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MERCHANT CLUB
コラム 読了目安 約13分

コミュニティが合わないと感じたら。辞める前に整理したいことと、次の場の選び方

マーチャントクラブは、2014年に開設した経営者のためのビジネスコミュニティです。このコラムでは編集部が、クラブで見てきたことや主宰・菅智晃の考え、公的なデータをもとに、経営者の悩みに役立つ情報をお届けしています。

コミュニティに入ってみたものの、なんとなく居心地が悪く、辞めたほうがいいのか迷っているなら、その迷いは、あなたが真剣に場と向き合ってきた証拠です。コミュニティが合わないと感じるのは悪いことではなく、合わない理由を分けてみれば、続け方を変えるのか、次の場へ進むのかを自分で選べるようになります。どちらを選んでも、その経験はきっとあなたの力になります。

合わないと感じたら、まず理由を分けてみることで、続け方を変えるか、次の場へ進むかを自分で選べるようになります。

この記事の結論

  1. コミュニティが合わないと感じるのは、悪いことではない。成長して今の自分に合わなくなることも多い
  2. 合わない理由を分けると、参加の仕方を変えれば続けられるのか、別の場が合っているのかが見えてくる
  3. 辞めることは主催者を否定することではない。主宰の菅は、一度入ったコミュニティを最後まで続け、与える側に立つことで可能性を広げてきた

この記事では、主宰の菅智晃がコミュニティを運営する中で見てきたことをもとに、合わないと感じたときの整理の仕方と、次の一歩の選び方をお伝えします。記事の中の主宰・菅智晃の話は、菅が毎週配信している音声番組「休日会議」での発言と、編集部による本人への取材がもとです。あなたが心から楽しめる場と出会うきっかけになれば嬉しく思います。

では、本題に入ります。

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合わないと感じるのは、悪いことではありません

コミュニティが合わないと感じると、自分に問題があるのではないかと考えてしまうかもしれません。けれど、合わなくなるのは、あなたが成長したからということもあります。

主宰の菅智晃は、2011年ごろ、神田にあった「ウインズスペース」という通いのビジネスコミュニティの運営を1年ほど引き受けました(休日会議#055)。閉じる予定だと聞き、当時まだ150人ほどいた会員のことを考えて、もったいないと思ったからです。その中で菅が見たのは、やりたいことが固まった人ほど、通う意味が薄れていく姿でした。高校や大学に合格したら塾を卒業するのと同じだと、菅は話しています。合わなくなったのは、次のステージへ進む準備ができたしるしかもしれません。

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合わない理由を、いくつかに分けてみる

合わないという気持ちの中には、いろいろな理由が混ざっています。2020年の放送で菅は、運営する側から見ると、会員が辞めていく理由は本当にたくさんあると話していました(休日会議#302)。

新しい場所を見てみたい、勢いのある場所へ移りたい、情報を消化しきれない、主催者に違和感を持った、不満はないけれど飽きてしまった、気の合う仲間が別に見つかったなど、どれも自然な理由です。自分の気持ちがどれに近いかを、一度言葉にしてみてください。理由が分かれば、次に取るべき一歩もはっきりしてきます。

なんだか合わない 続け方を変える 情報や予定が多すぎる 一つの場に全部を求めている まだじっくり話せていない 次の場へ進む 学びたい形が違う 望む環境が場の文化と違う やりたいことが固まり卒業のとき

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情報を消化しきれないなら、参加の仕方を変える

定例会、勉強会、動画、イベントと、用意されたものを全部こなそうとすると、誰でも疲れてしまいます。菅は、勉強会を「必ず参加」という空気にすると重くなると話し、1年休んでいても行きづらくならない場にしたい、来ていない人に「来ないんですか」と圧をかけたくない、とも話しています(休日会議#302)。

マーチャントクラブでも、毎月の定例会だけでなく、菅とさまざまな形で接点を持てるようにしています。久しぶりに参加するときの抵抗をなくすには、まず主宰の菅とのつながりを固め直すのがいちばんだと考えているからです。周年記念のような特別なイベントの前には、菅から個別にメッセージを送ることもあります。2026年からは、入会1年未満の会員に向けて、グループコンサルティングを兼ねた交流の時間を毎月設けています。全部に出なくて大丈夫です。今の自分に必要なものから使ってみてください。

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今の自分の目的と、場の形がずれていないか

合わない理由が、場そのものではなく、学び方の形にあることもあります。2019年の放送で菅は、マーチャントクラブは決められた道を順番に進む場ではなく、それぞれが必要なものを取りに行く場だと話しています(休日会議#254)。自分の軸や課題が見えていないと、自由度の高さがかえって迷いになることもあります。

一本道で順番に学びたいときは、専門の場のほうが合っている場合もあります。今の自分がどんな形で学びたいのかが分かると、合う場の姿も見えてきます。

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一つの場で、全部を満たさなくていい

一つのコミュニティに、学びも、仲間も、刺激も、すべてを求めると、どこかで物足りなさを感じてしまいます。2018年の放送で菅は、コミュニティにはそれぞれ性格や文化があり、用途ごとに複数の場を使い分ければいいと話しています(休日会議#219)。

この場では仲間と励まし合う、あの場では専門的なことを学ぶ、というように役割を分けてみてください。それぞれの場の良さを生かせると、どの場ももっと楽しくなります。

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人が合わないと感じたら、すぐに結論を出さない

特定の人と合わないと感じることもあるでしょう。2020年の放送で菅は、違うから合わないと切ってしまうのではなく、違う価値観の人と話してみると世界が広がると話しています(休日会議#342)。

2018年の放送では、最初は受け身だった人が、だんだん場になじんでいくこともあると話していました(休日会議#194)。入ったばかりの居心地の悪さは、時間とともに変わることもあります。一度じっくり話してみると、思いがけない仲間になることもあります。

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辞めることは、主催者を否定することではありません

それでも合わないなら、辞めて大丈夫です。辞めると主催者に申し訳ない、と感じる方もいるかもしれません。2023年の放送で菅は、コミュニティには来る人、去る人、戻ってくる人がいて、辞める人がいても、主催者を否定したり嫌いになったりしたからではないことが多いと話しています(休日会議#498)。それぞれに事情があるものです。

マーチャントクラブでも、1年来なかった人が2年目にまた来たり、一度参加しなくなった人が3年目から来るようになったりすることがあります。一度退会したあとに、やっぱりここが良かった、もう一度勝負したいと戻ってきた人もいます。菅は独立して3年目に事務所を構え、仲間がいつでも顔を出せる空間を作りました。いつでも帰ってこられる場所という意味合いは、そのままマーチャントクラブの文化として根づいています。辞めることも、戻ることも、自分で選んでいいのです。

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送り出す側も、あなたの次の一歩を願っています

2025年の放送で菅は、卒業していく人がいても、この場があって良かったと思ってもらいたいと話しています(休日会議#589)。辞めていった人の名誉のためにも、ここは良い場所だと言えるようにしたい、という思いです。

マーチャントクラブでは、文化が合わない方には、話を聞いたうえで、菅が知っている限りの最適な場を案内しています。たとえば、少しスパルタでも強く引っ張ってくれる環境を望む方や、お金のことは二の次で、ゆったり仲間と楽しくやりたい方には、別の場を提案しています。その多くは、菅の20年来の経営者仲間が運営している場です。仲間からの紹介となれば、相手も気が引き締まり、菅も仲間の顔に泥を塗るわけにはいかないと、気合いが入るそうです。合う場は、必ずどこかにあります。

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主宰の菅は、一度入ったコミュニティを辞めたことがありません

ここまで、辞めてもいいとお伝えしてきましたが、主宰の菅自身は、一度入ったコミュニティを辞めたことが一度もないそうです。運営が終わるか、解散するまで最後まで残ります。コミュニティは、自分次第で可能性が広がる場所だと考えているからです。

その背景には、菅が自分でコミュニティを運営する側になって気づいたことがあります。在籍した年数や参加した回数が積み重なるほど、その人は主催者にとって欠かせない存在になっていきます。受け身で得られることは多くありませんが、自分から関わるほど、主催者が力を貸してくれる機会も増えていきます。菅は、サービスの内容と同じくらい、主催者の人柄や生き方に目を向けています。この人に喜んでほしいと思える主催者の場なら、辞める理由はないと話しています。

菅は、主催者に頼るのではなく、経営者はどの立場でも与える側に立つことが大切だと話しています。主催者が喜んでくれること、仲間の会員が喜んでくれることを続けていく限り、そのつながりは、たとえコミュニティがなくなっても消えません。辞めるか迷ったときは、その場で誰かを喜ばせる側に立ってみることも、一つの選択肢です。次の場を探すなら、コミュニティの選び方の6つの基準を手元に置いておくと迷いにくくなります。与える側に立つと、同じ場がまったく違って見えてきます。

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続け方を変えればいい場合と、次の場へ進む場合

合わないと感じたときに、どちらを選べばいいかの目安を並べました。

合わない理由続け方を変えればいい場合次の場へ進む場合
情報や予定の量全部に出ようとして疲れている量を減らしても、気持ちが向かない
学び方の形必要なものを選んで取りに行けそう一本道で順番に学びたい
求めるもの用途を絞れば、良さが生かせる求めるものが場の文化と違う
人との関係まだじっくり話せていない話してみても、価値観が大きく違う
自分の段階まだ試していないことがあるやりたいことが固まり、卒業のときが来た
気持ち与える側に立つと楽しめそう厳しく引っ張ってほしい、ゆったりやりたいなど、望む環境が違う

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辞める前に、確かめておきたいこと

答えを急がなくて大丈夫です。一つずつ確かめるうちに、自分の気持ちの輪郭がはっきりしてきます。

CHECK LIST

  • 合わないと感じる理由を、一つずつ言葉にできるか
  • 情報や予定を、全部こなそうとして疲れていないか
  • 今の自分の目的と、その場の学び方の形が合っているか
  • 一つの場に、すべてを求めすぎていないか
  • 合わないと感じる相手と、じっくり話したことがあるか
  • その場で、誰かを喜ばせる側に立ったことがあるか

続けるにしても、次の場へ進むにしても、自分で選んだ一歩なら、それはきっと前に進む一歩です。

理由を分けて 自分で選ぶ 続ける 与える側に立ってみる 次の場へ進む 共感と得たいもので選ぶ どちらも 前に進む一歩

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よくある質問

Qコミュニティを辞めるのは、失礼なことですか?

失礼ではありません。主宰の菅は、辞める人がいても、主催者を否定したからではないことが多く、それぞれに事情があると話しています。これまでの感謝を伝えて、気持ちよく次へ進んでください。

Q入ったばかりで合わないと感じます。すぐに辞めたほうがいいですか?

少し時間をおいてみてもいいかもしれません。最初は受け身だった人が、だんだん場になじんでいくこともあります。誰か一人とじっくり話してみたり、参加するものを絞ってみたりしてから、判断しても遅くはありません。

Qしばらく参加していないので、戻りづらいです。

気にせず戻って大丈夫です。マーチャントクラブでも、1年来なかった人が2年目にまた来ることや、一度退会した人が戻ってくることがあります。主宰の菅は、1年休んでいても行きづらくならない場にしたいと話しています。

Q複数のコミュニティに入るのは、良くないことですか?

良くないことではありません。コミュニティにはそれぞれ性格や文化があり、主宰の菅も、用途ごとに複数の場を使い分ければいいと話しています。役割を分けると、それぞれの場の良さを生かしやすくなります。

Q次のコミュニティは、どう選べばいいですか?

主催者の考え方に共感できるか、自分がその場で何を得たいかを、はっきりさせてから選ぶのがおすすめです。主宰の菅も、サロンに入るなら主催者の考えに共感できるかを見て、受け身ではなく得たいものを明確にして入ることを勧めています。

Qマーチャントクラブが合わなかった場合は、どうなりますか?

文化が合わない方には、話を聞いたうえで、主宰の菅が知っている限りの最適な場を案内しています。厳しく引っ張ってくれる環境や、ゆったり楽しめる環境など、望む形に合わせて、信頼できる仲間が運営する場を提案することが多いです。

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SUMMARYまとめ

理由を分ければ、次の一歩は自分で選べる

コミュニティが合わないと感じるのは、悪いことではありません。やりたいことが固まって、今の場を卒業するときが来たのかもしれません。

合わない理由を分けてみると、参加の仕方を変えれば続けられるのか、目的に合う別の場へ進むのがよいのかが見えてきます。辞めることは主催者を否定することではなく、戻ってくる人もいます。

主宰の菅は、一度入ったコミュニティを最後まで続け、与える側に立つことで可能性を広げてきました。続けるにしても、次の場へ進むにしても、あなたが自分で選んだ道なら、その経験はきっと力になります。

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マーチャントクラブ編集部

WRITERマーチャントクラブ編集部

ビジネスコミュニティ「マーチャントクラブ」の編集部。2014年の開設以来、延べ参加者は約1万人(2026年時点)、本部ほか6支部で活動しています。記事に出てくる主宰・菅智晃の考えや体験は、音声配信「休日会議」での発言と本人への確認にもとづいて書いています。

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