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つづきじゅんこ
マーチャントクラブ広報委員の「つづき じゅんこ」です。この記事では、マーチャントクラブに所属する経営者へのインタビューを通じて、マーチャントクラブの魅力や個々の経営者の経験を通した学びをお伝えします。

今回取材するのは、クラブNO.190、Webライター・SEOマーケターの堺 彬さんです。

葬儀会社へ就職したものの、未来への不安を拭えずに「自分の生きがいと言える仕事を、見つけたい。」とさまざまなお仕事を経て、ライターの仕事に行き着いたという堺さん。ライターという生きがいを見つけるまでの悩みや気づき、同じように悩む人へのメッセージ。

そんな堺さんのお仕事についての、等身大の魅力をお届けします。

前編をご覧になっていない場合は、こちらか前編取材記事へどうぞ!

書くことを仕事にしようと思ったきっかけは、純粋に楽しかったから

つづき:堺さんは現在、Webライター・SEOマーケターとして、「書く」ことをお仕事にされていますが、「書く」ことがイケそうだな、と思ったきっかけは、どんなことだったんですか?

堺:そうですね。イケそうというか、「書く」ことを仕事にしようと思ったきっかけは、純粋に楽しかったからなんです。

つづき:プロフィールで読んだのですが、最初に書き始めたアメブロで、「書く」ことが楽しいと気づいたんですか?

堺:はい。最初のきっかけは、アメブロですね。アメブロ投稿を読んだ友達が「堺、文章書くの上手いね。」と言ってくれたことが、きっかけではあるんですけど。そもそも僕は、そんなに仕事が長続きするタイプではなかったんです。

つづき:ライター以前は、仕事が続かなかったということでしょうか?

堺:はい。まず最初に、葬儀会社に勤めたんですけど、一年くらい経って「もうムリだ。」と思って、一回退職届を出したことがありました。でもそこで、「それじゃダメだ。」と上司に言われて、退職届を突き返されて、部署異動になったんです。

異動先は、お花を生ける仕事で、その仕事は続きました。何でかと言うと、単純に楽しかったから。その時に、「楽しくて、充実感のある仕事なら、続くんだ。」と思いました。

つづき:つづき:その葬儀会社の後、アメブロを書き始めて、ライターのお仕事に繋がったんですか?

堺:いいえ。生きがいを見つけたい、と思って葬儀会社を辞めて、上京するんですが、仕事に就いても半年程度で辞めてしまったりと、5回転職しました。そんな中で、少しでも前に進みたい!!と始めたのが「ブログ」だったんです。

当時のブログは、日記感覚でした。過去に国語の偏差値が40だったりもしたんですけど、純粋にブログで文字を書くのが面白いなぁ、楽しいなぁと思いました。それに、コメントをもらったり、アクセス数が増えたりするのも楽しかった。そのうち友達から「ライターとかも、いいんじゃない。」って、チラッと言われて。それが、本当のきっかけですね。

ブログを学んだのは佐藤旭さん。今お仕事をさせて頂いてることは、ありえないし、感謝しかない。

つづき:ブログは、自己流で書いてたんですか?

堺:いや、実は今アシスタントをさせて頂いている、佐藤旭さんのブログを読んで、学びました。そういう意味では、今、佐藤旭さんとお仕事をさせて頂いてることが、ありえないし、本当に感謝しかないんです。

つづき:佐藤旭さんと、そんな繋がりがあったなんて、すごいご縁ですね。今、堺さんは、Webライター・SEOマーケターという肩書きでご活躍されてますが、ブログを書き始めてから、その肩書きに至るまでには、どんな経緯があったんでしょうか?

堺:最初の頃は、文字起こしとか、文字に関する仕事を始めて、そのうち、楽しくて続けられたのがライターの仕事でした。

ライターといっても、取材ライターとかいろいろあるんですけど、一番ハマったのは、他の方が運営しているメディアサイトの記事を、代わりに執筆する仕事です。恋愛系・マーケティング関連・不動産系・企業紹介など、複数の業界の記事を書いてました。

書いていく中で、やっぱり文字を書くことが好きだなぁと、感じました。それは、お花を生ける仕事以来の感覚で、この仕事なら続けられる、と思えたんですよね。

文章を書く時に大切なのは、相手に共感して、ニーズに合わせた文章を書くこと。そうすれば、読んでもらえる。

つづき:なるほど。ちなみに今は、SNSで多くの人が「書く」ことができます。でも、逆に「書いても届かない」それは、いいねが付かないとか、コメントが入らないと悩んでいる人もいると思うんですが、堺さんが考える、「届く文章」のポイントは、ありますか?

堺:そうですね、僕は届く文章を書くというよりも、読者のニーズに合わせた文章を書くことが、届く文章に繋がると思ってます。

僕が書く場合、その記事を読む人の悩みって何だろう、ってまずとことん調べます。そして、記事の中では、「あなたの悩みってこんなことですよね。それはこんな風に解決できますよ。」っていう感じに、書いていく。そうすると、「それ、めちゃくちゃ気になります。」って、勝手に読んでもらえる。

正直、文才は関係ないんです。僕がやってるのは、すごくシンプルで、「あなたのことを、理解してますよ。」って共感してあげて、私はこんな情報を持ってます。あなたの悩みを解決します。そんな風に伝えることで、仮に文章がつたなかったとしても、読んでくれるんですよね。

つづき:今の堺さんの話を聞いて、シンプルというか、それがSNSでも「届く文章」の本質だな、と私もすごく勉強になりました。他にも、堺さんが「書く」時に、意識していることはありますか?

堺:そうですね・・・、まずは、余計なことは伝えない。そして、小学生でも分かるくらいに、簡潔に分かりやすく。専門用語は使わない、とか。

悩みを持ってる読者は、専門用語はほとんど知らないことが多いので、難しい言葉は使わないようにしてます。

あとは、さっきの話ともかぶりますが、読んでる人たちってどういう人なんだろうっていうのを、とにかく深掘りしていて。一回一回、結構調べてから、書くようにしてます。

そういう意味では、そこまで調べて書いてる人は少ないかも。ただ、一記事書くのに時間が掛かるので、もっと早く書けよ、っていう話かもしれないですが。(汗)届けたいターゲットの人をしっかりとイメージして、その方に伝わる言葉で書く。そこは、こだわってますね。

つづき:「書く」前に、徹底的に「調べる」。そうですよね。「調べる」が苦手な私としては、耳が痛いです。

堺:そう言われると、僕は文字を書くのも好きなんですが、調べるのも好きですね。知らないことを知るのが、めちゃくちゃ好き。

以前、ライター目指してますという方に、教えたことがあるんですけど、みんな文字を書くのが好きで、こんな風に書きたい、小説家になりたいくらいの勢いの人が、多かったんです。でも僕は、調べるとか、新しいことを知るのが好き、という感覚が無いと、ライターは続かないと思ってます。

とにかく今は、佐藤旭さんの力になりたい。そこで、ブログに悩んでいる人たちを全面的に支援したいです。

つづき:ライター=いい文章書ける、みたいな印象があったので、「調べる」のが好きな人が向いてる、というのは意外でした。これからも、ライター志望の方の支援は、やっていくんですか?

堺:そこは今、所属している佐藤旭さんの「UP Guild」ですね。ブログに特化した場所なので、ブログで収益を上げたい、集客したい、そういう個人事業主や店舗経営の方の支援をしていきたい、という想いが、今はすごく強いです。

佐藤旭さんの支援がなかったら、僕は路頭に迷っていたという可能性もあるので、佐藤旭さんの力になりたい。それに、自分が悩んできた過去があるので、ブログで悩んでいる人たちに、僕ができることなら全面的に支援したいと思ってます。

つづき:そこは、長年ブログに携わってきた堺さんのノウハウが、大きな支援になりますね。支援というと、堺さんのプロフィールの中でもう一つ、「仕事のことで悩んでいる人を、支援したい。」という考えがある、と読んだのですが、そちらの方の支援は、今後考えてますか?

堺:あー、最近ライティングの仕事に力が入ってたので、忘れかけてた部分ですが、それはありますね。自分自身、文字の仕事がここまで来ると、ぜんぜん思ってませんでした。友達からの言葉がなかったら、やってなかったと思うし、でも人は変われるってことを、伝えたいという想いは、すごくあります。

才能はあるけど、なかなか適切な職に就けない、とか仕事で悩む人ってたくさんいると思ってます。そういう人たちに、仕事のあり方とか生き方とか、そんな相談所みたいなものを、作っていきたい。

つづき:仕事や生き方の相談所。そこ、私はすごく共感します。そんな仕事で悩む人に、今の堺さんから、メッセージをお願いします。

堺:そうですね。自分はこれしかできないと思って、仕事を選ぶ人が多いと思います。でも、やってみなきゃわからない、っていう部分があって。だから、「これ、なんか面白そうだな。」、っていうところから仕事を選んでみて欲しい。

あと、これは誰かが言ってたことなんですが、仕事は自分が好きなことの動詞から導き出せ、という言葉があって。例えば、サッカーが好きのサッカーは、名詞ですよね。そうじゃなくて、サッカーをやるのが好きなのか、戦術を組み立てるのが好きなのか、という感じに動詞で考える。もし、戦術を組み立てるのが好きなら、戦術を考える仕事、例えばマーケティングとかが、向いてるかもしれない。

自分の中で縛りつけずに、そんな風に可能性を広げて、最適な仕事を見つけて欲しい、と伝えたいですね。

つづき:是非是非、メッセージと合わせて、今後「仕事で悩む人」の支援も、期待しています!!今日は、ありがとうございました。

クラブNO.190 堺彬プロフィール

Webライター・SEOマーケター

1988年香川県高松市生まれ。 
前職では、冠婚葬祭系の会社にてフラワーアーティストとして活躍。 

ただ、今後の働き方や生き方に疑問を覚え、2017年に東京に上京してすぐ会社員を辞め、ビジネススクールにて「営業」「セールス」「マーケティング」を学ぶ。 

2018年、菅智晃氏が主催した『販売力向上委員会』に参加したことをきっかけに、ネットビジネス業界に参入。そこから未経験だったにも関わらず、開始半年で月間1,000万PVを誇る冠婚葬祭系サイトの専属ライターとして活躍。 

現在はWebマーケティング会社に勤務をし、SEOライター&編集者として活動中。ブログコミュニティ『UP Guild』のアシスタントを務め、ブログの集客&SEOライティングのサポートも行っている。

堺 彬の公式サイトはこちら

インタビュアー / つづきじゅんこ

つづきじゅんこ

「伝わる力」であなたの魅力が必要な人に届く、ファンができて応援される、未来を自分で創っていける ファン作りプロデューサー。

気づいていないあなたの魅力や想いを、引き出すこと。そしてそれを、本当に必要としている人に届けるための、あなたに合わせた伝え方作りが得意。

「ねばならない。すべき。」の強い長女気質で、自己開示も苦手、相手の気持ちを考えて、何を話すかを常に考えてしまう性格。

営業職を通じて、相手に伝わるコミュニケーション力を身につけたことで、その性格でも、40歳人生初の新規開拓営業で、入社1年でトップ、最高で半期2,000万円を売り上げ、営業70人の中で表彰、24年半の非正規雇用から抜け出し、大手メーカー正社員に。その後も、菅智晃氏の難関と言われるコンサル面談合格、有名女性起業家の方の100名以上の面接を通過し業務契約など、「伝わる力」で道を切り開いている。

そんな風に、未来を自分の力で創り変えていけた「伝わる力」を、遠慮して、言いたいことを言えない。でも、これからの未来を、自分の力で創っていきたい!!そんな人に伝えたいと奮闘中。

過去の経験と30年間の「ファン作り」マーケティング&セールスの実績を土台に、話下手、アピールやプッシュが苦手な人でも、本当に必要としている人に魅力や想いが伝わる方法を、日々研究している。本人は、バカ真面目で面白みがない人と思っているが、話すと面白いとのうわさあり。趣味は、美味しいものの食べ歩き。食べても太らない身体を探求中。

堺彬さんのインタビュー前編はこちら