マーチャントクラブに欠かせない存在となった映像クリエイターであり、独立起業支援としてマーケティングを指導している井坂光博さん。大学在学中に盟友である加藤芳郎と株式会社KNOCKを設立し取締役に就任。その後、紆余曲折ありながら現在はKNOCKを離れ、対面に特化して自分の持てるすべてのスキルを直接指導しています。(注:株式会社KNOCKとの関係は良好です。)

ほっとくとすぐに地下に潜っちゃう井坂君を、改めてピックアップして、彼から見たマーチャントクラブの話や、独立してから軌道に乗せるまでの経緯についてもお伝えすることで学びをシェアしていきたますね。

井坂光博さんへのインタビュー(マーチャントクラブ)

マーチャントクラブはどんなところなのか?小川健太が井坂光博さんへインタビューをしています。貴重なロン毛時代の井坂光博さんの映像です。

井坂光博さんプロフィール

Art1st代表。2013年に7月に動画クリエイターとして起業を決意し、2014年5月に売上100万円を達成。2年間でおよそ30件の動画制作、法人2社の動画マーケティングコンサルティング、自社含め5件のセールスプロモーションに従事。

自身が脚本と制作を担当したセールスプロモーション動画は最大40%の商品成約率を記録。2015年10月よりArt1st(アーティスト)を起ち上げ、個人の独立起業支援コンサルタント、マーケターとして活動を開始。セミナーや講演会、自身のブログにて、起業という生き方を目指す人への情報を発信中。

趣味はYouTube動画鑑賞、特技はカッコイイ写真を撮ること。夜行性。※Art1stのプロフィールより引用

大学在学中に独立した井坂君。ふとした出会いをきっかけに、大学講演や様々なセミナー企画で共演しました。今ではアイマーチャントの事務所で一緒に活動しています。

大学在学中に友人の加藤芳郎と株式会社KNOCKを設立。

※以下は井坂光博さんからのメッセージです。

僕が起業したのは2013年7月 大学3年生の頃です。当時山梨に住んでいて結婚式の撮影のアルバイトをしていたので、その撮影の技術を使って自分でビジネスをしようと思いました。当時真っ盛りだった「就活」を 放棄して、起業の道に入っていきました。2014年の7月に代表の加藤芳郎と共に株式会社KNOCKを起ち上げ、そこの取締役として動画制作とマーケティングの部門を 担当していました。

2015年の9月までに30件以上のプロモーション映像制作 自社含め、5件のセールスプロモーション、2件の動画マーケティングコンサルティングに従事。現在は個人で動画を創ったり、マーケターとして自身のビジネスをしながら、これから独立起業をしようとしている方に向けて情報発信をしています。

井坂光博と菅智晃の出会いから現在まで。(井坂光博談)

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菅さんとの出会いは 2014年の春に行われた花見でした♪菅さんは夕方の1次会からやってきてました。(昼から0次会をやってました)

僕が菅さんとはじめて話したのは 2次会で隣の席になったときのこと。写真のことについて めちゃくちゃ深く質問をされたのを 覚えています。「望遠レンズでの風景の切り取り方で 、何か表現に違いはあるの?」と素人の方で聞いてきたのは 菅さんがはじめてでした。笑

その時に僕は菅さんから「カメラの師匠」 の認定をいただいたのですが 本人が覚えているかどうかは 果たしてどうでしょう…笑 (僕は一生言い続けます♪)その後3次会まで行って、ほぼ僕達と菅さんたちのグループになって、そこで菅さんの本性(?)を聞いたり、ビジネスのアドバイスをしていただいたり、もう完全にただ者じゃない印象を 植え付けられました。(あと磯丸水産のレモンサワーがなくなるんじゃないかと思うくらい 、レモンサワーを飲んでたのを思えてます)

そして、ふと電話をかけに外に行った菅さんは… 戻ってきませんでした。

「あれ?菅さんいなくない?」 ってみんなでなって、僕がちょっと外に見に行ったら ねてました、外で(笑)ちょっとした段差に腰をかけて、股間のところにiPhoneが置いてあって、手首を内側に折りたたんで 手の甲を道路で冷やしながら 寝ていました。(すごい格好だったのに  写真がないのが残念!)

「やっぱり…ただ者じゃない…」とか思いながらも、このままだと本当に凍死すると思ったので(2月で風の強い日でした♪) すぐさま救出しました。というわけで 僕と菅さんの関係は 「凍死寸前のところを救った人と救われた人」という、あたかも雪山で 遭難した者同士のような関係から スタートしました。

この後も色んなご縁が続いて、少しづつ距離を縮めて… 気づいたら菅さん主催の勉強会「マーチャントクラブ」の動画を担当したり、マーケティングの話やビジネスの話を、事務所でとんかつ弁当を頬張りながらするようになりました。

井坂光博いま僕はアイマーチャントさんと同じ場所に事務所を登記させてもらって、そこを拠点にビジネスをしています。(よく事務所に寝袋をしいて、一人で「事務所キャンプ」してます)。たまに深夜の事務所にふたりきりになって、インターネットビジネスの歴史や、あんなことやこんなことの裏話を 聞くのが楽しくて仕方ありません♪

もう半年以上も前のことですが、東久留米の「居酒屋とわ」にて僕は菅さんに 「僕にとってマーケティングは 生きるための「力」だ」ということを伝えました。僕が独立起業したのは「何にも依存せず、生きて行くため」です。もしかしたら、サラリーマンとして活躍する道もあったかもしれません。でも、それは僕にとって 「会社への依存」です。

あくまで独立した個人として 生きていくためには「力」が必要。 そして、その「力」は「マーケティング」で、ひいては、自分でビジネスを、商品をつくり販売する力。そう確信していることを 菅さんに伝えました。

そうして今現在 「井坂光博を最後まで見届ける」と菅さんに言ってもらえることは 僕の心の支えでもあります。2015年9月をもって KNOCKからArt1stへと 屋号こそ変わりましたが、変わらず僕を応援してくれる菅さんの存在は 本当に大きいです。その支えに甘えることなく 挑戦し続け、マーケティングを探求し、これからも一緒にとんかつ弁当を頬張りながらビジネスに励む所存です♪

菅智晃から見た起業家「井坂光博」

2016年現在も、休学で一応学生の立場である井坂くん。僕はこれまでに多くの方々とお会いしてきましたが、一緒に事務所で活動するのは1,000人に1人です。彼の魅力を語る事で、参考になることがあればと思い、ちょっと書いてみる事にしました[/voice]

インディーズ思考でありアンダーグランドに生息

井坂君はインディーズ思考です。流行の真逆を行きたくなるタイプというか、黙々とアンダーグランドのシーンでビジネスを組み立てて行きます。すべてのメジャー領域はアンダーグランドから生まれてくると考えると、彼は多くの人達が手を付けていない部分の開拓に強い興味があるのだなと感じます。昨今のいわゆる個人のインターネットビジネスは、既に道が敷かれているところを歩いている人が大半です。それ自体が問題というわけではないけど、新たに生み出すという事を常に模索している井坂君には素直に魅力を感じています。

ある程度のレールが敷かれて市民権を得ようものなら、彼はまたふっと消えて地下に潜り込んで何かを生み出す事を考えます。なかなかいないタイプでしょう?ただ、自分で生み出して行こうという人の多くは周囲の力を借りるのが苦手なところもあって、そこはクラブで出会ったメンバーとレバレッジを効かせて輪で輝いていってほしいなとも感じてます。

僕はたまたま早く生まれて、彼より早く独立しただけであって、年齢に関係なく井坂光博と出会えてビジネスが楽しくなりました。

ビジネススキルと自分の在り方のバランス

どんなビジネスも一度組み立てれば生涯安泰というものはありませんよね。しいて言えば、挑戦し続けることが最たる安定で、何度でも立ち上がれる力は「お客さんからの支持」と「マーケティングスキル」があれば精神的な不安のほとんどが解放されます。

テクニックさえ磨けば何とかなると考えている人が多い中で、井坂君はまず人と向き合い、人をとことん大事にするスタイルを無意識にやっていました。(無意識だったはず…笑)。長期的に続くビジネスは例外無く第三者からの一定の支持があります。それはお客さんに限ったことではなく、仲間や先輩、先生など、井坂光博のビジネスに関わるすべての人達が対象です。

ただ、人を大事にしていくだけではビジネスのスキルは磨かれません。彼らの力になるという気概を持つ事で、ビジネススキルを常に磨くという必然とした理由ができます。また、自社商品をお客さんに届けるためにも、様々な施策が必要になります。井坂くんはこのバランスが凄く良いんです。

ビジネスは人の役に立ってこそ存在意義があります。先に相手のコップに水を満たすという感覚は、損が多いイメージがあるかもしれませんが、それをやってのける井坂君には、少しずつ周りからの支持が集まります。応援される人が大きく結果を出す事が多い以上、先に気持ちよく相手を応援するという姿勢は、1つ1つが小さな積み重ねだったとしても、やがて大きな差を生むと改めて彼を通じて実感しました。

5年、10年とビジネスを継続させるために

5年、10年続くビジネスの礎は人です。自分以外の第三者に常に与える、どの立場でも与えるという姿勢は、アピールをせずとも周りがほっとかない状態になってきます。実際、井坂くんの商品が出る時には、弊社のメディアからの紹介を積極的にやってASPのランキング1位に導く事が出来ました。また、少なくとも僕は今こうして井坂君の記事を書いているのは、彼を知ってほしいという自発的な思いからです。

これからも学びと交流をクラブで満喫しながら「過程の充実=大きな結果」になるという事実を体現して証明していきます!最後までお読み下さりありがとうございました!