個人が小資金で出来るビジネスモデル実例(5/1)

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僕が実際に取り組んできたビジネスを時系列でお伝えしていきます。どれもが小資金でスタートすることができて、10年以上経った現在でも継続しているモデルです。これからビジネスを再構築しようと考えている方も、現在行き詰っている方も、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

全5回でお届けの第一弾。僕が月1000万以上を始めて売り上げた時のモデルで、今現在も形を変えながら活用している「第三者の知識やスキル、認知やブランド」の力を借りる万能モデルです。

① このページの記事なります。
複数のビジネスモデルを重ね合わせて基盤を作る実例
時間を奪われずに資金を確保するビジネスモデル構築の実例
事業をパッケージ化して継承し、理想のビジネスへ近づける実例
「1から100」より「0から1」で決定的な差がうまれる

全財産3万円。初年度年商6万円を打開したビジネスモデル

まずは、起業1年目の話をさせてください。起業資金が3万円で初年度の年収が6万円では、明らかに破綻していますよね。これが11年前に取り組んだ結果でした。当時の僕は未経験にもかかわらず、メジャーリーグのバッターボックスに立って常にホームランを狙っているようなものでした。インターネット上の甘い誘惑を鵜呑みにしてしまい、いきなり理想のビジネスを目指していたのです。結果、一発屋のような発想ばかりで、土台となるビジネスモデルから組み立てなければ結果はついてこないことを痛感しました。

当時の大学の仲間には食事のみならず、お風呂までお世話になるなど、他から見れば極貧の生活が続いていました。独立するにあたって立派な大義名分が当初からあったわけではなく、仲間と過ごす毎日が楽しくて、何とか今の環境を維持していきたいと思い、起業したというが、正直な理由です。結局、仲間たちは皆、就職を選択していきました。起業を選んだ自分の考えが甘いのは百も承知でしたが、何も生み出さない日常から抜け出したい気持ちばかりが先行していました。パソコンを見ている時間だけが過ぎているような感覚です。知識ばかりが身について、かえってそれが行動を抑止していました。

そんな日々から一転、ビジネスを始めてちょうど1年後でした。

長年付き合ってきた自分の性格は、自分自身が一番よく知っています。これば劇薬でも投じない限りやる気スイッチが入り切らない、一生変わることができないと思うようになりました。そこで意を決した僕は、インターネット上に自分の個人情報をすべてアップしたのです。顔写真、住所、名前、電話番号、学歴、持っている資格、趣味などなど。履歴書に書くようなことをすべてアップしました。当時の僕にとっては、これが決意表明であり、逃げ場をなくす覚悟の形でした。

また、ぼんやりではありますが、何かを教える、伝える仕事がしたいと思っていた僕は将来的にそのビジネスができるように逆算して物事を考えるようになりました。そして、最初の小さな成功を手に入れることになる「編集者型モデル」に活路を見出します。

当時、パソコンに向かっている時間だけは長かったので、さまざまなニュース記事をネットで見ていました。そこで気付いたことがあったのです。それは、著名、無名にかかわらず、あるテーマに絞った取材記事には、それが深くニッチなテーマだったとしても、興味ある人からのアクセスが集まっているということです。そこで僕は、コンビニの雑誌のように取材やアンケートを実施し、記事を編集して情報誌を作って販売するのはどうだろうかと考えました。

しかし、流通の仕組みを築かなければ、どんなに良い商品でもお客さんの手元に届くことはなく、存在に気づいてもらうこともできません。そこで、取材対象者の持っているメディアで告知してもらえれば、その人のファンが買うのではないかと予測しました。取材対象(商品題材)となる人が宣伝告知も担う形です。検索エンジンから何となく訪れるお客さんよりも、取材対象者が直接紹介してくれる方が濃い見込み客となります。僕は、集客の壁を最初から取り除くために、検索エンジンから販売ページに訪れるお客さんより、濃いお客さんが直接自動的に流れてくる仕組みを考えました。それが下の流れです。

編集者型ビジネスは、企画時点で売れる事が確定する

企画時点で売れる事を確定するためには、取材対象者が「告知ができるメディア」を持っているか、「リストオーナー」である事がポイントです。

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ビジネスを稼働させないうちから譲渡までを考えた理由は、本来、自分がやりたいビジネスから逆算して思いついたモデルだからです。宣伝力のある人を取材して、その方に告知をしてもらうという至ってシンプルな方法です。

どのジャンルで進もうかと考えていた時、友人がボソっと言った単語「ネットアイドル」でリサーチをした結果、今回考えていたビジネスモデルにバッチリと当てはまりました。当時、ネットで月間検索数を調べると7万件。彼女たちは個々でホームページを持っていて、ファンの方々と交流をしていました。そこでのファンとのやり取りや、トップページのアクセスカウンターを見て可能性をさらに感じました。彼女たちを囲った情報誌を作成すれば、それぞれのファンは自動的に皆、濃い見込み客となるという狙いです。

アンケートや取材を商品にするまでの流れ

商品(取材によるアンケート)
・取材テーマを決めて、テーマに沿う活動している方へ取材する
・取材をして記事をまとめてコンテンツにする

新企獲得(取材対象者のメディアで告知)
・取材した方の日記やホームページ、メルマガ、SNSで宣伝をしてもらう。

リピート(お客さんからの自作の提案を募集)
・購入してくれたお客さんの要望を取り入れて自作に活かす。

ビジネス譲渡(マニュアル化させて運営権利を譲渡)
・このビジネスの運営に興味がある人を募る。

次に、彼女たちの活動を宣伝するホームページを作成し、情報誌第二号の掲載者募集フォームや、お客さんからのリクエストフォームを設けて、次作に繋げる布石を打っていきました。ビジネスモデル構築の段階で、必ずリピートに繋がる流れを事前に組んでおけば、単発で終わってしまうビジネス展開を避けることができます。また、実際に販売をして初めて気付いたことも出てきました。情報誌の連続リリースを考えていた僕にとっては、写真集やフィギュアなどの関連商品のリリースは思いがけないヒントになったのです。

情報誌販売からの展開例

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お客さんの求めている事に耳を傾けながら企画を作っていく事で、一定数の需要ある商品を生み出せるようになります。お客さんと一緒に作り上げていくという感覚を持つと、無意識的に顧客に寄り添う視点になるため、強固な繋がりへと昇華していきます。

情報誌の販売を通して、お客さんへアンケートをした結果、情報誌という冊子だけではなく、様々なグッズに興味があることもわかりました。そこで次に、人気投票で上位に入った3名のカレンダー、フィギュアの販売をしていこうと考えました。しかし、まったく制作してくれるところにあてがなかったので、ネットで「カレンダー制作」「フィギュア制作 オリジナル」と検索しながら手あたり次第に電話で問い合わせをして、予算に見合う業者に発注をしました。

結果、フィギュアに関しては販売開始数分で完売、カレンダーも3日で完売となるほど売れ行きは順調でした。お客さんのニーズを取り込んでから制作に入ったため、情報誌以上に手ごたえを感じました。

商品作りと販促の壁がなくなる理由

企画者としてのポジションを取る事

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自分の経験やスキルで商品を作るのが難しい場合、第三者に取材やアンケートを行う事で価値ある商品を作成する事ができます。販売経験がなくても、取材対象者の認知や実績で商品が売れていきます。

大枠の仕組みを作り、規格に集まった人たちのレバレッジでビジネスが発展していくことを知った僕は、力を貸してくれた方々の期待に応え続けることで、0からでもビジネスの組み立てができるだけではなく、継続していく道筋が出来上がるのを実感しました。

自分自身が商品を作れなくても、第三者の協力で商品が完成し、第三者の協力によって商品が売れるという事実は知っておいて損はありません。この言葉だけを聞くと不思議に感じるかもしれませんが、こうして一連の流れを見てみると納得できるかと思います。ビジネスモデルを作り、自らが旗を振り、そこに集まる人達との中でさらにビジネスは派生していきます。10年経った現在も、この方法は形を変えて様々なジャンルで効果を発揮しています。

編集者モデルに濃い見込み客が集まる理由

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僕の場合、情報誌という形で商品作りも第三者の力を借りましたが、既に商品がある場合には、メディアを持っている個人に商品を試してもらう、見てもらうなどして、販促依頼をしていくのも1つの手段です。

他にも、流通させるための宣伝活動は必要になってきますが、お客さんやファンがついていなくても、「テーマ」で引き込むこともできます。例えば、脱都会暮らしを実践している方々を対象に、田舎暮らしのメリットやデメリット、移住前にやっておいた方がよかったことなどをまとめて大きく利益を上げた例もあります。

制作物は文章で冊子にするだけではなく、電子出版としての販売や、音声や映像としてダウンロードコンテンツとして販売することも可能です。ここで多くの方々が勘違いしてしまうのが、ノウハウでなければ売れないのではないかということです。ですが、僕が形成してきた情報誌のように、ノウハウだけが需要のある分野とは限りません。座椎の芸能記事に興味を示す方がいるように、ノウハウ以外にも人が知りたいと思う情報は多々あり千差万別です。

販売後は、お客さんから必ずご意見をもらえるようにして、お客様の声として取り上げる、意見を取り入れて次作へ活かすなどして、お客さんとの対話の中で支持を得ていきます。そうすることで、継続的に企画を打つことができるようになります。雑誌のライターのように、このビジネスモデルをプレイヤーとして繰り返して観光数をふやしていくこともできますが、パートナーを募って多ジャンルに展開したり、実践してきた内容を教えることで別の可能性が見えてきませんか?

また、医院や店舗に電話でアポを取って取材をしたり、いつでも自分の素性や活動内容を伝えられるようにブログやホームページにアップして活動拠点をネットに置いて、企画内容をメールやSNSで毒ってコンタクトを取る場合もあります。リアルでもネットでも、初見の方よりは何かしらで接点がある、やり取りがある方が心象は良いでしょう。

失敗しても0のままですが、交渉が上手くいけばお客さんの期待に応えることができる価値ある冊子やDVDを作る事ができます。お客さんによっては、パソコンやスマホで見たいという方もいるので、電子書籍や動画配信にして届けるという選択肢も入れると親切です。

いずれにしても、自分のスキルや経験にかかわらず、新規獲得、商品提供、関連商品リリース、リピート、譲渡という一連の流れを構築することができます。

① このページの記事になります。
複数のビジネスモデルを重ね合わせて基盤を作る実例
時間を奪われずに資金を確保するビジネスモデル構築の実例
事業をパッケージ化して継承し、理想のビジネスへ近づける実例
「1から100」より「0から1」で決定的な差がうまれる

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社アイマーチャントの代表取締役をはじめ8社の役員を務める経営者。 小資金戦略の第一人者として顧問コンサルティングでは、未経験者が7割を超える中、過半数が経営者として独立。2003年、個人インターネットビジネス黎明期より資金3万円で独立し、多岐に展開出来るビジネスモデルを構築。自社が得意とする6つのモデルを基軸に、独立起業の登竜門としてコンサルティングとプロデュースに従事。 著書「小さくて強い会社の作り方」「メール起業40の成功法則」