2016年11月。マーチャントブックス第一弾となる石原佳史子さんの「人生もビジネスも流されていればうまくいく」が発売となります。マーチャントブックス創刊にあたり、監修である菅智晃よりマーチャントブックスのコンセンプトなんかをちょっと語らせてください。

マーチャントブックスでは、著者のリアルな「実体験」で得た教訓や学び、そして一歩前に踏み出してもうために体系化した思考やテクニックをお伝えしていきます。また、読んで終わりではなく、その後は著者と会える機会があり、インターネットを通じて繋がる機会を積極的に設ける事までを含めて企画しました。

著者は、経営者の学びと交流の場として開設したマーチャントクラブに所属している「輝いている経営者たち」です。僕自身、毎月多くのメンバーと直接会って話す機会があり、彼ら1人1人の魅力をもっと多くの人達に知ってもらう事で、ビジネスをする事に対する楽しさを様々な角度で広めていきたいと考えていました。

どれだけデジタル化が進み、効率化や自動化の波が押し寄せてきても、ビジネスの要は支持してくれるお客さんや仲間であり、綺麗事を抜きに人である事をこれまでの十数年のコンサルティング経験で実感したからです。

書籍で考え方や方法論に触れ、直接会って話を聞く、交流を積み重ねる、そして、そこに集まる仲間と共に切磋琢磨してビジネスライフを満喫するという流れは、デジタルからアナログへ逆行しているように思うかもしれません。ですが、ビジネスは人と人。

デジタル化は1つの利便性として上げられる要素に過ぎず、インターネットを駆使したビジネスだとしても、対話に勝る成長はありません。

情報過多の現代においては、9割は検索エンジンから収集する事ができますが、結果が出ない人がごまんといる背景があります。これは「方法論」だけを学んでも活かしきれないという事実を証明しています。

そこで、従来のビジネス書は「誰が書いているか」という印象がさほど残りませんが、マーチャントブックスは「何が書かれているか」への興味をきっかけに、あえて著者のパーソナルな部分も含めて1冊の本にしていく事を意識しました。

僕たちは、インターネットを活用したビジネスに可能性を感じて飛び込んだ者同士。著者と読者という関係ではなく、書籍をきっかけにご縁が生まれたらと思っています。そのためには全力で満足いただける内容に仕上げる事が最低条件。その先の出会いをメインに据えている以上、著者も惜しみなく全力で原稿に向き合っています。

マーチャントブックスをきっかけにビジネスで結果を出した後は、今度はあなた自身が「後に続く人たち」に向けて、書籍を通じてメッセージ投げかけるというサイクルが生まれたら、これほど嬉しい事はありません。

ビジネスの醍醐味の1つに出会いがあります。年齢の垣根を越え、職業の壁を超えた仲間との出会いは、人生そのものを豊かにしてくれます。輝いている経営者の手法や考え方に触れる事で、あなたの人生にきっかけを届ける事が出来ればと思っております。

マーチャントブックスの書籍を読んだ後、ぜひ著者へ一度連絡してみてください。著者と接点を持つ事で、それがあなたの中でリアルへと変わります。