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MERCHANT CLUB
コラム 読了目安 約14分

ビジネスコミュニティ・経営者コミュニティの選び方。何を求めて入るかで決める6つの基準

マーチャントクラブは、2014年に開設した経営者のためのビジネスコミュニティです。このコラムでは編集部が、クラブで見てきたことや主宰・菅智晃の考え、公的なデータをもとに、経営者の悩みに役立つ情報をお届けしています。

コミュニティに入ってみたいけれど、どこを選べばいいのか迷っている方は多いと思います。ビジネスコミュニティ(経営者コミュニティ)は、経営者や個人事業主が継続して集まり、学び合い、相談し合う場のことです。選ぶときは、募集ページの料金や特典の数ではなく、何を求めて入るのかをはっきりさせたうえで、そこにいる人と場の文化を見るのがおすすめです。どちらも比較表には載りませんが、いくつかの手がかりを知っておけば、入る前にちゃんと見えてきます。自分に合う場が見つかれば、ビジネスはもっと楽しくなります。

コミュニティは、特典の数ではなく、人と文化で選びます。

この記事の結論

  1. ビジネスコミュニティの価値は「そこにいる人」と「文化」で決まり、どちらも募集ページや比較表には写らない
  2. 見てほしい基準は6つ。どんな人を迎える場かが言葉になっているか、在籍メンバーの声を聞けるか、文化が言葉になっているか、平熱で続いているか、送り出せる場か、盛り込みすぎていないか
  3. 選び方の半分は入る人の姿勢で決まる。最後は「この場でなら、自分は舞台に立てそうか」で選ぶ

マーチャントクラブは、2014年の開設以来、多くの経営者と一緒に場をつくってきました。この記事では、主宰の菅智晃が語ってきたことをもとに、入る前に確かめられる選び方の基準をお伝えします。記事の中の主宰・菅智晃の話は、菅が毎週配信している音声番組「休日会議」での発言がもとです。あなたが舞台に立てる場と出会うきっかけになれば嬉しく思います。

では、本題に入ります。

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ビジネスコミュニティはどう選ぶ?募集ページに写らないものを見ます

コミュニティは、入ってみるまで中身が分かりにくいものです。教材なら目次を見れば見当がつきますが、コミュニティの価値は「そこにいる人」と「文化」で決まるので、募集ページにはほとんど写りません。

主宰の菅智晃は、選ぶときにまず「透明性」を見るといいます(休日会議#364)。定例会の様子や在籍メンバーの活動が外から見えるか、メンバーがどれくらい続けているかを確かめてみてください。外から見える情報が多い場ほど、入る前に判断しやすくなります。募集文の言葉より、そこで過ごしている人の姿を見てください。

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まず「何を求めて入るか」をはっきりさせます

コミュニティ選びで最初に決めたいのは、自分が何を求めて入るのかです。紹介や商談を出し合いたいのか、挑戦を応援し合える仲間がほしいのか、学び合い・実践できる場がほしいのか、本音で相談できる経営者仲間がほしいのかによって、合う場は変わってきます。紹介や商談を目的にした会にも良さがあり、目的に合っていれば、そうした場を選ぶのが正解です。

マーチャントクラブは、挑戦を応援し合う仲間、学び合いと実践の場、相談できる経営者仲間を求める人が集まるコミュニティです。売り込み合う関係ではなく、お互いの事業を一緒に伸ばしていく関係です。活動はオンライン中心なので、住んでいる地域に関係なく参加できます。目的がはっきりすると、次に見るべき基準も自然と見えてきます。

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基準1. どんな人を迎える場なのかが、言葉になっているか

誰でも入れる場が、必ずしも親切とは限りません。どんな人を迎え、何を大切にしてほしいのかが書かれていない場では、入ってみて初めて「思っていたのと違う」と気づくことになりがちです。菅は2021年の放送で、向き不向きをきちんと書いているかどうかを、信頼できる場かを見極める手がかりの一つに挙げています(休日会議#364)。

マーチャントクラブは「挑戦者は皆尊い」という文化のもと、事業の規模やキャリアに関係なく、挑戦する人を歓迎しています。人を喜ばせることが好きな人なら「スキルは後からいくらでも回収できる」というのが、菅の考えです。文化が合わない方に別の場を紹介することもあり、その考え方は自分に合うコミュニティの見つけ方で紹介しています。

迎えたい人と大切にしていることを言葉にしている場は、入ったあとも居心地よく過ごせる場です。

「誰でも歓迎」とだけ書く場 誰を迎えるのかが見えない 合わない人が混ざる やがて文化が薄まっていく 迎えたい人を言葉にする場 大切にすることを先に伝える 文化に共感した人が集まる 文化が濃くなり、人が育つ

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基準2. 在籍しているメンバーの声を聞けるか

主催者の言葉だけでなく、実際に在籍しているメンバーの声を聞いてみてください。番組で菅と一緒に話している仲間は、SNSでそのコミュニティに入っている人を探し、「実際どうですか」とメッセージを送ってみると話していました(休日会議#364)。菅もこの方法を勧めていて、マーチャントクラブについても、主催者より在籍メンバーに直接聞いたほうが面白い答えが返ってくるだろうと話しています。

どんな人が参加していて、その人たちがどんな活動をしているのかも、ぜひ見てみてください。メンバーの姿が見える場は、入ったあとの自分の姿も想像しやすくなります。

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基準3. 文化が、言葉になっているか

何を大切にする場なのか、何を良しとして何をしないのかが、言葉になっているかを見てください。文化が言葉になっている場は、代表が前に出なくても、メンバー同士で場が回っていきます。

マーチャントクラブも、文化の大切さを後から知った場の一つです(休日会議#385)。菅が大切にしてきた言葉を、菅個人の言葉としてではなく場の文化として根づかせるまで、本部では1年から1年半ほどかけました。体験参加のときは、代表以外のメンバーに「この場は何を大切にしていますか」と聞いてみてください。自分の言葉で答えが返ってくる場には、文化が育っています。

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基準4. 熱が落ち着いたあとも、平熱で続いているか

コミュニティは、立ち上げの初期に必ず盛り上がり、投稿も書き込みも一気に増えるものです。菅は、難しいのはその熱が落ち着いたあと、平熱の状態でいかに続けるかだと話しています(休日会議#442)。

なので、年数を見るときは、運営年数の長さだけでなく、熱が落ち着いたあとに何年続いているかを見てください。平熱で長く続いている場には、人を大切にする文化があります。

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基準5. 囲い込まず、送り出せる場か

関係を築いた人が、別の挑戦へ進んでいくこともあるでしょう。菅はそれを、小学校6年生の担任の先生のように送り出す感覚だと話しています(休日会議#385)。送り出したあとには、また新しい人が入ってくるものです。その新陳代謝が、場に新しい風を吹かせてくれます。

菅は、ビジネスコミュニティは囲い込めば囲い込むほど、メンバーの可能性が狭まるとも話しています。あわせて、運営者がコミュニティとは別の事業を持っているかも見てください。会費が売上のすべてになると、新規集客を追いすぎてしまいやすいからです。外へ送り出せる場は、あなたの可能性を広げてくれる場です。

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基準6. サービスを盛り込みすぎていないか

定例会、勉強会、講義動画、交流会、特典と、運営する人はついサービスを盛り込みたくなるものです。菅は、最初から盛り込みすぎると、続けることが大変になると話しています(休日会議#385)。マーチャントクラブの支部も、毎月の定例会、講義ビデオ、コミュニティ、交流の機会、支部ごとのイベントという核を決めて、それをきちんと回すことを大切にしてきました。毎月1回は他の支部の定例会にも無料で参加でき、毎年10月の第3土曜日には本部と支部合同の周年記念交流会もあります。

特典が盛りだくさんの場 募集時:たくさんの約束 続けることが大変になる 約束が守れなくなる シンプルな場 定例会・講義・交流が軸 需要がなければ壊して次へ 核が回り続ける

マーチャントクラブ本部では、いろいろな企画を生み出しながら、需要がなければ壊して、また新しく生み出していくと伝えています。約束の数より、核になる活動がきちんと回っているかを見てください。 基盤ができている場は、そこから企画が広がっても、ちゃんと回り続けます。

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主催者の人柄と、募集文の誠実さを見る

コミュニティで何が得られるかと同じくらい、誰がやっているのかも大切です。主催者に共感できるか、好きだと思えるかも、大事な判断材料です。菅は、いろいろなコミュニティに入ってきた経験から、きれいに整いすぎた募集文より、無骨でもまっすぐで、素直さや誠実さが伝わる文章に惹かれるようになったと話しています(休日会議#364)。

型や技法が見えすぎる募集文は、入ったあとのギャップが大きいこともあるそうです。2017年の放送で菅は、コミュニティを選ぶ基準をいくつ満たしていても、最後は主催者の考え方に共感できるかどうかの相性があると話しています(休日会議#151)。共感があるからこそ、集まった仲間との仲も早く深まっていきます。言葉の上手さより、言葉の誠実さを感じ取ってみてください。

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体験参加で確かめること

体験参加やゲスト参加ができるなら、ぜひ行ってみてください。募集ページには写らないものが、その場では見えてきます。比較表に載る項目と、ぜひ見てほしい項目を並べておきます。

観点比較表で見るところ本当に見てほしいところ
入口会員数の多さ迎えたい人を言葉にし、合わない人に別の場を案内できるか
メンバー有名な参加者在籍メンバーに声を聞けるか、活動が見えるか
文化代表の知名度・実績代表以外の人が、同じ言葉で場を語れるか
年数設立年熱が落ち着いたあとも平熱で続いているか
出口(載らない)送り出せる場か、囲い込んでいないか
サービス特典の数・開催頻度核になる活動が回っているか

体験参加では、次のことも確かめてみてください。

CHECK LIST

  • 自分の実践や失敗を報告している人がいるか
  • 在籍メンバーに、直接話を聞かせてもらえそうか
  • 代表以外のメンバーが、場の大切にしていることを自分の言葉で話せるか
  • 運営者が、参加者一人ひとりのことを知ろうとしているか
  • いろいろな業種の人がいて、自分にない知見を持つ人と話せそうか
  • 「この場でなら、自分は舞台に立てそうか」と感じられるか

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選び方の半分は、入る人の姿勢で決まる

ここまで場の選び方をお伝えしてきましたが、成果の半分は、入る人の姿勢で決まります。コミュニティは、情報を受け取るだけの場所ではなく、自分が舞台に立つ場所です。

運営する立場から見ると、「質問してください」と言っても、実際に質問してくる人は多くないそうです(休日会議#085)。菅は、良い意味で真に受けて、どんどん質問し、どんどん実践してほしいと話しています。入って1年以内に勉強会の講師として登壇する人もいれば、異業種の成功事例を自分の事業に生かす人もいます。使い方はいくつもあって、そこがコミュニティの面白さです。

もし入ってみて合わなかったとしても、その経験は無駄になりません。菅は、まず誰かとつながりを作れないかを考え、それも難しければ、その経験を自分の発信や今後の場づくりの教訓にすればいいと話しています(休日会議#364)。最後は「この場でなら、自分は舞台に立てそうか」で選んでみてください。 舞台に立てそうだと思える場なら、きっとあなたは伸びていきます。

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よくある質問

Qおすすめランキングの記事は、参考にならないのですか?

候補を知るためには役立ちます。ただ、ランキングが比べているのは料金や特典の数、会員数といった、募集ページに写るものが中心です。候補を絞ったら、この記事の基準と体験参加で、写らない「人」と「文化」を自分の目で確かめてみてください。

Q月額はいくらくらいが適正ですか?

金額そのものより、運営者がコミュニティ以外の事業を持っているかを見てみてください。主宰の菅は、会費が売上のすべてになると、新規集客を追いすぎてしまいやすいと話しています。安いか高いかより、その場が長く健やかに続く形になっているかが大切です。

Qオンラインとリアル、どちらがいいですか?

きっかけはオンラインでも作れますが、両方ある場がおすすめです。主宰の菅の音声番組でも、WebやZoomで話すとどうしても仕事の話だけになりやすく、リアルで会うと自然に雑談が生まれるという話が出ていました。仕事の外の話ができる時間が、関係を深めてくれます。

Q入会前に、中を見ることはできますか?

体験参加やゲスト参加の仕組みがある場なら、ぜひ使ってみてください。定例会の様子や在籍メンバーの活動が外から見えるかも、大切な判断材料です。在籍しているメンバーに、直接「実際どうですか」と聞いてみるのもおすすめです。

Q入ってみて合わなかったら、どうすればいいですか?

合わなかった経験も無駄にはなりません。主宰の菅は、その経験を自分の発信や今後の場づくりの教訓として生かせると話しています。続けるか離れるかの整理の仕方は、[自分に合うコミュニティの見つけ方](https://merchantclub.biz/column/community-yametai/)でまとめています。

Q主催者と相性が合うかは、どう見ればいいですか?

主催者の発信や募集文を読んで、共感できるか、好きだと思えるかを大切にしてください。主宰の菅は、きれいに整いすぎた文章より、無骨でもまっすぐで誠実さが伝わる文章に惹かれるといいます。言葉の上手さより、人柄が伝わるかを見てみてください。

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SUMMARYまとめ

人と文化で選び、舞台に立てる場を見つける

ビジネスコミュニティの価値は、そこにいる人と文化で決まります。どんな人を迎える場か、在籍メンバーの声を聞けるか、文化が言葉になっているか、平熱で続いているか、送り出せる場か、盛り込みすぎていないかは、どれも比較表には載りませんが、入る前に確かめられます。

そして、選び方の半分は入る人の姿勢で決まります。質問し、実践し、報告しながら舞台に立つほど、コミュニティはあなたの力になっていきます。

合う場は、焦って探さなくて大丈夫です。気になる場があったら、まずは体験参加で、そこにいる人の顔を見てみてください。

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主宰・菅智晃の無料メルマガ「THE GIFT」では、コミュニティを運営してきた菅自身の体験談と、そこから組み立てた方法論を届けていきます。場選びで迷っている段階の方こそ、まず読み物として役立ててください。

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マーチャントクラブ編集部

WRITERマーチャントクラブ編集部

ビジネスコミュニティ「マーチャントクラブ」の編集部。2014年の開設以来、延べ参加者は約1万人(2026年時点)、本部ほか6支部で活動しています。記事に出てくる主宰・菅智晃の考えや体験は、音声配信「休日会議」での発言と本人への確認にもとづいて書いています。

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