今回登壇されたのは、マーチャントクラブ代表の菅智晃さんです!
常日頃からインターネットにおける消費者ニーズを追求し、それに対する販売方法を考えていらっしゃいます。実践・検証を繰り返されており、信ぴょう性のある実体験ですので、ぜひ注目していただけたらと思います!
海外支部事務局長:設樂 和久
今回のテーマは『少資金できる、かつ現在の消費者ニーズに沿ったメールマーケティング!』です。
近年、インターネット上では、短い内容のものが主流になっている。Tiktok、youtubeのショートなど、むしろそれが普通になってきていると感じませんか?
長い内容、コンテンツは見られない。自分自身も読まないかと思います。
実際に私も・・・・
30分以上の動画では途中で飽きてしまいますし、LP(ランディングページ)も何度もスクロールしないといけないものは、最後まで読みません。
結果として、相手が伝えたい内容まではたどり着かない。
その状況を考えた時に、自分が提供側だったらどうでしょうか?
インターネット上でのライティング、販売をされている場合、長い文章、動画では懸念されてしまいます。
そんな中、今回ご登壇いただいた菅さんは世の中の消費者動向を掴みつつ、少資金できるビジネスについて、お話してくださいました。
今回ご紹介してくださった方法は、
ショートLP → 短い動画配信 → 低単価商品販売 → ミドルエンド → バックエンド
という流れで販売を行っていくインターネットマーケティングです。
今回の講義は、「インターネットを使って無形商材の販売を行っていきたい」「従来のメールマーケティングでは限界を感じている」という方向けの内容となっています。
ぜひ参考にしてみてください。
講師 菅智晃 プロフィール
2003年、個人インターネットビジネス黎明期より資金3万円で独立。編集者型モデル、箱型モデル、サービス利鞘モデル、量産型会員制モデルを基軸に、独立起業の登竜門としてコンサルティングとプロデュースに従事。
現在はライフワークを中心に、地元の店舗コンサルティングを無料実施、月1回の勉強会と交流会を全国各地で開催するクラブの設立。また、就職と起業が全ての方にとって同列の選択肢となる時代作りを目標に、セミナーや講演を開催。好きな事は起業志望者や経営者との交流。プライベートも99%がビジネスで出会ったクライアントやパートナー。
2016年以降は、中小企業から上場企業までマーケティングを中心としたアドバイザーやプロジェクトに参画。マーチャントブックスでは全シリーズの監修者として輝く経営者の認知拡大に努める。
著書
メール起業40の成功法則(2007年)
小さくて強くて会社の作り方(2014年)
株式会社アイマーチャントHP
プロフィール詳細
公式LINE
※毎週日曜日配信中のPodcast番組『休日会議』の最新情報もお届けしています!
講義概要
メールマーケティングの基礎と利用ツール
講義の前半では、今回のメールマーケティングの一連の流れと必要なツールをお話していただきました。メールマーケティングはインターネットを使っての無形商材の販売を目的としています。
インターネットを使っての無形商材の販売と聞くと、以下のようなハードルの高さを感じている方もいるのではないでしょうか?
・LPを作ってもアドレスを登録をしてもらえない、登録してもらっても次に繋がらない
・いろいろなツールを使わないといけない(ツールが高い)
・ステップメールを組んで何通も読んでもらう必要がある
・高単価商品を売るためには販売までの構成づくりに時間をかけないといけない
・そもそもやることが多そうで腰が重い
私も数年間、インターネットビジネスをやられている方を見てきて、上記のことを巧みになせない販売に繋げることは難しいと思っておりました。しかし、菅さんが提唱された方法はそれを払拭させてくれるものでした。
少資金でできるかつ、短い流れの方がむしろ良い。逆にステップを組みすぎると懸念されてしまうという考えがありました。
まず、少資金でできる理由として、インターネットビジネスをされている方なら使用しているだろう以下のツール。
・Wordpress
・独自ドメイン
・メルマガ配信スタンド
・ZOOM
これらを使っていることを前提として、いくつかのプラグインを使うだけで、セールスファネルの構築(一連の販売導線)が可能になります。
プラグインの利用料金は月々500円以下。著名なセールスファネルシステムに近しいフローができるとおっしゃっていました。
1件商品ができれば元が取れるぐらいの少資金で、一連の販売ができます。
そして、販売のための設計です。
400字程度のショートLPを創る → 15分程度の動画のプレゼントを配布 (視聴期限を設ける) → 動画内で980円程度のコンテンツを販売 → オーダーバンプを入れて追加購入を促す → ミドルエンド(自己学習のコンテンツ)を販売 → もう一度ミドルエンド または バックエンドを販売
以上の流れで設計していくと良いとおっしゃっていました。
この流れは、即答えが欲しい、長い文章、長い動画は懸念される。7通、8通のステップメールを配信しても、他の情報(メール)に埋もれてしまう。手軽で即実践できるものから提供して、良さを体感してもらう。
等々の消費者ニーズに応えたモデルだと説明してくださいました。
メーリングリストがあるが、放置してしまっている。または、次の一手に悩んでいる方にも良い方法だとおっしゃっておりました。
詳しいやり方や具体的に必要な要素、わかりやすいイメージ図も説明してくださっているので、気になる方はぜひ講義の動画をご覧ください。
当メールマーケティング行う上での重要点
簡潔に言います。
逆算して考えることです。
まず、バックエンドで何を販売したいかを決めてから、ショートLPや中間のコンテンツを作っていくことが重要です。
ショートLPから作っていくと、何を販売するためにやっていることなのか。途中でコンセプトがぶれてしまい、右往左往してしまう可能性があるからです。
目標設定と同じように、何を達成したいか決める。そして、それに対して、どのようなことを行っていけばよいか考えることが必要です。
この点については、講師の菅さんも強くおっしゃっていました。
これが決まらないとスタートできないというほどでした。
なので、この販売方法を行う際は、バックエンド商品を創る、または持っている必要があります。
自分自身がお客さんへ何を一番届けたいのか?
一番喜んでもらえるにはどうしたら良いのか?
自分でも価値があると自信を持って言えるもの
等をまず考えることが第一歩となります。
設樂が考える見どころポイント
ここからは、設樂が「ここは特にチェックするべき!!!」と思ったポイントについてお話させていただきます。
主観を通しての話となりますが、動画視聴の際に参考にしていただければと思います!
かなり内容が充実した講義なので、これ1つ。というのは正直難しいです。
ですが、特に着目していただきたい点は『時代の流れに沿ったマーケティング手法』であることです。
冒頭からの繰り返しになりますが、今現在の世の中は情報を得られる機会が多く、他のことに興味がいってしまう傾向にあります。
今、スマートフォンで見ていたことの30分後には、全く別ジャンルのものを見ているという経験はありませんでしょうか?
当メールマーケティングでは、その状況を防ぎ、離脱する前にオファーをかけられます。
次々と違うものを見てしまう現代の人間心理に沿った手法であると設樂は考えます。
1日目にステップメール、7日目にオファーという流れが主流だった過去と比較し、
・動画10分~15分で伝える(ショートLPから登録してくれた段階)
・視聴期限を設ける
・手軽な価格でかつ即実践可能な商品の購入を促す
等、販売までの流れをニーズに合わせて変えていっています。
マーチャントクラブの事務所へ来て講義を聞いていた方も、このマーケティング手法に凄さの表情を浮かべておりました。
そして、実践できそう!とおっしゃる方もおりました。
うまくいく。そう思わせてくれた菅さんの講義は本当に素晴らしいなと思いました。
貴重なお話ありがとうございました!
定例会当日の事務所の様子。
講義内容を熱弁してくださるマーチャントクラブ代表の菅智晃さん。ホワイトボードを使って販売までの流れをご説明してくださいました。
熱心にメモを取るマーチャントクラブ本部会員の柴田謙吾さん。いつも学びに熱心でノートを取られている姿が印象的です。(ノートのまとめ方が非常の上手です)
パソコンへ講義内容をメモする井口宏大さん。常に実践をされており、結果を残されています。
ダブル柴田さん。仲良くお話をされていました。
懇親会の風景。堺彬さんと写真を取り合いしておりました笑
井口さんは丁寧に食事を用意をしてくださっています。
空腹のあまりパンにかぶりつく漫画クリエイターの柴田晴香さん。食レポの感想は「油は美味しい。」でした。
第106回マーチャントクラブ定例会 講義ビデオ
トリップワイヤーファネルを最小限の資金で実装する施策
講義全編
前編:1時間2分43秒
後編:1時間2分47秒
補足:33分51秒
マーチャントクラブのメンバーは過去の講義ビデオをいつでも振り返る事ができます。(講師によっては当日参加者のみに公開する部分があり、講義ビデオでカットしています。)また、勉強会では交流会も含めて自由に質問が出来る環境がありますので、当日参加をお勧めいたします。
講義ビデオは予告なく公開を中止する事もありますので、メンバーは極力講義ビデオに目を通して、理解を深めていただければと思います。
※過去の講義となりますので講師の方々へ直接の質問はご遠慮ください。クラブメンバーの方で、わからない部分や聞いてみたい事は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。勉強会のテーマも随時募集しております。