オープニングでは「?」となるこのメッセージが、最後には「なるほどそうだよね!」となるように様々な話を精査して詰め込みました。例えば、僕がいくら実体験というフィルターを通して話を進めても「相手のコップを先に満たす」という言葉は、ふわっとしたよくある話として記憶に根付かせるのは難しい…。

それには狩猟型のモデルがいかに危ういかという市場俯瞰を交えて、「この考え方のほうが良いと思いませんか?」「この考えを貫いたマーケティングがコレです。」「そうするとこうした結果が出ます」と段階を経て説明をして理解を深めてもらう必要があります。

また、深堀すればするほど、複雑になっていくビジネスで「ふと立ち返ると時に印象に残る言葉」さえ残せれば、軌道修正はいくらでも可能なので、「今日は誰を全力で喜ばせようか?」という言葉をセミナーの閉めで再度使いました。

このセミナーは内容を変えながらも、出張講師の際に使用しているのですが、多くの感想をいただけています。

色々なメッセージを届けるよりも、1つ印象に残った方が後々に活きてくるという体験が僕にはあります。勉強会の時には構成よりもシェアを優先にどんどん話していきますが、資料を作って流れを決めていく場合には狙いを1点に集中させます。

2時間の映画であれば、1時間55分はラスト5分をどう見せるかの布石。そんな感覚で資料作りに取り組むと、楽しめるし、参加して下さっている方の印象にも残りやすいです。ぜひご覧ください。


第14回マーチャントクラブ京都勉強会

第14回マーチャントクラブ京都勉強会 / 菅智晃講師 小川健太講師
テーマ


10年続くビジネスを構築するためのブランド形成方法「さぁ、誰を全力で喜ばせようか?」

前半講義

1時間23分分17秒

後半講義

1時間26分24秒

勉強会・交流会の様子はこちらです。


マーチャントクラブでは過去の講義ビデオをいつでも振り返る事ができます。(講師によっては当日参加者のみに公開する部分があり、ビデオでは非公開になる場合があります。)また、勉強会では交流会も含めて自由に質問が出来る環境がありますので、当日参加をお勧めいたします。

※過去の講義となりますので講師の方々へ直接の質問はご遠慮ください。クラブメンバーの方で、わからない部分や聞いてみたい事は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。勉強会のテーマも随時募集しております。