avatar
つづきじゅんこ
マーチャントクラブ広報委員の「つづき じゅんこ」です。この記事では、マーチャントクラブに所属する経営者へのインタビューを通じて、マーチャントクラブの魅力や個々の経営者の経験を通した学びをお伝えします。

今回取材するのは、クラブNO.172、HIPHOPクリエイターであり企画構成作家、そしてマーチャントクラブ江戸川支部代表などの多彩な顔を持っている、KunKunさんこと、飯島裕之さんです。

最近になって、20年前に諦めたという「プロレスラー」の夢に挑戦し始めたKunKunさん。そんな挑戦の理由や今の状況。そして口コミからの依頼が多いというクリエイティブなお仕事について。さらに毎週配信しているラジオの事と、多彩な活動から見えるKunKunさんの魅力について探ってみました。

前編をご覧になっていない場合は、こちらか前編取材記事へどうぞ!

コロナの中でも挑戦してる周りの人を見て、「あれっ、なんか俺、置きにいってる?」って感じました。

つづき:KunKunさんにお会いしたら、まずこれを聞かなきゃと思ってたんですけど、20年前に一度諦めたという「プロレス」に、なぜ今、挑戦しよう!!と思ったんですか?諦めきれてなかったから…とか?

飯島(KunKun)いや、中学で諦めてましたよ。身長が足りないから履歴書も送れなくて、俺はムリなんだって、そこで諦めました。それこそもう忘れてましたね。

つづき:思い出したきっかけは何だったんですか?

飯島(KunKun)一つには、マーチャントクラブのメンバーの挑戦する姿を見たこと。あと、以前のブレイクダンスチームのメンバーが、いまだに自分の夢に向かって走り続けてるのを見てですね。

特にコロナ過で、みんな大変になって。そんな大変な中なのに、挑戦する人の姿が、より際立って見えたんですよね。コロナっていうハードモードの中で、まだ挑戦してる、夢を追ってるっていうのを見た時に、「あれ?」って思ったのが、きっかけですね。

つづき:「あっ、自分も何か挑戦しなきゃ。」って、思ったんですか?

飯島(KunKun)そうです。「あれっ、なんか俺、置きにいってる?」みたいに感じちゃって。

そんな時ちょうど、ブレイクダンス時代のチームメイトがプロレスを習い始めて、誘われたのが引き金としては、いちばん大きいですね。

プロレスは、「男のロマン」的なところがあるんです。

つづき:じゃあ、最初は試合に出るとかじゃなくて、ただプロレスを習う、みたいな感じだったんですか?

飯島(KunKun)いや、プロレスやっていいんだ、やろう!!と思った時に、やるからにはガチでやりたいって、すぐにスイッチが入っちゃいました。で、久しぶりにプロの選手に、「面倒見てくれ!!」ってメール送りました(笑)だから今、プロから習ってます。

つづき:練習は、どのくらいするんですか?

飯島(KunKun)週1、2回ですね。あとは個人で筋トレとか、別でやってますけど。

つづき:ちなみに、特に女性は、プロレスとかボクシングとか、なんで好んで痛い目に合うのかなぁ、と思ってる人多いと思うんですけど、プロレスの魅力って、何なんでしょうか?

飯島(Kun Kun):ほんとに、アホですよね(笑)そこは何か、「男のロマン」的な感じだと思うんですよね。多分ですけど、ルーツを辿ると、仮面ライダーとかウルトラマンだと思うんですよ。

仮面ライダー・ウルトラマンって、シンプルに敵が出てきて、そいつを倒して、勝ったぞーーみたいなドラマがあるじゃないですか。その中に、友情があったり、裏切りがあったり。それに対しての憧れとか、胸が熱くなるっていうのが、男性にはあって。そういう要素が、格闘技にもあるから、ハマっちゃうのかなというのが、僕なりの分析です。

普通は見ることのない、プロレスの裏側をLINEで配信して、楽しんでもらってます。

つづき:プロレスでの、今の目標はありますか?

飯島(Kun Kun):ありますね!とにかくデビューを目指す、というか、リングに立ってお客さんがいる中で試合をするっていうのが、一つの目標で、そこに向かってやってます。

つづき:そう言えば、デビューまでの過程をLINEで配信されてますよね。

飯島(Kun Kun)はい。練習とか、筋トレの動画を配信したり、今の心境を送ったりしてます。というか、本来は昨年2021年秋に試合がほぼ確定していて、デビューは終わってるはずでした。それが、コロナで延びちゃって、いつできるかが、宙ぶらりんになってます。やるのは確定してるんですけど。

中学生の時に諦めた『プロレスデビュー』という夢を年内実現に向け挑む35歳バカヤロウ。【短期連載/第1回】

つづき:つづき:じゃあ、引き続きデビューまでを、配信していく感じですか?

飯島(Kun Kun):そうですね。これから、コスチュームとか入場曲を決めていくんですけど、その過程って、普通、お客さんは見れないんですよね。リングに登場した時、すでにコスチュームを身にまとって、入場曲がかかる、っていう完成形しか見れない。今回は裏側というか、その入場曲を決める過程だったり、今後は、コスチュームを作る過程なんかも、配信していきます。

あと、コスチュームの資金を、クラウドファンディングで皆さんに応援してもらう企画を考えてます。(※2月28日にスタートしました

クラファンのサイト(中学時代に諦めた夢『プロレスデビュー』一張羅のコスチュームでリングに立ちたい

周りの人の反応が想像以上なのに、びっくりなのと、すごくありがたい。

つづき:クラウドファンディングは、ぜひ私も応援したいです!!KunKunさんのチャレンジは、起業にも通じる気がしてすごくパワーをもらえます!!

飯島(Kun Kun):そこは、自分でもびっくりなんですけど、プロレスデビューを目指すって言った時から、皆さんの反応が、結構良くて。自分としては、そんなにすごいことでは無いんじゃないかなぁ、と思ってたんですけど。経営者仲間の方とか、家族や親せきとかから、「絶対、見にいく!」「日程決まったら、教えて。」とか言って頂いて、ありがたいです。

つづき:それは、うれしいですね!!

飯島(Kun Kun):そうなんです。もともとは、すでに繋がりのある方が、応援してくれたらありがたいなぁ、と思ってたんですが、まさかの、繋がりのない方とたくさん繋がったり、応援メッセージをもらったり、それこそお会いしたりとかもあって、驚いてます。

仮面ライダーのベルト作りが、クリエイティブな仕事の原点かもしれない。

つづき:へぇ、そうなんですね。ちなみに、KunKunさんはクリエイティブなお仕事が得意という印象があるんですけど、お仕事とプロレスは、何か通じるところはありますか?

飯島(Kun Kun):うーん、多分ですけど、もともとゼロからイチを作るのが好きで、そこは通じてるかなという気がします。

つづき:ゼロイチを作り出すって、苦手な人も多いと思うんですが、KunKunさんが好き、得意っていう理由は、どこにあるんでしょうか?

飯島(Kun Kun):なんだろ。僕は、江戸川の下町で生まれ育って、小さい頃の遊びって、自分で作らなきゃいけなかったっていうか。例えば、そう、仮面ライダーのベルトって、自分が子供の頃は高級品で、でも無いと仮面ライダーごっこできなくて。無いなら、ベルト自分で作っちゃえ、って色紙を切り張りして、マジックで色付けして、自分で作って遊ぶ。そういうことを日常的にやってたなぁ、と思います。そういうのが、関係してるのかな。

つづき:それはありそうですね。私は、無くても自分で作ろう、っていう発想は、まったく無かったですから。

飯島(Kun Kun):へぇ、そうなんですね。そう言えば、モノだけじゃなくて、遊びのルールとかも、作ってましたね。普通なら、オセロやったりとか、すでにあるもので遊ぶのかもしれないけど、僕の場合、小学校の休み時間に友達とバラエティ番組でやってた、でっかい将棋とかを真似して作って、ルールも作って遊んだりとかしてました。

つづき:子供の頃のそういうゼロから作り出す、っていう感覚が、今のHPとかLP作成に繋がってる気がしますね。

飯島(Kun Kun):確かに。それは関係してるかもしれないですね。

興味があるからリサーチするというのは、順番が逆だと思ってます。

つづき:クライアントさんとのヒアリングの時に、気をつけてることはありますか?

飯島(Kun Kun):うーん、クライアントさんの話を、聞くのはもちろんですけど引き出すことは、意識してます。それは、ヒアリングの時だけじゃなくて、普段飲み会とかでも、勝手にやっちゃいますね。そうすると、相手に興味を持てる。

というか、時々、興味が持てないから、調べられない、相手のことがよく分からないって聞くことがあるんですけど、そもそも興味って、自分から強制的に持つものだと思ってて。

自分のアンテナに引っかかるものしか、手を出さない。って言ってたら、今の自分の価値感や基準以上に、センスとか、価値感は拡大していくことはないなって思ってます。

だから、関わることになったら、自分からリサーチする、情報を取りに行く。それは、興味を持つから、リサーチする、じゃなくて、リサーチして、情報を取るから、さらに興味を持ってよりその人を好きになる、っていう順番かなと、思ってます。

つづき:それはKunKunさんの中で、先入観でこの人苦手だなぁ、ということは無いってことですか?

飯島(Kun Kun):ですね。そういう最初の印象って、けっこう覆ったりしますもんね。

つづき:つづき:なるほど。それがさっきのHPの印象にも関係するんですね。きっと。先入観がないから、クライアントさんのイメージが、素直に表現されるみたいな。事前の情報をもとに、クライアントさんはこんな人だろうとか、先入観は持たないんですもんね。

飯島(Kun Kun):持たないですね。

つづき:そうすると、クライアントさんの素直な本当の色が出てくる気がします。

飯島(Kun Kun):なるほど。それはあるかもしれないですね。そういえば学生時代、いじめられっ子ともいじめっ子とも、地味なやつとも目立ちまくってるヤンキーみたいなやつとも、両方と仲良かったですね。

つづき:へぇ、そういう人って、あまりいないですよね。その辺のフラットに人とお付き合いできることが、KunKunさんのラジオのゲストの方との会話にも活かされてる気がします。「ダメ素」というラジオは、何年くらいやってるんですか?

飯島(Kun Kun):3年くらいかな。ナンバリングしてないんで、はっきりした回数は、わかんないんですけど。

つづき:ゲストの方を呼んでの対談と、お一人でしゃべる時があるんですよね?

飯島(Kun Kun):そうです。失敗と挑戦の形を声にのせてお届けする、ダメでもともとっていうコンセプトでやってます。

飯島裕之のダメ素(Youtube)

つづき:ゲストの方やKunKunさんの、過去の失敗や挑戦について、話す感じですか?

飯島(Kun Kun):そうですね。今、成功してる方とかすごい方の過去の失敗って、すごく勇気になるじゃないですか。聞いてて面白いし、嫌みが無いので、コンセプトにしてるっていうのがありますね。

ゲストの方は何かしら成功されてる方なので、そういう方の失敗には価値があるし、僕も引き出していて楽しいし、聞いてくださった方も、面白かったという声を頂いてます。

つづき:プロレスから始まって、クリエイティブなお仕事のこと、ラジオと、今日はKunKunさんの多彩な顔を見せて頂きました。ありがとうございました。

クラブNO.172 飯島裕之プロフィール

企画構成作家

1985年東京都江戸川区生まれ。企画構成作家、HIPHOPクリエイター。

2016年の12月、菅智晃氏からの教材購入をきっかけにアフィリエイトに参入。開始1年で会社員としての月収を超え個人事業からの収入基盤を確立。

その後、総購入者数7千人を超える人気ビジネス教材の講師に就任、5万作の電子書籍の中から優秀賞を受賞するなど瞬く間に頭角を表す。これまでの指導実績は上場企業も含め7社・500人以上。

現在、数多くのイベント主催から培った企画力・Web販売から培った販促力を機軸に、売上に伸び悩む実業家やクリエイターの『Web制作』『サービス設計』『企画提案』などプロデュースに従事。裏方として黒衣に徹しながらも、ブレイクダンス/グラフィティアートなど、エンターテイメントの分野に長く生息してきた事からHIPHOPクリエイターとしての顔も持ち合わせ、アート創作の仕事もひっそりと受注を続けている。

マーチャントクラブ江戸川支部公式サイト
飯島裕之note

インタビュアー / つづきじゅんこ

つづきじゅんこ

「伝わる力」であなたの魅力が必要な人に届く、ファンができて応援される、未来を自分で創っていける ファン作りプロデューサー。

気づいていないあなたの魅力や想いを、引き出すこと。そしてそれを、本当に必要としている人に届けるための、あなたに合わせた伝え方作りが得意。

「ねばならない。すべき。」の強い長女気質で、自己開示も苦手、相手の気持ちを考えて、何を話すかを常に考えてしまう性格。

営業職を通じて、相手に伝わるコミュニケーション力を身につけたことで、その性格でも、40歳人生初の新規開拓営業で、入社1年でトップ、最高で半期2,000万円を売り上げ、営業70人の中で表彰、24年半の非正規雇用から抜け出し、大手メーカー正社員に。その後も、菅智晃氏の難関と言われるコンサル面談合格、有名女性起業家の方の100名以上の面接を通過し業務契約など、「伝わる力」で道を切り開いている。

そんな風に、未来を自分の力で創り変えていけた「伝わる力」を、遠慮して、言いたいことを言えない。でも、これからの未来を、自分の力で創っていきたい!!そんな人に伝えたいと奮闘中。

過去の経験と30年間の「ファン作り」マーケティング&セールスの実績を土台に、話下手、アピールやプッシュが苦手な人でも、本当に必要としている人に魅力や想いが伝わる方法を、日々研究している。本人は、バカ真面目で面白みがない人と思っているが、話すと面白いとのうわさあり。趣味は、美味しいものの食べ歩き。食べても太らない身体を探求中。

飯島裕之さんのインタビュー前編はこちら