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飯島 裕之
マーチャントクラブ広報委員 / 取材担当の飯島裕之(KunKun)です。この記事では、マーチャントクラブに所属する経営者へのインタビューを通じて、その人の魅力に迫りながら学びをお伝えします。

今回取材するのは、クラブNO.187・イラストレーター であり体験漫画家の柴田晴香さんです。

個人を魅力的に紹介するプロフィール漫画の制作や、イベントの様子などを紹介する体験漫画の創作を得意とし、作品から溢れ出るユーモアにも提供がある柴田晴香さんに、絵を描く事をビジネスにしたきっかけや当時の想い。作品から溢れ出るユーモアセンスの背景と秘密についてなどを語って頂きました。

経営者からの依頼が殺到し、現在は受注をストップしてるほど人気になれた理由・秘訣は何なのか?柴田晴香さんことばたさんの魅力をお届けします。

前編をご覧になっていない場合は、こちらか前編取材記事へどうぞ!

漫画やイラストを描くきっかけをくださったのは馬場ふゆかさん!背中を押してくれたのはたなゆかさんでした

飯島 元々、演劇とか舞台に携わる仕事をされていて、出産を機にビジネスを始められたとのことですが、最初は漫画やイラストを描くようなものではなくアフィリエイトをされていたんですよね?

柴田(ばた) はい!情報発信で稼ぐ方法が学べるコミュニティに入ってから、ブログを開設してステップメールを組んだんですけど、登録してくれた数人の読者さんっていうのがリサーチ目的の方だったこともあり…そこから全然やらずに「絵を描こう!」ってなったんですよね。

飯島 当時、アフィリエイトから「絵を描こう」と方向転換されたときの心境ってどんな感じだったんですか?

柴田(ばた) 時系列的に同時進行な部分があったんですけど…ステップメールの内容としては、ザックリ言うと『稼ぎ方を教えます』っていうものを書いてたんですね。

けど、私自身稼いだことがないのに、先輩の真似をしてみることから始めたので『こうすれば良いんですよ』というようなステップメールが出来上がったんです。それを書きながら、『これってどうなのかな・・・』って疑問に思っていて(笑)

ただ、当時のビジネスコミュニティの先輩が、

「経験値で語れることに越したことはないけど、今はそんなことを思わなくて良いし、これから経験値になっていく。『そういうことが出来るんだよ』って教える事に価値があるのだから、あなたが感じているような疑問は抱かなくて良いんだよ。」という風に言われていたんです。

でも、私の中ではずっと引っかかっていたし、さらに旦那にも大反対されていたんです(笑)

最初、旦那に秘密で自分のお金でそのビジネスコミュニティに入会したんですけど、それがバレて、『お前は騙されている!』って消費者センターに連れて行かれそうになるまでに発展しました!

旦那にも大反対されていたような状況で「自分がやっていることは本当に良いのかな?」とどんどん居心地が悪くなってきて。丁度そんな時に、馬場ふゆかさんが、ホスマーケティ勉強会の第1回目を募集されていたので、セミナーに申し込んだんですよ。

第1回ホスマケーティ勉強会(マーチャントクラブ部会)

そのときの特典が『あなたのビジネスの設計図を構築します!』というもので、そこから色々やり取りを重ねていったんです。絵を描くのが好きで!って話をした時に、『じゃあ、この前勉強会に来た時のことを漫画にしてみてくださいよ!』ってふゆかさんに言っていただいて、描いて送ったら、ふゆかさんがそれをご自身の公式LINEに流してくださったんです。

そしたら元々いた情報発信の稼ぎ方を教えるビジネスコミュニティに”漫画が描ける人”という認知が広まったんです。その時にたなゆかさんも私のことを認知してくださって、その繋がりから、たなゆかさんのInfinitYクラブにも入ったんですね。で、その入会特典で今度はたなゆかさんのコンサルを受けさせてもらって。

そこで、ステップメールについての悩みや、絵を描くのが好きって話をさせてもらったら、『じゃあ描いてみればいいんじゃないですか?』と、たなゆかさんにも背中を押していただいて。なので、きっかけをくださって認知を広げてくださったのはふゆかさん、そこから最後に背中を押してくださったのがたなゆかさん!って感じでしたね。

飯島 お2人に導かれたっていうことですね!

柴田(ばた) なんかそこまでがすごく、とんとん拍子に進んでいって。「じゃあやってみようかな!」と思えました。結果それが今に繋がっています。

飯島 ありがとうございます!

モダンバレエも演劇も長い期間やっていた事から”舞台に立って表現する”という事が身近にありました

飯島 ばたさんの漫画を拝見させていただいていると、キャラのクオリティはもちろんなんですけど、構図だとかオチへの展開の仕方だとかがユニークさがズバ抜けていますよね。演劇の経験も長いとお伺いしたので、構成の仕方などやはり活きている部分はあるのかなと!

柴田(ばた) 演劇の情報出してましたっけ?よくご存知ですね!(笑)

元々、お芝居は両親が好きなのもあって、興味があったんです。両親はアマチュア劇団に所属してた中で出会って結婚したという馴れ初めがあるので、私が小さい頃からお芝居に連れて行ってもらって観てたっていう経験はあるんですけど、演劇経験が長いといっても、学生の時に演劇部に入って部活でやっていたのも込みなので、プロとして仕事として業界にいたのは、そんな長いわけではないんです。なので身に余るお言葉です!

飯島 そうなんですか!描いた漫画のセンスから積み重ねてきたバックボーンが見え隠れしますよ!

柴田(ばた) 自分ではあまりピンと来てないんですけどね(笑)絵は好きってだけでずっと描いてましたけど、演劇も小さい頃から観ていたのもあったので、そんな特別なものではなかったです。

3ヶ月に1回くらいは連れていってもらっていたので、漫画も演劇も並行していた趣味でした。”いくつかある自分の好きなこと”の中のひとつが演劇であっただけであって。昔、習い事でモダンバレエを10年くらいやっていたのもあって、”舞台に立って表現する”ということが身近にはありましたね。

飯島 なるほど。バレエもエンタメであって表現の一つですもんね。ばたさんの漫画のユーモアセンスや構成っていくら絵が上手くても、そう簡単に出来るものじゃないな!と思っていたんですよ。

柴田(ばた) ありがとうございます!全然自己分析出来てなくてホント自分ではピンときてないんですけどね(笑)でも、前にふゆかさんも「絵を描くのが好きで、描いていたけど漫画は描くことが出来ない」っておっしゃっていて。

正直なところ、私の中で絵を描ける人は皆、漫画は描けると思っているんです。kunkunさんのようなアーティストの絵画作品と漫画を同じベクトルで見て良いのかは分からないんですけど。

飯島 たしかに、違うかもしれないですね。経験してきた事やエンタメのジャンルによって、変わってくるかもしれないですね。ばたさんの絵って奥行きがあるじゃないですか?僕、漫画のコマに落とし込めないですから(笑)

相手に喜んでもらおう!っていうよりかは「あわわ!パスが来た!投げ返さなきゃ!」みたいな感覚

飯島 イラストレーターとして、舵を切って、3ヶ月で10件の受注を受けたと聞いて。お忙しすぎて、現在は受注をストップしてるとのことなんですけど、ここまで売上を伸ばすまでにご自身で意識していたことというか、立ち回り方をお聞きしたいです。

柴田(ばた) ビジネスコミュニティで仲間に引っ張り上げて頂いてたり、チャンスを頂いているなというのはすごく感じます。ビジネスコミュニティに入っていなければ、ここまでの近道は出来ていなかったと思いますし。

でも「コミュニティを活用出来ている!」とはまだまだ全然思っていなくて。先日のinfinitYクラブでのkunkunさんのコミュニティの活用方法の講義を聞いていても「自分が出来ていることって全然ないなー」と思ってしまって。

むしろ、こんなに皆さんに頂いてしまってばかりで「一生懸命返さなければ」と繰り返していたら、今になっていた!という感覚です。なので「こうだから、こうだよね!」と自分の中で理論立てて動けてるわけではないです。「お返ししなければ!と動いた結果として、こうなっている!」って感じです。

飯島 先程おっしゃってたように、例えば馬場ふゆかさんから『絵描いてよ!』って言われたら、パンっと自分の特技を披露して相手を喜ばせるっていうことを繰り返してきたわけですね!

柴田(ばた) やっていることはそうかもしれないです。が、相手に喜んでもらおうっていうよりかは「あわわ!パスが来た!投げ返さなきゃ!」みたいな感覚です。「喜んでもらおう!」ってところまで、思考が至ってなくて(笑)

飯島 自然に出来ているのが素晴らしいです。選択肢としては、投げ返さずに下に落とすってこともありますから。ビジネスの業界でも平気でそうしてしまう人もいますもんね。

柴田(ばた) 中にはパスだと気付いてないモノもあるかもしれないので、どれだけ全部拾って投げ返せているかは分からないです。自分でパスだと認識してるものに関しては返しています。

飯島 その行動の結果、うまくビジネスが回って、今のビジネスでいっぱいになるっていう状況になったということですね!

柴田(ばた) 1年半前にビジネスを始めようかどうしようかと考えていた時の自分よりは、出来ることが増えて、やっていることの幅が増えたなということは言えると思いますね!

飯島 ありがとうございます!

実はずっと自分の夢として掲げているものに『世界を旅してまわりたい』っていうのがあるんです

飯島 ばたさんの叶えたい夢リスト『自分の描いた絵を街中で見つける』が昨年叶いましたよね!嶋かおりさんの本のPOPを書いて、書店にたくさん並んで、その反響が大きかったとのことですが、この時の心境や今後のビジョンがあれば、最後にお教えください。

柴田(ばた) 嶋さんのPOPは、実は「POPを描いてくれ!」って言われて描いたわけではなくて(笑)

元々は書籍の特典のための、特設ページに載せるイラストを描いてくれないかと頼まれたんですね。その特設ページ用に、4点くらい描いた内の1点を嶋さんが印刷してPOPに使ってくださったんです。嶋さんから「POPに使ったよ〜!」と連絡を頂いて、書店まで見に行きました。

ちょうど旦那と一緒にいる時に書店へ行ったので、その場で発見して「これ!私が描いたんだよ!」と言ったら、旦那が「すごいじゃん!」と言ってくれました。元々アフィリエイトをやってた時から旦那にはビジネスを反対されてたっていうのがあったので…その一言がすごく嬉しくて。そこから旦那の態度が変わったので、すごく嶋さんには感謝してます(笑)

あと…これは正直な気持ちというか、もしかしたら言わない方が良いことなのかも知れないんですけど、見た時に本当のことを言うと拍子抜けしたんですね。

ずっと自分の中で「いつか出来たらいいな!」と思っていたことが、こんなにすぐ叶ったからだと思います。

それに、いつも自分が街中で見ているPOPとか広告のデザインは、雲の上の存在であるプロ中のプロの方が作られていると思っていたので「こんなに簡単に世の中に自分の描いているものを出すことが出来るんだ!」と拍子抜けしました。

嶋かおりさんのおかげですし、捉え方によっては嶋さんに失礼に聞こえてしまうかもしれないんですけど!

でも、本当の本心を言うと”拍子抜け”でした。自分の作品を、趣味程度でしか捉えてなかったので、世の中に出るなんて…と!そういった意味では、感動はもちろんあったんですけど、こんなもんなのかみたいな感情もあったりと色々な想いが入り混じってました。

あと、これからのビジョンについてですが、ちょうど今自分の目指す未来っていうのを今一度考えている最中なんです。というのも、仕事とは関係なくずっと自分の夢として掲げているものに『世界を旅してまわりたい』っていうのがあるんです。

『いろんな国を行ったり来たりして、ちょっとずつ滞在・生活して』ってことをやりたくて。そこに息子とかも連れ行く!ってことをいつかやりたいと思っています。

お仕事の面でいうと、今、会社員と個人事業と並走している状態なんですけど、今年の年明けくらいから、会社を辞めて個人事業の方に注力したいと思い始めたんですね。ただ、自分の好きな舞台のことと、自分が得意としていることを何か掛け合わせたいなとずっと考えているので…もしかしたら今の舞台の業界で働けている状況を安易に捨てない方がいいのかな?とも悩んでいます。

やっぱり「やるからにはもっとしっかりやり込みたい!」って気持ちもあって。100%そこに注げるような環境にいたい!と思っているので、やはり今どちらかを選ばなくてはいけないのかな、と思います。

飯島 葛藤してる最中ってことですね。

柴田(ばた) はい。ゴールデンウィーク明けくらいには辞めるって話をしようと、毎日毎日悩んでいます(笑)

飯島 なるほど!葛藤している良い時期に取材させてもらえて良かったです!

柴田(ばた) 図々しいことを言うと、3年後くらいにまた取材して頂ければ、とても嬉しいです。どうなっているか?のビフォーアフターをお見せできればいいなと思います。

飯島 面白いですねそれ!ぜひやりましょう。ばたさん今回はありがとうございました。

クラブNO.187 柴田晴香プロフィール

イラストレーター / 体験漫画家 柴田晴香


1991年5月13日横浜市出身。個人を紹介するプロフィール漫画や、自身が参加したイベントなどを紹介する体験漫画の創作を得意とする。

シンプルでゆるい画風が持ち味。育児休業中に何か始めようと模索し始め、DRMを教える起業塾の門を叩き学び始めたが、副産物として作成したイラストが評価されたことから自分の得意分野に初めて気づく。

創作活動を開始して1年経たずして、ビジネスコミュニティのサイトイラストを担当。また、企業が主催する団体に漫画を起用される。

その後も起業家のプロフィール漫画の作成や業務提携を行うなど、活動の幅を広げている。漫画の他にも、SNS用イラストやLINEスタンプの作成、名刺作成なども行っている。

育児と創作活動のバランスをとりながら、働くお母さんの希望になるべく活動中。最近のマイブームは寄席に行くこと。心がけている言葉は「まあ死ぬわけじゃないし」。ぼんやりしているとよく学生に間違えられる。

ばた漫画スタジオ

インタビュアー / 飯島裕之

飯島裕之(kunkun)/ 企画構成作家


1985年東京都江戸川区生まれ。企画構成作家、HIPHOPクリエイター。

2016年の12月、菅智晃氏からの教材購入をきっかけにアフィリエイトに参入。開始1年で会社員としての月収を超え個人事業からの収入基盤を確立。

その後、総購入者数7千人を超える人気ビジネス教材の講師に就任、5万作の電子書籍の中から優秀賞を受賞するなど瞬く間に頭角を表す。これまでの指導実績は上場企業も含め7社・500人以上。

現在、数多くのイベント主催から培った企画力・Web販売から培った販促力を機軸に、売上に伸び悩む実業家やクリエイターの『Web制作』『サービス設計』『企画提案』などプロデュースに従事。裏方として黒衣に徹しながらも、ブレイクダンス/グラフィティアートなど、エンターテイメントの分野に長く生息してきた事からHIPHOPクリエイターとしての顔も持ち合わせ、アート創作の仕事もひっそりと受注を続けている。

柴田晴香さんがゲスト出演しているラジオ番組「飯島裕之のダメ素」

『ダメ素』は飯島裕之が配信している『失敗と挑戦のカタチを声に乗せてお届けする』ラジオ番組です。 時には飯島裕之1人で、時には様々な分野のプロをゲストとして招き、今挑戦している事例や失敗談とそこから得た学びをシェアしています。

飯島裕之のダメ素

ゲスト:柴田晴香

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  • 【R-18】迷わずいけよ!いけばわかるさ!feat.柴田晴香

柴田晴香さんのインタビュー前編はこちら