失敗しないためのブランディングの考え方と方法

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ブランディングの効果には、どのようなものがあるでしょうか?例えば、提供商品やサービスの満足に加えて、お客さんと継続的に向き合っていると、あなたの商品だから買おうとか、あなたが紹介するなら入ろうという方が出てきてくれるため、新規顧客を促進するための手段と捉えている方も多いと思います。商品の内容以上にあなたに信頼が大きい場合、販売開始後すぐに申し込みをするということも珍しい現象ではありません。

僕自身も、商品の説明をよく確認しないまま、あの人(会社)が出すなら間違いないと予約したり即決で購入することがあります。iPhoneやiPadは商品が出るというだけで即予約をしていました。では、どうすればこのような状況を作り出すことができるのか? この真実がある以上は、気になるところですよね。

また、ブランドのイメージには、有名ブランドや芸能人のような有名人を思い浮かべるかもしれません。こうした広い認知を得ることでビジネスが優位に展開できるのかもしれませんが、僕が説明するブランディングは、自分の市場に対してのみ認知を得ることを狙うため「スポットブランディング」と名付けてみました。これでも十分にビジネスは回ります。

一般的にブランディングの話となると、新規を獲得するための方法として普及しています。新規獲得をする際のブランド構築方法は、商品や社名に向けるか、自分自身に向けるかの2つです。後者では、あの人が紹介するなら間違いないと感じて一定数が購入してくれるため、まさしくブランド効果と言えるかも知れません。ですが、こうした効果がある故に0から1の段階でやるべきことをしっかりとやっておかなければ、ついてきてくれたお客さんをガッカリさせてしまいます。中身が伴わないブランディングは、相手に誤解させてしまいます。ブランディングは本来、発揮できる力を最大限引き出してお客さんに知ってもらう行為と位置付けておきましょう。

新規を獲得するため、つまり外側に向けたブランド構築は、第三者からの紹介が一番強力です。まだお客さんがいない場合には、モニターなどを募って商品を試してもらうことで第三者の声を集めやすくなります。また、同業者をはじめ、リストを大量に保有しているメルマガオーナーや検索エンジンで上位に表示されるサイトオーナー、SNSで発言力のあるインフルエンサーからの紹介が、最も素早く認知を広げてくれることになります。

そのための方法は別途詳細をお伝えしていきますが、結論から言うと、小さなビジネスでは自己ブランディング(パーソナルブランディング)が非常に有効です。しかし、あなた以外の替えが利かないビジネスにならないように、後々は会社や商品を好きになってもらうための一環として行いましょう。今取り組んでいるビジネスが、あなたの理想のビジネスと合致するのであればとことんやっても大丈夫ですが、そうでない場合には通過点と割り切り、商品ブランドや社名ブランドの構築に繋げていった方が良いです。

外側に向けたブランディング活動は内側をしっかりと固めておかなければ、新規を常に追いかけるビジネスを余儀なくされてしまいます。すべての人を対象としたブランディング、自分が勝負する市場でのブランディング、SNS内でのブランディングと日々細分化されていますが、出会ったお客さんと関係性を構築していくことで、お客さんからの認知定着を考えていきましょう。

自分自身が広告塔となり大きな利益に貢献しているブランディングがある一方で、それほど表立たずに5年、10年とビジネスで成果を上げている方も大勢います。それは、スポットを当てる対象を、既存客やパートナーをはじめとする関係者に対して徹底するというものです。世間がどう賑わっていようが、注目されている人がいようが関係ありません。お客さんにとって、関わるパートナーにとって、まず名前やサービスが浮かぶ認知度向上を目指すことが、僕の行き着いた最たるリピーター増殖方法であり、口コミ発生の起爆剤であり、継続的にビジネスが続く支えの部分となります。

何がお客さんにとって嬉しいのかは、自分に置き換えてみれば簡単で、「大切にされること」です。それは、顧客フォローを怠らない背景で培われていきます。第2章でお伝えしてきたエンタメ精神を持って、お客さんに喜んでもらえるようにユーザビリティの配慮と打ち出し方を知り、表面上には見えない裏側の部分で絆を作ります。ブランドは内側から固めていく方が、磐石の力強さを発揮します。

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株式会社アイマーチャントの代表取締役をはじめ8社の役員を務める経営者。 小資金戦略の第一人者として顧問コンサルティングでは、未経験者が7割を超える中、過半数が経営者として独立。2003年、個人インターネットビジネス黎明期より資金3万円で独立し、多岐に展開出来るビジネスモデルを構築。自社が得意とする6つのモデルを基軸に、独立起業の登竜門としてコンサルティングとプロデュースに従事。 著書「小さくて強い会社の作り方」「メール起業40の成功法則」