今回取材するのは、クラブNO.164・WordPressの専門家である松岡ゆかり(ゆか)さんです。
Webサイト制作のプロとして多くの仕事を受注する彼女が、WordPressを専門分野として据えたキッカケは何か?そして、日々多くの媒体を通じて粛々とコンテンツを発信し続けながらも新たな打ち手を探り挑戦を続けることが出来る秘訣とは?
ブログからの集客にとどまらず、SNSを活用して仕事につなげる事も多いゆかさんにその秘密までも赤裸々に語って頂きました。インタビュー内容からゆかさんの魅力をお届けします。
前編をご覧になっていない場合は、こちらか前編取材記事へどうぞ!
周囲の人の悩みに答えアドバイスしていく中で、自分の得意分野を発見しました!
飯島 ゆかさんといえば『WordPress制作の作業が好きすぎて、ゲームのようにのめり込んでいる』と以前お話ししていたのが印象的なんですけども、WordPressという専門分野に振り切ったきっかけはなんですか?
ゆか きっかけは、前編でもお話ししていた女性限定コミュニティのTBAですね。TBAは女性しかいないコミュニティですが、周りの方々でWordPressを立ち上げたいのに立ち上げられないという人がたくさんいたんですよ。
情報発信としてブログを立ち上げなければいけないという状況になった時に「えぇ…?!WordPress?レンタルサーバー?ドメイン?わからない!」という人がたくさんいて(笑)
さらに立ち上げたは良いけど、その後も「プラグイン…?なにそれ、何をどれくらい必要なの?」という人がほとんどだった中、私は普通にWordPressやプラグインにも抵抗なく、言われた通りに進められていたんですね。
で、そんな中で「プラグインはこれがお勧めですよ〜」ってアドバイスしていたら、個別にも相談されるようになって。
その経験から、こんなに困っている人がたくさんいるんだということに気付かされましたね。最初は教える側でずっとアドバイスをしていたっていう感じです。
飯島 ゆかさん自身もTBAで情報発信の仕方を学んで、そこで初めてワードプレスに触れたんですか?
ゆか はい。そうですね。私も最初は「ドメイン?レンタルサーバーってなに?」の状態からスタートです。
飯島 でもそこから割とサクサクっといけて、人に教えていたんですね。その中で『やりがい』が勝手に出てきたんですか?
ゆか はい、そうですね。「これが私の得意分野なんだ!」とそこで初めて気付くことが出来ました。
飯島 わりと早くから自分の得意分野に気づけたんですね!
ゆか そうですね。DRMという手法を教えてもらっていた時って、『誰かの役に立ちましょう』とか、『問題解決したい人の手助けをしていきましょう』という感じだったんですけど、そもそも自分は何も強みとか持っていないし、発信するものもない。
ブログは作ってみたは良いものの、ブログの中身がスカスカで。
でも「とりあえず取り組んでいるネットビジネスについては書けるかな」と考えて「これから自分と同じ立場の方がネットビジネスを始められるようなブログを作っていこう」と考えたんですね。
でも、それは実際に書きたいことではないから、そこまで熱が入らなくて(笑)「テンションが上がらないないなあ」と思いながら書いてましたね。
そんな中でやっと自分が役に立てることとしてWordPressを見つけたので、そこからはWordPressだけに特化したブログを書き続けましたね。
飯島 なるほど。ありがとうございます。早くから見つかって良かったですね。
ゆか そうですね。ネットビジネスに取り組む方の声をダイレクトに拾える環境というかコミュニティにいたからだと思います。
初めての時は私も怖いです。でも「せっかくアドバイスしてくれたのだから!」と形にしてみてます!
飯島 ありがとうございます。WordPressを専門領域とする中で、無料コンテンツはもちろん、有料サービスも複数展開されていますが、新たな打ち手を探りながら、ルーティンワークを継続してこなす秘訣を聞きたいなと思って。これって中々出来ない人が多いと思うんです。
ゆか 有料コンテンツって、全く作ったことない頃って出すのが怖いと思うんですよ。
「私が出して良いのかな」とか思っちゃうし。でも誰かが私にアドバイスをしてくれたら、それは形に変えたいなと思っていて、その気持ちが最初に有料コンテンツを出すことになったきっかけですね。
飯島 たとえば先輩とかからですか?
ゆか そうですね。もちろん先輩もですし、一緒にやっている方からも、ですね。
例えば、私の場合は恩師の菅智晃さんから「まずは有料サービスを10個作って展開していきましょう!話はそこからです」みたいに言われたんですけどね!
そんな感じで「〇〇が良いよね」と言われたら「じゃあ〇〇をコンテンツにしてみます!」という感じで、思いついたものと掛け合わせたりしてパッと形にしてみる。それを今まで積み重ねてきただけです。
飯島 なるほど。ゆかさんはアンテナもすごい張ってますもんね!
ゆか そうですね。色んな新しい情報とかは仕入れてますけど、結局は直感を信じている感じで取捨選択してますね。
すごいたくさんの情報がすごいスピードで入ってくるじゃないですか。でも自分の中で『これは絶対無理!』というのはスルーしてます。直感で『これはコンテンツ作ろう!』となったものだけ作り始めることが多いですね!
『次に何をするか?』は直感で決めています。経験のないことは否定も肯定もせず、まずはやってみますね
飯島 ゆかさんは、YouTubeの動画とかブログ記事とか、日々淡々と更新しながらも新しい打ち手も考えていますもんね。最近だとclubhouseとか。「何をやるか?」っていうのは、完全に自分の中の直感で都度判断して決めているんですね!
ゆか そうですそうです!大切にしているのは直感で始めるという事と…あとは、1回は何かしらかじってみる!という感じです。とりあえずは。
やったことない事を、批判するのも肯定するのも、なんか良くないのかなと思うので。
飯島 ああたしかに!それめちゃくちゃわかります(笑)
ゆか なんかね、勝手なイメージだけでそれを自分なりに評価しちゃうのって良くないなと思っていて。
とりあえずかじってみて、かじった上で初めて自分の意見を出して良いのかな?と思っていますね。
だから、仮に合わないなと感じたら冷えていきますし(笑)だんだんフェードアウトしていなくなる(笑)
飯島 へぇ!今まで、そういったプラットフォームありました?
ゆか はい、結構ありますよ。
それこそ、音声配信とかも今ブームが来てますけど結構早めに始めたんですよね。2019年とか、くんくんさんが音声配信を始めたタイミングで私も、同じプラットフォームで始めたんですよ。で、数回投稿して、続かないのでやめました(笑)
飯島 そうだったんですか(笑)でも今はnoteで音声配信されていますよね?
ゆか はい、noteくらい気軽に出来るものだったら良いんですけども。音声配信のフォームは向いていなかったみたいです(笑)
飯島 そういうこともあるんですね。
ゆか あるんですよね…幻の回として数回分の収録したものもラジオアプリに残してあります(笑)
仕事につながってるけどSNSは私にとって『出会い系』。すぐにDM送って会いに行っちゃいます(笑)
飯島 ありがとうございます。最後にお伺いしたいのですが、ゆかさんはアフィリエイターということもありSEO集客にも強いイメージがあるんですけど、それだけに止まらずSNSの活用がめちゃくちゃ上手くてバンバン仕事に繋げている。そんな中で「どういった仕事や繋がりが出来たのか?」また「SNSを活用する上で意識していること」をお聞かせてください。
ゆか そう!ブログの専門家・WordPressの専門家という印象が強いかもしれないし、はたから見たらあまりイメージないかもしれないですが…実はかなりSNS活用してます(笑)
今までSNSで繋げてきた仕事でいうと、私が運営しているコミュニティに入ってくださっている方もSNS繋がりだし。
でも比較的ウェブ制作のお仕事依頼が多いですかね。サイトの新規作成から、リニューアルするので手伝って欲しい!みたいな案件まで。
それと『福岡副業カレッジ』というビジネスコミュニティに講師として参加させていただいているんですが、こちらも元々はTwitterの知り合いの繋がりの繋がり!みたいな感じで。
私、SNSで繋がった人に比較的会いに行っちゃうんですよね。会える人がいたら積極的に!
飯島 えぇ、そうなんですか!オンラインきっかけでオフラインで直接的に会うと!
ゆか はい、そうなんです。SNSは私にとって『=出会い系』なんですよ!言い方悪いですが(笑)
そんな感じで使うので、「今度お昼ご飯どうですか?」って言われたらすぐにDM送りますね。すぐにアポとります。
そういうことをしていたら、今のような繋がりが生まれていきましたね。
とはいえ、SNSって変な人もたくさんいるので、誰でも構わず繋がって会いにいくのはどうなのかな?とも思っているので、私は結構直感で判断してます。
でも、会う会わないの基準って人によってそれぞれあると思うんですね。「文章だけ見て無理だわ」っていうのもあると思うんです。
私の場合は…福岡の地域性なのかもしれないんですけど、「私、福岡出身・在住です」みたいに言われたら、「え!福岡なんですか!今度一緒にランチ行きましょう!」っていう流れになってしまうことが多い(笑)
なので福岡の人がいた時は、SNS上で積極的にコミュニケーションをとっていますね。で、『この人良いなあ』と思えた人から声をかけて頂いたら、すぐ行く。そういう流れで繋がってきました。
前まではTwitter上でのやりとりが多かったんですけど、今はclubhouseでやりとりして仕事に繋がることが多いです。声で実際に話して、自分と合う合わないが判断できるのでTwitterよりも良いです。近くなるスピードが早いというか!
会える距離なら直接すぐにでも会いに行ったりとかします。
飯島 なるほど!オンラインをきっかけにオフラインで仕事に結びつけると!
ゆか ですね!結構泥臭いことをいつもやっています。私はそれが楽しくてやっているんですが、辛い人は無理にはしないほうがいいかなと思いますね。
飯島 やっぱりclubhouseだと、人となりが声だから伝わりやすいんですね!
ゆか そうですね、どういう人かなというのは話している雰囲気で分かるのでどんどん繋がっていってます。
飯島 ありがとうございます!
クラブNO.164 松岡ゆかりプロフィール
1981年3月16日生まれ福岡県出身。
2018年6月からアフィリエイトを開始。そこから必死に当時勤めていた会社のWEB仕組みづくりに励み、学び始めてから3か月後にはパート収入が3倍となる。その後アフィリエイトだけではなく、ブログ作りをしたい人のお手伝いをしようとブログ制作代行サービスを立ち上げを始める。2019年12月に会社を退職し、個人起業し、WEBサイト代行やサポートなどをして活動中。
実績
・1年間でメルマガ購読者さん250名
・アフィリエイトの仕組みから毎月20万円の自動収入
・毎月、ブログからWEBサポートなどのお申し込みをいただける仕組みを構築
・個別サポートした方が1ヶ月で自社サービス販売
・自分のサービスをスタートし、ブログ作りしたい方への講習会を開く
・ブログ代行サービスで作成したブログ、年間で約20件
・福岡副業カレッジでブログ講師
松岡ゆかりの公式サイトはこちら
インタビュアー / 飯島裕之
1985年東京都江戸川区生まれ。企画構成作家、HIPHOPクリエイター。
2016年の12月、菅智晃氏からの教材購入をきっかけにアフィリエイトに参入。開始1年で会社員としての月収を超え個人事業からの収入基盤を確立。
その後、総購入者数7千人を超える人気ビジネス教材の講師に就任、5万作の電子書籍の中から優秀賞を受賞するなど瞬く間に頭角を表す。これまでの指導実績は上場企業も含め7社・500人以上。
現在、数多くのイベント主催から培った企画力・Web販売から培った販促力を機軸に、売上に伸び悩む実業家やクリエイターの『Web制作』『サービス設計』『企画提案』などプロデュースに従事。裏方として黒衣に徹しながらも、ブレイクダンス/グラフィティアートなど、エンターテイメントの分野に長く生息してきた事からHIPHOPクリエイターとしての顔も持ち合わせ、アート創作の仕事もひっそりと受注を続けている。
松岡ゆかりさんがゲスト出演しているラジオ番組「飯島裕之のダメ素」
『ダメ素』は飯島裕之が配信している『失敗と挑戦のカタチを声に乗せてお届けする』ラジオ番組です。 時には飯島裕之1人で、時には様々な分野のプロをゲストとして招き、今挑戦している事例や失敗談とそこから得た学びをシェアしています。