プロフィールの書き方で困っている、何を書いてよいかわからない、そもそも書ける事がないという方へ。プロフィールの書き方を一挙公開していきます。プロフィールの重要性について、そして注意点については下記の記事にまとめてありますので、まだ読まれていない場合は一度目を通しておいてください。

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プロフィール項目と順番

順番に一つずつ解説していきますが、全体としての流れは以下の形になります。完成系の例として菅智晃のプロフィールを掲載しておきます。woerdpressでは固定記事1ページまるまる使ってプロフィールを作成しています。略歴部分はSNSやその他メディアのプロフィールにコピーで記載出来るボリュームになります。

基本情報(写真、名前、会社名及び屋号、肩書き)

-略歴-
② 経歴(現状を書いて遡る。)出身校、出身地>)
③ 趣味(資格、家族、スポーツ、好物)
④ 実績(売上とは限らない。数字を入れる)
⑤ セミナー関連実績(タイトル、規模、時期)
⑥ マスコミ掲載歴(媒体名、雑誌名、時期)
⑦ 保有メディア

-思いと学び-

1:「今のスキルやノウハウをいつ身につけたのか?」or「いつ挑戦したのか?」
2:「スキルやノウハウを身につけてどう変わったか?」or「挑戦してどんな事を得たか?」
3:「今のビジネスで誇れる事は何か?」or「挑戦して誇れる事は何か?」
4:「なぜ今のビジネスを始めたのか?」or「挑戦したのか?」
5:「あなたのお客さんはどう変わったか」or「あなた自身はどう変わったのか?」
6:あなたが対象とするお客さんへのメッセージ

プロフィール項目と書き方【基本情報】

名前、写真

名前はしっかりと明記しましょう。名前を公開したくないという方も一定数いますが、0スタートを切れるところをマイナススタートであえて始めるかどうかだけです。ハンドルネームで結果を出している人もいますが、彼らはマイナススタートを他の部分で人一倍頑張る事で補填してきたと考えて下さい。

第三者の目線に立ってみましょう。名前がわからない、語らない人からのオファーより、素性が明らかな人の方が安心できます。また、ビジネスに対する姿勢を疑う人もいるでしょう。後ろめたいビジネスをするわけではないので、ここは堂々と名前を出して、覚悟を持って臨んでほしいと思います。

もし、ハンドルネームで展開する場合は、圧倒的なコンテンツのクオリティで勝負していけば、名前がどんなものでも気にならない存在へ昇華していきます。どちらを選択するかは自由です。

写真に関しても名前とまったく同じ説明となります。

会社名、職業、屋号

個人事業主の屋号は届け出を出さなくても作るのは自由です。僕は法人化するまでは「アイマーチャント」でした。通常、取締役が2名以上いる場合に代表取締役という肩書きを使用しますが、これは各人の自由です。自分の名前を押し出してサービス提供をしていくと事業継承が難しくなるケースがあります。

お客さんに向けて個人ブランドを主張していく事は、言い換えれば、自分がいなくては回らないビジネスを作るとも言えます。

例えば、菅智晃がいるから成り立つビジネスというレッテルです。僕は個人事業主の頃からアイマーチャントの名前を知ってもらえるように関わるスタッフ全員に名乗ってもらっていました。法人、個人に関わらず一つ名前を用意しましょう。

肩書き

あなたは何が出来る人なのか?それを一言で表現するために便利なのが肩書きです。ただ、肩書きに自分を当てはめる事で可能性を狭めてしまっている人が多いのも事実です。僕は時と場所によって肩書きを自由に変えています。

マーケティングコンサルタントを名乗る事もあれば、独立起業コンサルタントと変更する事もあるし、時には小資金マーケティング、小資金起業といった造語で自分を表現することもあります。自由に肩書きを変える時は、肩書きに縛られてチャンスを逃すのは勿体無いと感じ始めた時。後々は何者でもあって、何者でもないような個性を打ち出していく事を前提にして、まずは対外的に見せる肩書き(定着させる肩書き)を用意しましょう。

また、各メディアの名前(アメブロ、Facebook、Twitter、instagram、LINE、Youtubeなど)を使用した肩書きは短命なので、短命である事を理解した上で瞬発力を発揮したい時に使いましょう。短命の理由はmixiコンサルタントという肩書きのままで、現在の自分を表現しきれない時が来るという事です。検索エンジン対策として複数の肩書きを書いて、「このように呼ばれています」という書いておく方もいますが、プロフ冒頭の肩書きは1〜2個にしましょう。

書ける肩書きが思いつかない場合や、未経験で飛び込んだ際には「小さくて強い会社の作り方」に掲載されているサービス利鞘モデルを使用して、映像制作やWEB座デザインなどの抑えやすくて需要のあるサービスを持っておくのも一つです。さらに競合と差別化するために、○○の映像制作専門、○○のWEBデザイン専門と明記してエッジを立てるのも良いでしょう。(ex 不動産屋専門のWEBデザイン、士業専門のプロフィール映像制作など)

プロフィールの書き方

① 写真
② 名前
③ 会社名及び屋号
④ 肩書き

まずは基本となるこの4つの情報を記載していきます。また一切の肩書きを持たずとも、公言する、宣言するという行為が周囲を惹きつける事もあります。まずは自分が挑戦して、その過程と結果をフィードバックするブログだったり、いつまでに○○を達成するという目標、宣言のシェアをするなどして、異色のプロフィールにしていきましょう。

プロフィールの項目と書き方【略歴】

略歴は、自分自身が何者で何が出来るのか?どんな考えの中でビジネスに取組んでいるのか?今までの経験を文章に乗せたものです。僕はビジネス経験の集約先が略歴だと考えています。

相手にはわかりやすく伝える事が出来るようになり、自分自身の考えや在り方、展開しているビジネスを整理する事ができます。略歴は経験をどれだけ積んでも文章量はさほど変わりません。経験を積み重ねて濃度の濃い文章へと定期的にアップデートさせていきましょう。

経歴

略歴の書き方は、まず現状を書きます。そして、過去から現在の流れという順番で書いていきます。出身地や出身校は任意で構いません。閲覧者の中には出身地や出身校で共通項を見出してくれる人もいます。僕は静岡生まれですが、物心がつく頃には東京に住んでいたので書きませんでした。また、出身校は極普通の大学なので、それ以外のアピールポイントを見てもらうためにもカットしました。

略歴は「ですます調」ではなく「だである調」で書いていきましょう。あと「孤高のカリスマと呼ばれている」とか「稀代のマッケターとしての呼び声が高い」とか「人気コンサルタントとして活動中」などなど、第三者が紹介してくれる分には大丈夫ですが、自分で言っちゃうのは凄く恥ずかしいので注意してください。

株式会社アイマーチャント代表取締役株式会社KNOCK取締役副社長。2003年、個人インターネットビジネス黎明期より資金3万円で独立。編集者型モデル、箱型モデル、サービス利鞘モデル、量産型会員制モデルを基軸に、独立起業の登竜門としてコンサルティングとプロデュースに従事。

広告費0円で1億3000万円の売上は粗利益70%。仕組み化による完全自動化で1億円の売上、常時50〜60のサービスを実質1人で運営する効率化など、ビジネスモデルの構築専門家としても活動。一方で、小資金戦略の第一人者として独立起業の登竜門となる顧問コンサルティングに2007年から始動。未経験者が7割の中、過半数が経営者として独立。

起業志望者には何度でも0から立ち上がれるマーケティングスキルの徹底周知、フリーランスを含む技術者には労働収入型からの脱却を指導。時間と収入の両面を自由にしていくライフスタイルを推奨する。

現在はライフワークを中心に、地元の店舗コンサルティングを無料実施、月1回の勉強会と交流会を全国各地で開催するクラブの設立。また、就職と起業が全ての方にとって同列の選択肢となる時代作りを目標に、セミナーや講演を開催。好きな事は起業志望者や経営者との交流。プライベートも99%がビジネスで出会ったクライアントやパートナー。

2016年以降は、中小企業から上場企業までマーケティングを中心としたアドバイザーやプロジェクトに参画。マーチャントブックスでは全シリーズの監修者として輝く経営者の認知拡大に努める

株式会社アイマーチャント菅智晃プロフより

趣味(特技、資格、家族、スポーツ、好物)

同じような肩書きが溢れている場合、またはオリジナルの肩書きが微妙な場合でも、プライベートな部分から共通項を見出してくれる例は多いです。僕はゲームやダーツ、麻雀といった好きな事を書いて、多くの経営者さん達と交流が広がりました。

ペットを飼っているいるのであれば、犬や猫に夢中である事を書いても良いし、旅行が好き、鉄道が好きという趣味も1〜2行でまとめて書きましょう。スポーツや好物も同じように、キャラ設定ではなく、素のままを書いて大丈夫です。

好きな事は起業志望者や経営者との交流。プライベートの友人も99%がビジネスで出会ったクライアントやパートナー。趣味はダーツと麻雀、2歳の娘とアンパンマントークで花を咲かせる事。

実績(セミナーやマスコミ掲載歴を含む)

実績の中でも、初見の人たちが一番目に入りやすいのが数字です。ただし金額面は略歴の文中にサラっと織り混ぜるくらいがちょうど良いです。特に売上額を時系列に淡々と書くだけだと、中身のないよくわらない数字至上主義に映ります。また数字だけではなく、セミナーの登壇実績や表彰経験なども最初のうちは略歴に載せていきましょう。

この部分で書ける事がほとんどない場合は、現在誰から学んでいるのか、何に興味があって挑戦しているのかといった事柄でも大丈夫です。ここにアピールポイントがないと、略歴全体の文章が薄っぺらくなります。誰が何を発信しているかという見方が強まっていく中では「専門家」である事が非常に有利となります。その専門性を裏付ける実績が乏しい場合には、考え方、在り方に加えて基本情報の部分で大きな宣言をしていきましょう。

また、数字に関しては金額だけではなく日数や人数といった数字でも構いません。(ex起業後30日間で〜〜〜、7日間で100名の〜〜〜等)。キャリアを積めば積むほど、一つ一つのセミナーに関しては書けなくなってくるので、略歴を濃い文章にアップデートしていきます。(ex年間120回の登壇、プロデュース成功率100%等。)

著書 「小さくて強くて会社の作り方(2014年)」増刷キャンペーン実施中! 「メール起業40の成功法則(2007年)」

監修 「人生もビジネスも流されていればうまくいく」 (2016)
  「ずーっと売れるWEBの仕組みのつくりかた」(2017)
  「UP-BLOG -申し込みが止まらないブログの作り方」(2018)

保有メディア

Facebook、Twitter、instagram、LINE@、Google+、Youtubeなどのメディアを活用している場合には、アンカーテキストリンクで並べておいても良いです。

Twitter
Facebook
Youtube

思いと学び

ここは誰もが力を入れて書ける部分です。ただ淡々と自分の過去の体験を語るのではなく、読み手に「あなたの考え方、在り方、生き方」はもちろんの事、学びを提供するつもりで書いて下さい。僕は4つの話にまとめましたが数は自由です。書いていくポイントで押さえておきたい部分は、読み手が「なぜ?」と思う事を踏まえて文章を書いていく事です。

1:「今のスキルやノウハウをいつ身につけたのか?」or「いつ挑戦したのか?」
2:「スキルやノウハウを身につけてどう変わったか?」or「挑戦してどんな事を得たか?」
3:「今のビジネスで誇れる事は何か?」or「挑戦して誇れる事は何か?」
4:「なぜ今のビジネスを始めたのか?」or「挑戦したのか?」
5:「あなたのお客さんはどう変わったか」or「あなた自身はどう変わったのか?」
6:あなたが対象とするお客さんへのメッセージ

スタートしたばかりという方は、右側の問いを盛り込んで伝えたい思いを文章にしていきましょう。参考文章として菅智晃のプロフィールを載せておきます。

菅智晃プロフィール

長文は読まれないのではないかと考える方もいるかもしれませんが、僕は逆にポジティブに捉えています。初動で伝えたい事を最後まで読んでくれた方は、僕の理想のお客さん、もしくは理想の仲間である可能性が非常に高いと考えています。また、最後にメールマガジン登録フォームを用意しておく事で、僕自身の事を知った上で登録してくれる人がいるため、濃いお付き合いが出来る可能性も高いと。

また、完全にメールアドレス取得を目的とした場合には、別途LPを用意します。広告で回していく場合にはベネフィットで固めて個人的な色を消して、ブログやソーシャルメディアからの流入を狙う場合には個人の色をたっぷり出していきます。

プロフィールは作り込む事で自分自身が伝えたい事を整理することができて、相手にもわかりやすく伝える事が出来るようになります。お客さんに向けて書きながらも自問自答を繰り返して精査する必要があり、導き出された在り方や考え方、生き方は、仲間との接点にもつながります。ビジネスは受験勉強とは違って個人戦では出来ることに限りがありますが、仲間の支持を得ることで想像以上の展開が可能になります。

ぜひあなたの思いの丈を込めたプロフィールを作ってみてください。もし、作成したプロフィールを見せてくれる方がいたらご連絡下さい♪