりましたよ菅さん!
いよいよだね!こういう対談を残すっていうのは5、6年前ぐらいからずっとやりたいと思っていました。当時から「やろうやろう」と言いながら、なんだかんだ聴く側に回ってたという…。今回は僕らの大好きなハオロンさんが「ねこらぢを」をやってるの聴いてて、やっぱいいなあと思って突如始まったわけです。
“小川健太”
今回は1回目ということで、「休日会議」を始めるにあたって、5〜6年前からずっと思ってたという話含め、どんな感じにしていきたいのかっていう話を聞かせて下さい。
この対談を通じて何を伝えていきたいか?うちの会社って、基本は何事においても“少人数制”。少人数の人達に教えて、少人数がゆえに1人1人に時間が割ける事もあって、結果を出す人の率を高く維持することが出来ていると。だから数年前から結構事務所に引きこもりだったよね。

だけど、この前久しぶりに会員やコンサル生以外の場でセミナーをやった時、お客さんが凄く喜んでくれた事もあって、これは情報発信していく事でも喜んでもらえるかもしれないと思いました。僕ら自身も楽しむ事でログとして爪痕を残すというか、「何かが変わるかもしれない。」と思ったのがスタートした大きい理由です。

今、起業をするかどうか悩んでる人とか、希望を持ちたい人に対して、実際に独立して十数年やってきた僕が経験を伝える事は結構な価値になるかもしれない。そこでヒントにしてもらえたらいいなと考えてます。

“小川健太”
そうですね!そこでさっそく1つ質問があるんですけど、菅さんがよく「ビジネスは自己表現の場だよ」とか「白紙のキャンパスの上に絵を描くような自由度」っていう表現を使ったりすると思うんですけど、ビジネスの楽しさと大変さ、その2つを教えてください(ペコリ)。
ビジネスの楽しさと大変さ。う~ん、自由過ぎるが故に、何をしていいか分からないという人は多いよね。多くの人は「何かの型」にハマりたがる傾向があるので、自由なのに自ら窮屈になっていくような部分はツラくも見えます。このビジネスがあって、あのビジネスがあってとか。そういうのを取っ払って、自分が作ってきたものを知ってもらう喜びって言うのかな…。

僕がどうして“自己表現の場”と言っているかといえば、多くの人と意見が異なるとは思う。でも、僕にとってはたまたまビジネスを選択しただけで、それが音楽でも、スポーツとか芸術とかでも良くて。彼らは芸術を通して何か表現して、そこで人と出会って、また何か企画が生まれてとか、表現を通して人生が充実していくように見えないですか?その表現を通すフィルターが僕にとっては、たまたま“ビジネスになっていった”っていうこと。

だから自然と“ビジネスは自己表現”という結びつきになりました。他の人にはあまり無いイメージかもしれないけど、僕にとっては凄く自然で。僕が出会った人でプライベートで付き合ってる方々の99%は、ビジネスを通して出会った人なんです。僕を知ってもらう表現としてビジネスをフィルターに使っているから、ビジネスに本気にならない理由が無い。自分が本気になる理由がある中でビジネスに取り組むと、やり甲斐とか面白さが一層増してくる!ビジネスをしているからこその出会いは、僕のビジネスラライフの醍醐味にもなっています。

“小川健太”
一般的にあまり語られないことだとは思うんですけど、「ビジネスって楽しいよっ!」という主張の反対側に、見せない努力というか苦労の部分ってありますか?
泥臭さとか言うのかなあ。起業する時って“理想のビジネスモデル”みたいのが誰しもあると思う。その理想のビジネスから入ると、なかなか上手く行かなくて大変な事も多いと感じます。起業当初は知識もスキルも人脈も資金も、色んなものが足りなくて、いきなり理想のビジネス始めると、だいたいマネタイズが出来なくて終わってしまう。
“小川健太”
ああ、なるほど!
理想のビジネスをやるための何、それをやるための何というように、どんどん出来る範囲まで敷居を下げて、自分でできるところからまず取り組まないと理想と現実のギャップにやられちゃう人も多いんじゃないかと。

その出来るところという部分が、世に言うライフワークではなくライスワークになるから苦しいと思うんです。生きるためにまずは最低限の収入を確保しないといけない。そこでライスワークの点だけを見つめると凄く苦しいけど、必ず理想像から逆算していけば、ライスワークはライフワークに繋がるという考え方だけで結構頑張れちゃう。これはクライアントさんと接してきても実感しました。

やっぱり僕も1日20時間とか、とにかくやってた時は端から見ればすっごい辛いと思うんですよ。だけどワクワクとか期待感、高揚感が強かったのは、ライフワークを描いてライスワークと1本の線で結んだからモチベーションの上げ下げとは無縁のビジネスライフになりました。

“小川健太”
さっきの話に戻るんですけど、一般的には「型にはまる人が多く~」というくだりがありましたが、“型にはまる人”と“型を作る人”がいるわけじゃないですか。頭では型を作る側に回るんだよっていうのは分かるんですけど、じゃあそのために、どういう視点で物事を見れば良いですか?
型にハマる分には、一度どっぷりハマって良いです。守破離とかよく聞くよね。ただ、学んでいくのは良いけど、たとえば、転売のビジネスをやるんだと決決めてスタートしたからといって、別に転売だけに留まる必要はないです。たまたま転売に出会えたから転売をやるとか、アフィリエイトをやるとか、コンテンツ販売をやるとか、色々あると思うんですけど、そもそも起業当初に描いた理想のビジネスが少なからずみんなあると思うんです。

僕の感覚は、個々のビジネスモデルの良いところを利用してやるために、1回型にハマってみるという感覚です。あくまでもその理想のビジネスありきで、そのビジネスを作るための糧として、各ビジネスモデルを見るようにしています。

“小川健太”
話が飛んでしまうかもしれないんですけど、2011年ぐらいですかね、“サービス利鞘ビジネス”っていう言葉を菅さんが使い始めたと記憶してるんですけど、当時は転売が流行り始めてたりとかして、物販じゃなくてサービスで…。
うん。サービスで利鞘を得る。これは強烈!
“小川健太”
多くの人が物販メインでやっている中で、この発想にはなかなか至らないと思うんです。言われてみれば「そりゃそうだ」と思うんですけど、でも今までずっと気づかなかった部分だと思うんですよ、多くの人が。
そうなんですよ。“言われてみれば当然”の事だけど多くの人は自分に出来ない事をビジネスとして考えない傾向にあります。でも、大きな企業の社長さんが、自社の事業の全てに対して、スキルをマスターしてるかといえば、そんなことはまずないわけで。

僕がサービス利鞘をやろうと思ったのは、ビジネスを教えている過程で、どうしてもWEB制作が必要になってくる時があって、それを1つ1つ教えていると、ものすごい時間かかっちゃうんです。そこで自社サービスとしてWEB制作をスタート出来れば、コンサル生はわざわざデザイナーを探す必要もなく、僕の方で一手に引き受けることが出来るので便利かなと。

企業の社長はスキルを社員で補填しますが、僕らは個人と提携してOEM契約をすればサービスが持てると考えました。提携する人には制作原価を聞いて、コンサル生には原価提供しつつ、サービス化するときには利益を乗せて、付加価値として僕のサポートとかつけて売り出せば、これは成り立つなと思って。

既に市場価格が決まっている物品以上に付加価値が付けやすいのも魅力です。物品もちろんいいと思うけど、見るところは価格になるので完全に値段勝負になるじゃないですか。“物品の場合は値段”だけれども、サービスの利鞘に関しては、いくらでもこちら側で付加価値をつける事が出来る。例えば、サービスとサービスを組み合わせて、1つは原価で、1つは利益を含めて、2つのサービスを合体して提供するとか。実働(制作)は僕じゃないので、ライスワークとしては最適モデルじゃないかなぁと…。実際、自分が原価で利用できるという部分だけを考えてもやらない理由はないお勧めのモデルです。

“小川健太”
確かにやらない理由ないですよね。
ただし、アフェリエイトと違う点は、“全責任が自分にくる”という部分。ここで抵抗を感じる人も多いけれども、“責任の重さと収入って比例する”と思うんです。それじゃあ、デザイン技術もシステム開発の技術もすべて0から自分で学ぶのかとなると、時間がいくらあっても足りないよね。

僕自身、最初の頃は人を巻き込んで巻き込んで企画を立ち上げたから責任重大感が半端じゃない。そうなると、サボリ癖が当時あった自分でも乗り越えることが出来たので、責任やプレッシャーをドンドン課していくのは殻を破る意味でもすごく大事。

“小川健太”
全責任を自分で負うとして、たとえばOEMサービスを1つ立ち上げたとするじゃないですか。そこで実際にトラブルに巻き込まれてしまった場合…ま、なんとかするしかないんですけど。(笑)
うん、起こってない事実を不安視しても前に進めないし、そこは何とかするしかない!(きっぱり)
“小川健太”
実際にトラブルが起こってみないと分からないですからね…。
不安要素というのは、どんなビジネスにも必ずあるもの。ある程度予想できるものに関しては事前に対処法を考えるけど、後は実際に起こってから考えればいい。ドンと来いという気概でOKです。ほんと不安要素は、出来ない理由を考えてしまうくらい後ろ向きな事で、考えれば考えるほど行動抑止に繋がっちゃう。でも、OEMは実際のところトラブル0で現在に至ります。
“小川健太”
あれだけのサービスがあるのに0ですかっ!!
うん!ゼロ!
“小川健太”
確かにクオリティが良いものを提供してる前提なんで、早々トラブルはないですよね。
OEMパートナーの探し方は、制作オファー募集かけて、集まってきてくれた人たちに実績を見せてもらいます。もし、実績が特に無いっていう場合は、1回僕自身サイト制作や映像制作を無料でやってもらうようにしていました。そこで出来上がったものを見て判断しています。

懸念点として相談を受ける事では、OEM契約を結んだとして、仕事が振れなかったら申し訳ないんじゃないかと考える人がいるんです。気持ちはわかるのですが、そのパートナーは僕意外の複数人から絶対に仕事をもらって仕事を成り立たせてるわけで、特に気にしなくても大丈夫!もし仕事が入ればラッキーぐらいで思ってる方も多いので、まずは何でもやってみるのをお勧めします。

“小川健太”
あ…時間のキリがいいのでですね、第1回の…。
もおっ?!もぉですか???もぉ経ちました?
“小川健太”
というわけで、第1回休日会議でした!
ありがとうございました!涙

 

まとめ

ビジネスは最大の自己表現の場であり、真っ白な紙に絵を描くような自由さがある。僕が独立してからずっと感じているこの気持ちは今も変わりません。今回はサービス利鞘という聞き慣れない言葉が出てきたと思います。こうしたビジネスモデルの発想は、マクロをミクロ化して考える事でたどり着きます。大企業の経営者は、すべての行程、すべての業務スキルにおいてプッロフェッショナルという事はまずありませんよね。足りないスキルは社員を雇用して補っているわけです。それを個人でやる場合にはどうしたら良いか?こうした発想で突き抜けるきっかけが生まれる事は度々あります。

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社アイマーチャントの代表取締役をはじめ8社の役員を務める経営者。 小資金戦略の第一人者として顧問コンサルティングでは、未経験者が7割を超える中、過半数が経営者として独立。2003年、個人インターネットビジネス黎明期より資金3万円で独立し、多岐に展開出来るビジネスモデルを構築。自社が得意とする6つのモデルを基軸に、独立起業の登竜門としてコンサルティングとプロデュースに従事。 著書「小さくて強い会社の作り方」「メール起業40の成功法則」