Instagramにはどんな写真を投稿すれば良いのか(連載02)

前回はマーケティングツールとしてのInstagramの概要に関してお話をしました。次に今回は、具体的にInstagramのビジネス活用について説明していきます。

Instagramの世界観をしっかりと構築しよう

 

筆者のアカウント画面。「読書」「スイーツ」をアピールして共感する人とつながるこ。最終的には自分の書いた文章をファンに読んでもらうことが目的。

筆者のアカウント画面。「読書」「スイーツ」をアピールして共感する人とつながるこ。最終的には自分の書いた文章をファンに読んでもらうことが目的。

ここでは連載で幾つかの記事に分けてInstagramのビジネス活用法について説明していきますが、前回も書いている通り、Instagramを使いこなすためのもっとも重要な要素は、投稿する写真の「世界観」です。Instagramのユーザーはその世界観に共感するかどうかで、フォローするかを判断します。

Facebookなどではそこまで投稿の内容を吟味することは少ないかもしれませんが、Instagramで統一感のない投稿を続けると、そのアカウントは「世界観のないユーザー」として見られてしまい、共感を得たり、ファンになってもらうことができません。これはすなわちInstagramの世界から疎外され、ビジネス活用など夢の夢、となってしまうことを意味します。

ここから先、いろいろなビジネス活用テクニックを紹介していきますがテクニック以前に、まずこの世界観をしっかり作り上げないといけません。

ではその世界観とはどう作ればいいのでしょうか?

「テーマ」と「トーン」を確立しよう

前回も書きましたがInstagramで世界観をアピールできる場所は、単一の投稿と自分のアカウント(ホーム)画面です。そして誰かがあなたに興味を持った時チェックするのがアカウント画面です。ここに統一性がないと、せっかく誰かが見に来てくれても、あなたがどんな人なのか把握できずそのまま立ち去ってしまいます。

必要なのは統一した「テーマとトーン」です。

テーマとは、あなたがInstagramにアップする写真のカテゴリーやジャンルを意味します。例えば筆者の個人アカウントのテーマは「読書」と「スイーツ」と決めています。投稿する写真のほとんどはこの二つに関連するものです。

そしてもう一つのトーンとは、写真のタッチ=被写体とフィルターです。

Instagramは「おしゃれ系」スマホ写真の元祖ともいえるサービスで、ユーザーはInstagramならではの加工された独特の写真のトーンに馴染んでいます。そのため、無加工の撮影したままの写真はInstagram上では好まれません。Instagramにアップする写真は、最低限アプリ上でフィルターを利用することが必須なのです。場合によっては事前に他のアプリで加工することすら当たり前なのです。

ビジネス臭のするアカウントは無視される

もう一つInstagramで気を付けたいポイントがあります。

それは、いかにもビジネスだけが目的なアカウントは無視される、ということです。この傾向は他のSNS(Facebook、Twitterなど)と比べてさらに顕著です。

ただし、ファッションブランド、ヘアサロン、飲食など「おしゃれな商品、サービス写真」をアップできる業種はこの限りではありません。というか、むしろこういったアカウントはInstagram上においては優遇されるといっても良いでしょう。Instagramユーザーはこういった「オシャレ」な情報や写真を探しているのです。

だからこそ、上記のような「オシャレ感」をアピールできる業種がInstagramに取り組むことは、ブランディング手法として必須なのです。

ただし一部「Instagramをビジネスで活用!」という方とそれに影響されている人たちが、お互いに「いいね」しあっているようなケースもありますが、内輪同士で「いいね」しあったところで意味がないという話は、ここで改めてするまでもありませんよね。必要なのはあなたのファンをさらに虜にすること、あるいはまだあなたのことを知らない人に良いイメージとともにブランドを知ってもらうことなのです。

Instagramのトーンをどこで学べば良いのか

とはいっても、写真がもともと好き、という方でなければ写真のトーンと言われてもピンとこないかもしれません。どんな写真をどんなフィルターで投稿すればいいのか。

それを学びたい時初めにチェックするのがInstagramアプリの「検索」画面です。画面下の「虫眼鏡」アイコンをタップすると、いまトレンドの投稿が一覧で表示されます。これを一つずつ確認してそれぞれの写真のテーマや、どんな色目でフィルターが使われているかチェックして見ましょう。

検索にキーワードを入れてみても良いでしょう。基本的にキーワード検索あ「#(ハッシュタグ)」で行いますので、任意の単語からハッシュタグ検索を行います。検索結果として表示される一覧の上部には、ユーザーの反応が多い人気投稿が表示されます。これをチェックすれば、自分が関連する検索語をハッシュタグ設定している人気の投稿を確認できるので同様にどんな写真やフィルターが使われているかをリサーチしておきましょう。

どうしてもその傾向がわからない人のために、筆者が感じているInstagramの写真の「お作法」を最後に紹介しておきます。

  1. 写真は左右対称、バランスよいものが好まれる。
  2. 食べ物や小物などは「真上から」とる
  3. 背景はできるだけ真っ白に
  4. フィルターは淡いトーンが好まれる
食べ物や小物の撮影例。この基本スタイルを守っていけば世界観から大きく外れることはない。

食べ物や小物の撮影例。

写真テクニックやテーマの選定法などは、また改めて紹介していく予定です。まずはInstagramアカウントを作成し、アプリからいくつか写真を投稿してみましょう。

なお、Instagramはアプリからしか投稿できません。パソコンでも利用できますが、投稿とコメント機能しか使えませんので要注意です。

 

必ずしも100%参考になるとは限りませんが、筆者の個人アカウントを紹介しておきます。まだまだ改善の余地もあるのですが、いろいろなテクニックを織り交ぜながら順次アカウント強化を進めていますので、よろしければフォローしてみてください。

https://www.instagram.com/hysataka/

筆者のアカウント画面。「読書」「スイーツ」をアピールして共感する人とつながるこ。最終的には自分の書いた文章をファンに読んでもらうことが目的。

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ABOUTこの記事をかいた人

東京都杉並区出身。愛知学院大学文学部心理学科中退。セールスプロモーション&アドバタイジングプランナー/デジタル系書籍・記事執筆、セミナー・スクール講師、WEBコンテンツクリエイター。T専門の広告代理店ディレクターとしてBUFFALO、ブラザーなど地元IT企業の広告、販促ツールを制作。27歳で個人事務所として独立。その後はトヨタ自動車の海外向け販促ツールなどのプランナー、クリエイターとして活動。クリエイティブ以外にもデザイン専門学校講師やインターネット黎明期にセミナーの講師としても活動。2012年から2014年にかけて計16冊の単行本、ムックを執筆。