マーチャントクラブセミナー第51回目は戸張賢治講師さんです!
突然ですが、あなたはオンラインサロンを主宰もしくは参加された事はありますか?
ここで言うオンラインサロンの定義は月額会費制のWeb上で展開されるコミュニティの総称です。
今回の講義をされた戸張さんは、元々は飲食業の店舗運営をされている実業家ですが、活動の幅を広げオンラインサロンにも挑戦されています。(2021年1月現在、この講義でお話されたサロンは終了しています。)
オンラインサロンの成功事例というのもいろいろな形があります。
ただ、「その成功事例を真似しても上手く行かない」なんてことは普通にあります。
そこで戸張さんは様々なオンラインサロンに自ら入り、その運営方法をリサーチ・しっかりと分析し、自身のオンラインサロンのコンセプトを決めて立ち上げたと言います。
とは言え、いろいろな問題は挑戦していれば必ず起きるのは付き物。
そんな中で戸張さんはいろいろな視点でオンラインサロンにおける問題解決を実体験されています。
その貴重な体験談をこの講義ではお話下さっていますので、取り入れられるところが必ずあるはずです!
講師 戸張賢治 プロフィール
「 SNSマーケティング実践会」主催 「SNSオンライン大學」学長 「全方位ストーリー集客実践会」主催 「ビジネススクール三方塾」特別顧問&講師 「ビジネス交流会ニーズマッチ」支部統括&主催 「日本シングルマザー支援協会」講師 「中部大学経営情報学部」ゼミ講師。
関わってきたクライアントは500名以上、50業種を超える。
【ミッション】
時間や場所やに捉われずに安定した集客と売上を実現し、「家族の時間や家族の幸せを大切にできる働き方」を広げて「子供が憧れるカッコイイ大人を増やして日本を元気に!」
公式サイト
講義概要
講義では以下の事をお話されています。
・どうやってオンラインサロンのテーマを決めるの?
・月額オンラインサロンの金額の決め方
・オンラインサロンで抑えるべきこと
・情報をあたえすぎると満足度が下がるという事実
・あきる事がないイベントの打ちかた
・オンラインサロンの集客の広げかた(具体例)
・集客はリアルが最強
・継続率をあげる具体的な施策
・仲間の影響力を借りる(対談動画を撮る)
・退会率を下げるためにはどうしたらいいか
これらの中で特に「なるほどそうだったのか!!!」と首がもげるほど頷いてしまった所を2つご紹介します!
与え過ぎると満足度が下がるという事実
参加する側も提供する側も無理のない設計が良いという事です。
主催者が毎日情報を発信しても、見てもらえるのは限らないという事。
参加者もいっぺんに情報が来ても受け取れきれなくなるので着いて行きづらくなり、情報を出しすぎるとその情報に満足して辞めてしまう理由になってしまうと言います。
なのでオンラインサロンの運営をする時は、少しづつコンテンツを溜めて行って様子を見ながら出して行く。そうすることで情報をしっかりと見てもらう事が出来、運営側にも負担が少ないので継続する事ができるそうです。
情報をあたえすぎて疲れて満足が下がるという視点は初めて知りました。
入るメリットよりもやめるデメリットを伝える
一般的には「どう入会していただくか」に着目しがちですが、その真逆で「どうやったらや”めるの勿体ないな…。”」と会員に思っていただけるか。
それだけの価値を感じていただけるのか。その為の工夫が必要だと話されていました。
具体的なお話はここでは出来ないのですが、一例を挙げると…
・退会したらこのグループからは情報が得られないように退会してもらう。
この様に、退会する事で今までできた事ができなくなるものを作る事で辞めてしまうデメリットを作るという事です。
メリットを提供する事はもちろん大前提ですが、関わり続ない事によるデメリットも伝える必要がある。と言う事でした。
利用者によっては「中だるみ」してしまう事もありますが、そのタイミングで「じゃあ辞めちゃえ」ではなく、「今は休止しているけど近く再開するつもりだからその時にここに居続けたほうが絶対良いだろうな。」と改めて価値を認識していただく上でもとても大切なポイントだと思いました。
横田の見どころ👀ここがポイント!
ここからは、ライター横田が「ここは特にチェックするべき!!!」と思ったポイントについてお話させていただきます。
主観を通しての話となりますが、動画視聴の際に参考にしていただければと思います!
聞いてください!!戸張さんのオンラインサロンを作った体験談がすごいんです。
『沼の抜け方はを抜けた人に聞け』のようにオンラインサロンでの問題解決はそれをやった人に聞くのが1番良いと思うのですが、講義では戸張さんのオンラインサロンに対する狙いと経験談が語られています。
これってなかなか聞ける話じゃないと思うんです。
コミュニティーの立ち上げ方、発信する内容、発信するタイミング。
どのように運営して行って参加者を増やしていくかという具体的な施策…。
特に印象的だったのが”リアルの食事会や飲み会での紹介で参加してもらえる方が増えて行く”というお話です。やっぱりオンラインコミュニティーは実態は見えないので不安感があるところが実情。実際に会う事で安心感が得られ参加してもらえるという事が分かりました。
やっぱり、リアルで会うことによる安心感や満足感はオンラインでは得られない訳です。
なので、コミュニティーを立ち上げるときは積極的にオフラインのイベントを立ち上げてメンバーの満足度を積極的に上げて行く事を。そして、会う事の出来る特別感を得られる機会を作って行きたいな!と思いました。
また、この講義を聞きながらオンラインコミュニティーの立ち上げた事がない方であれば、この講義を聞きながらオンラインのコミュニティーを立ち上げる事ができるな。と思いました。
・最初のコミュニティーを集める場所をFacebookに作る
・自動決済の方法を決めて設定する
この二つだけで立ち上げることができます。
戸張さんに初めてお会いしたときに、オンラインコミュニティーのとっておきな攻略法を教えてもらました。ここだけの共有ですが、コミュニティーのイベントに『最後までいる事』だそうです。(ここだけの話です!!)
しっかりと、そのコミュニティーで目立って信頼を勝ち取ることで主催者としっかりと繋がって仲良くする。そうする事で普段は聞く事の出来ない情報を得たり、影響力を借りる事ができます。
コミュニティーの参加する側も極めた、戸張さんがオンラインコミュニティーをどのように運営して行ったかを余す事なく聞く事ができます。
また、主宰側ではなく参加者側としても「どのようにして最大限有効活用できるようになるか」と言う思考のずらし方で流用できると思います。
この貴重な体験談を聞きながら、オンラインサロンを立ち上げたり活性化せたり、参加者として活用してみて下さい!
主催者からのメッセージ
菅 智晃
個人でも導入しやすいサブスクリプションモデルとして、コミュニティを基軸とした会員制に注目が集まっていますよね。
2003年〜2007年当時は、CGI配布サイトでChildTreeのBBSを使ったものや、OPENPNEで自社SNSを立ち上げて運営したり、オンラインとオフラインで「ノウハウ提供+ミュニケーション」が主流でした。
昨今はそこから様々な形態が派生しています。ファンクラブ型、プロジェクト参加型、ノウハウ提供型、研究型、マッチング型、趣味同好会型などなど。その中にも、初速の入り口として使う型、複合的に組み合わせて独自性を出していくケースも多々あります。
ただ…一概には言えませんが、コミュニティ運営という点で数々の自社SNSサイトが消えていったように、昨年立ち上がったオンラインサロンの過半数は過疎化して無くなってしまうでしょう。
その理由は、自身が向いている「型」を理解せずにファンクラブ型で初動を駆け抜けるモデルを真似してしまったり、過剰サービスで負荷とメリットの釣り合いが取れなくなってしまったり。
価格と作業負荷のバランスを間違えたり、人数が増えれば増えるほど負荷がかかるモデルを選択しながら、人数を追いかけてしまったり。設計を間違えて過疎化して消えていく9割にならないためには、相応のやり方というものがあります。
各言う僕も失敗を重ねてきた1人で、10を超える月額サービスの立ち上げと運営に携わってきました。今回は自身でもオンラインサロンを立ち上げて、様々な検証を重ねている戸張賢治さんに講師として登壇していただきました。
オンラインサロン(月額会員モデル)の実情
第51回マーチャントクラブ東京勉強会
オンラインサロン構築&攻略 -サブスクリプションモデル –
マーチャントクラブでは過去の講義ビデオをいつでも振り返る事ができます。(講師によっては当日参加者のみに公開する部分があり、ビデオでは非公開になる場合があります。)また、勉強会では交流会も含めて自由に質問が出来る環境がありますので、当日参加をお勧めいたします。
※過去の講義となりますので講師の方々へ直接の質問はご遠慮ください。クラブメンバーの方で、わからない部分や聞いてみたい事は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。勉強会のテーマも随時募集しております。