ネットビジネスで独立起業するなら大多数からの脱却を繰り返そう

大多数からの脱却
休日会議Vol.002 【大多数からの脱却、踏み込んだその先にあるもの】 2014.05.04(Sun) 
話し手:菅(菅智晃)/ 小川(小川健太)  15分43秒  【第2回の対談音声はこちら

大多数からの脱却がキーワード

・ビジネスをスタートする人の多くが必要となる基盤とは?
・結果を出している人は少数である以上、大多数からの脱却を意識する。
・大衆からの脱却で集まった中にも大衆性がある。エッジを立てるには?
・労働型収入から抜け出すために事業をパッケージ化する。
・未知の領域に飛び込むことで得られるもの。
・人を基軸したビジネスの成功法則。
・自由に舵をきって、望む環境に飛び込む選択肢が僕たちにはある。


“小川健太”
こんにちは!アイマーチャントの小川です!第2回休日会議~!ということで、前回の第1回目からご質問を頂きました。もうちょっと基本的な考え方を知りたいよというお声を頂いたので、そっちの路線で今日は話をしていきましょう。実際にビジネスをスタートしようと思った時に、菅さんがよく“基盤となるビジネスを1つ作っといたほうがいい”です!と言っていますよね。その“基盤となるビジネス”って、そもそもどんな意味なのかを改めて教えて下さい。
基盤というのは生活基盤となる収入源となるビジネスの事。例えばアイマーチャントのクライアントさんだと年商数億円規模の方は一部で、多くの方々は未経験者であったり、ビジネスのタネがないという方も多いよね。でも独立したい気持ちは人一倍ある!そうなった時に、生活がまず出来なければいけないという現実的な問題が出てきます。生活が維持できるライスワークを作らないといけないなと。

理想のビジネスはお金よりも想いが優先される事も多いので、どうしても薄利であるケースが多いというのもライスワークで収入基盤を作る大きな理由。もちろん理想像からの逆算は大事で、クライアントに色々質問していきます。そして、現実的に学びながら利益が生まれて、なおかつ取り組む事が出来る範囲まで敷居を下げていきます。そこでマネタイズをして生活基盤を得る。

最適なライスワークのモデルは色々あるけれど、いくつか注意点が必要になってきます。今のインターネットマーケティングは、どちらかと言うと“新規獲得のみ”に注力してるケースが多いよね。新規獲得、さらに新規獲得、でも売って終わりの放置プレイ…という焼き畑のような経営者も一部で目立つようになってきました。ここでちょっと話が変わるけど、居酒屋とか色んなお店でも、新規のキャンペーンって多いじゃないですか。

“小川健太”
はい、多いですね!
だけど既存客へのキャンペーンって少ないですよね。この部分に圧倒的なチャンスがある。大多数がやっている事に身を置くのは結局大多数に呑まれているに過ぎません。
“小川健太”
確かに!
新規を追いかけすぎるモデルを作ると、日々せわしないよね?既存客を顧みることが軽視されてリピータとして定着しないので、次から次へと自転車操業のように新規を集めていかなくてはいけない…。

ビジネスをスタートする上でのライスワークは、文字通り「食べるためのビジネス」なので、理想のビジネスへと階段を上るためにも必ず抜け出さなくてはなりません。そこで、新規を獲得したらその後のLTV(ライフタイムバリュー)=生涯顧客価値、これを上げていく仕組みを必ず考えるのがポイント。

“小川健太”
それはどんなビジネスをするにしてもですか?
うん、例外はないです。でもこんな疑問もあるかと思います。例えばデジタルコンテンツのノウハウみたいな単一商品であれば、お客さんが同じ商品を複数回買うことはないですよね?
“小川健太”
ないですね。この部分で悩まれている方も多いのでないかと思います。
うん。じゃあライフタイムバリューどうやって上げるかというと、“商品の単価を上げる”か、“商品点数を増やす”か、“継続サービスになるリピートものを作る”か、他社商品を紹介してマージンを得るか、おおよそ4つしかない。僕の場合は事前にそこをしっかり考えて、最後は継承して人に任せます。ここを予め決めておかないと、受託請負のように労働型収入になってしまい、収入のアッパーが決まってしまいます。ビジネスを立ち上げる時って、多くの方はとりあえずの目先の利益になるんだけれども、ビジネスモデルの設計が本当に大切。僕の先輩が「ビジネスっていうのは4つしか出口がない」とも言っていました。なんだっけな…(笑)
“小川健太”
継承と…
そうそう!後は上場、売却、生産。僕はその中で“継承”を選んだわけです。1つのビジネスモデル、特にライスワークの部分はビジネスの”パッケージ化”をイメージするんです。ケンタッキーととかファミレスって、アルバイトの誰が作っても同じ味になりますよね。こうした出口戦略は事前に考えておかないと苦労します。なので、パッケージ化すれば人に任せられるというイメージを持つ事。

ライスワークにおいては、自分が稼ぎ頭になるのではなく、ビジネスモデルに稼がせることで「時間」を捻出する事が出来る。

“小川健太”
なるほど、必要な素材はもう全部あって。あとはどう任せるかという視点ですね。
自分が提供しているサービスを経験してくれたお客さんがパートーナーになれば最高!そういうモデルを作っていかないと、労働型収入に拘束されるだけではなく、自分が倒れたらすべてがストップするという脆弱性が拭えません。自由な時間を作りながら、収入も増やしていきたいじゃないですか。だけど何も考えず飛び込んでしまうと、収入が増えれば増える程、時間が無くなるモデルになりがちです。

そこで、パッケージ化を前提にモデルを作っていくと常に自分に時間がある状態になります。ただ、時間があると暇になるから良いということではないです。僕の場合だったら、えーっと!去年結婚したわけですが、そうすると家庭の時間もプライベートの時間として十分に確保できるし、ビジネスチャンスがあった時にすぐに飛び込める余力も出来ます。忙しさが原因でチャンスを掴めないのは勿体ない。

だから僕は、ライスワークの部分に関しては、たとえ利益が半分になろうが任せて時間を生み出します。この基盤を持ってると持ってないでは、相当挑戦できるビジネスの幅が変わってくる。

“小川健太”
そうですよね、1つの武器しかないと労働収入型になって作業に追われてしまうので、そこからさらに他のビジネスへは飛び込みづらいですよね。
なかなか資金が潤沢にある人はいないので、資金に限りある中でやるとしたら、まずは着実に利益が出るモデルを作っていきます。転売でもサービス利鞘でもコンテンツ販売でも正直何でもやればいけます。

ライスワークと捉えると非常に一見地味に見えるので、これを聞いてくれてる方もそうですけど、なかなか作ろうとしない。Twitterでバン!ってやってドン!って収入るみたいな。Facebookでドン!っみたいなのが大好きになってしまうと、裏技を探してさまようコレクターになってしまう恐れもあります。

例えばあるブームに乗り、過ぎ去ったらその次のブームに乗るっていう、流行りを巧みに使って先導するマーケティングがあるわけですけれども、その渦に入ってしまってる。悪いことではないんすよ。もちろん、そこでしっかり利益を生めれば良いんですが、おそらく…見てる限りでは大半の人が実践出来ないまま終わっています。

テクニックは基盤あって初めて活かせるもの。何か最新のノウハウを買っておかないと置いてかれてしまうんじゃないかという不安があるケースも多いけど、現実的に押さえる部分っていうのはもっと違うところにあるよっていうのを知ってほしい。

“小川健太”
関連があるようでないようで、僕自身もよく分かってないんですけど、ビジネスをやっていく上で、仲間というか環境というか、すごく大事だと思うんです。

それって、どのコミュニティに入るかでも結構決まってしまうような気はするんですけど、実際問題1人で何かをしようとした時に周りに引っ張られるというか、モチベーションが続かない人もいると思うんですよ。たとえば同じ志を持った仲間に出会うためにはどうすれば良いでしょうか?。

結果を出している人はドラクエを徹夜でついやっちゃうような感覚を皆持っているので、モチベーションを気にする段階で1つ次元が違うと感じる部分も正直あります。ただ、環境の変え方として良い事例もある。例えば健太がアイマーチャントに来た時って、どんなケースだったかってことだよね。
“小川健太”
なるほど!そうですね。ちょっと特殊なのでお話をしますと、僕は菅さんの本を読んで「こいつはスゲェ」と思ってですね、もっと知りたいなと思って検索をしたら、当時やってた菅ゼミナールっていう若手起業家支援の事業のページにたどり着きまして。そこでいきなり電話をしました(笑)。
そうそう!申し込みフォームあったのに電話してきたんだよね。ルールの無視っぷりが超少数派!(笑)。
“小川健太”
そこで菅さんにも電話を代わって頂いて(笑)。面接してくれる!ってことになって…あ!僕、思いっきり飛び込んでますね。
うん、答えがあるとしたらそういうことじゃないかな。何かしらのブログを立ち上げて情報発信したり、SNSで投稿して行く中で繋がりができることもあるかもしれないけれど、自分が飛び込みたいというか、興味を持ったところに行けば、そこでの出会いは必ずあるし、刺激ある場に飛び込むことでモチベーションもグっと高まるんじゃないかなと思います。思います…というのは僕自身、モチベーションを気にしたことがないので健太がどう感じたかの方が、聞いてくれている人にとってきっと参考になるよね。
“小川健太”
今の話で思ったんですけど、僕はいきなり菅さんのところ行ったじゃないですか?そうすると僕以外にも菅さんの周りには人がいるわけです。事務所の人もそうですし、コンサル会員さんもそうですし。その方々って、僕と同じように、「菅さんは魅力のある人だな」と思って集まってきてる方なので、いきなり話が合うんですよね!
大多数から抜け出した少数派という突き抜けた部分だけを見ても話が合うと思います。みんな変わったところがあるというか、地元に帰ればみんな少数派というか(笑)。

でも、少数派が集まれば、その中でまた大衆性が生まれて、そこからさらに少数派、少数派ってことで、自然とエッジが効いてきます。よく自己ブランディングとか、USPをどうするかとか色々あるけど、少数派に行けば行くほど、いい感じに尖ってきてるなと思う。

“小川健太”
今話してて順番を考えていたんですが、仲間を見つけようじゃなくて、師匠を見つけようの方が早い気がしました。
それも間違いではないと思うけど、僕自身の実体験では師匠がいないので何とも…。お世話になってる先輩はもちろんいて、僕が勝手に尊敬して目標にしている人がいて、その人に声をかけてもらうために結果を出そうという気概で燃えている状態は常にありました。今もかな。「菅ちゃんの力を借りたいんだけれど…」と言われる存在になってやる!っていうのはかなりありました。当時の収入差は100倍くらい(笑)でも、そんなの関係なくて、この人の支えになるんだと!
“小川健太”
菅さんの起業当初の話なんですけど、ずっと1人だったんすか?
ずっと1人です。1年ぐらい1人で、共通の話題でしゃべれる友人はいないし、同級生は皆就職していくし、僕の選択肢は間違ってると言う友人も多かった(笑)そんな背景もあったので、1番最初にネットでたまたま声をかけられて、新宿で会った先輩起業家さんがいたんだけど、共通の話題で話が出来ること自体が幸せすぎて感動した記憶があります。

自分の考えやマーケティング方法を「あ~いいね!それ面白いじゃん!」と言ってくれる人の存在が嬉しすぎて、僕がビジネスを通じた出会いにハマったのも、そこが大きいかもしれない。「自分が飛び込んだ先は未知の領域だとしても、そこでまた同じフィールドで頑張ってる人と出会えるんだ!」と思った瞬間でもあります。

出会おうと思って出会ったわけでもなくて、自分が提供できるものが無いうちは人と会わないという意識もありました。でも、尊敬している先輩方に対して「僕と話してて面白いと思ってもらいたいな」と!そのためにはもっとスキルを磨いて結果を出そうという気持ちになりました。振り返れば、全ての行動源を“人”中心にして現在に至ります。

憧れの先輩からは、結果的に某通学制のビジネス塾を任されたり、対談しようと声がかかったり、そこがすごい達成感で嬉しかったなあ。充実感がお金じゃないところになっているけど、好きなの人の力になれるのは嬉しい!

“小川健太”
そこは菅さんの強さだな…としみじみ思いました。(笑)
でも「人」に興味を持って力にするという感覚を持つと、より一層日々が充実して面白くなります。親友のハオロンさんは、自分自身が相手の中に存在するためには、相手に利益をドンっと持っていくことだと。相手の空間の中に自分を存在させるみたいな。僕と言ってることのニュアンスが違うだけであって、根っこの考え方としてはハオロンさんと同じです。
“小川健太”
自分が提供できるものは何か、みたいな。
役立ちながら関係を築きたいんです。なぜかというのも色々あって、今まで飲み会があるときに、大学卒業してからの飲み会とか、僕だけちょっと危ない人になっちゃってるわけです。「なんか起業するらしいぞ」、「なんか全然儲かってないらしいぞ」と。独立当初は年商6万なので何も言えません(笑)そこで、話が合わない中で、みんなは定番の会社の愚痴とかで盛り上がるんです。

でも、僕が起業家さんたちの飲み会に初めて行かせていただいた時は別世界!もうすごいよね、夢だらけ!語ってるのが夢の国!みたいになってるんです。第三者から見ればドン引きする空間かもしれないけれど、愚痴や不平不満の世界より、夢を語り合う場に身を置きたいと強く思いました。この空間にまた呼ばれるためには僕は何をしたらいいか、そんな気持ちに駆られるんです。だから人に会うことは“やる気スイッチ”ですよ僕の中で。

“小川健太”
菅さんの起業当初の話をもっと聞きたいなと思ったんですが、そろそろいい時間になってしまったので。(笑)
休日会議はほんとシュッシュっとまとまった感じなんすね。はい、分かりました♪

“小川健太”
というわけで、第2回休日会議でした!ありがとうございました!

“菅智晃

ありがとうございました!

 

 


まとめ

ライスワークは生活の収入基盤となる大切な要素です。ここさえ固めることが出来れば、極端な話ですが「どんなに薄利なビジネス」だったとしても思い切り好きな事に挑戦できます。そのためにもライスワークは継承を意識してパッケージ化する事を前提に構築していきます。人に任せて時間を生み出し、その時間であたらな基盤作り、もしくは理想のビジネスへの一歩近づいたビジネスに着手していきましょう。結果を出している人達は少数である以上、大多数と同じ考え方や環境からは抜け出した方がチャンスは大きいです。また抜け出した先にも大衆性を感じる事は必ずあります。例えば、新規獲得に躍起になっている方が多ければ、そこでもお客さんに向き合うという少数派が長期継続モデルへと繋がります。

ABOUTこの記事をかいた人

株式会社アイマーチャントの代表取締役をはじめ8社の役員を務める経営者。 小資金戦略の第一人者として顧問コンサルティングでは、未経験者が7割を超える中、過半数が経営者として独立。2003年、個人インターネットビジネス黎明期より資金3万円で独立し、多岐に展開出来るビジネスモデルを構築。自社が得意とする6つのモデルを基軸に、独立起業の登竜門としてコンサルティングとプロデュースに従事。 著書「小さくて強い会社の作り方」「メール起業40の成功法則」