「マーチャントクラブ講義」第81回目の講師は、マーチャントクラブの創設者であり、マーケティングコンサルタントでもある『菅 智晃』さんです!

広報員会ライター:堺彬
今回の講義のタイトルは、『コンテンツセールス非常事態宣言』。
・・・なんだか興味をそそられるタイトルですよね?
・・・いや、それよりもドキドキするかも知れませんね。
今の世の中、以下のような「稼ぐ系」「ビジネスを教える系」の商品やサービスが増えてきていると僕自身も感じています。例えばですが、
・『これさえやれば、〇〇万円稼げる!』
・『Twitterでフォロワーを集める方法とは!?』
・『セールスライティングの全手法を無料で公開!』
普段からビジネスをしている人からすると、よく見かけるタイトルではないでしょうか?
実際に僕も、このような商品やサービスを購入することが多々あります。
しかし、「一体どんな内容だろう(わくわく!)」と蓋を開けてみると・・・。
商品・サービスの実態は、どこかで見たことあるものばかり。
切り口を多少変えているだけで、中身に大きな違いはないんですね。
さらには、実践してもうまく結果が出ない、なんてことも多々あります。
こんな違和感だらけの現状に、ビジネス歴18年にもなる菅さんは「待った!」をかけました!
人に教わった「稼ぐ系」「ビジネスを教える系」のノウハウを活かして、同じような商品やサービスを出しても、ただジリ貧になるだけ。
しかし、一方でチャンスでもあり、先手を打てば勝ち残れるとのこと。
本講義では、まさにその先手の打ち方についてお話してくださいました。
「今のネットのビジネス界にちょっとした違和感を覚えている」という方は、本講義の動画は必見です!!
菅 智晃氏 プロフィール・略歴

2003年、個人インターネットビジネス黎明期より資金3万円で独立。編集者型モデル、箱型モデル、サービス利鞘モデル、量産型会員制モデルを基軸に、独立起業の登竜門としてコンサルティングとプロデュースに従事。
現在はライフワークを中心に、地元の店舗コンサルティングを無料実施、月1回の勉強会と交流会を全国各地で開催するクラブの設立。また、就職と起業が全ての方にとって同列の選択肢となる時代作りを目標に、セミナーや講演を開催。好きな事は起業志望者や経営者との交流。プライベートも99%がビジネスで出会ったクライアントやパートナー。
2016年以降は、中小企業から上場企業までマーケティングを中心としたアドバイザーやプロジェクトに参画。マーチャントブックスでは全シリーズの監修者として輝く経営者の認知拡大に努める。
著書
メール起業40の成功法則(2007年)
小さくて強くて会社の作り方(2014年)
株式会社アイマーチャントHP
プロフィール詳細
公式LINE
※毎週日曜日配信中のPodcast番組『休日会議』の最新情報もお届けしています!
講義概要

ビジネスを教える人が危ない!!
講義の冒頭から、菅さんは強烈な一言を話します。
「ビジネスを教える人は今後危ない!!!」
目の前で講義を聞いていて、これから教える系のビジネスをしようとしていた僕としては、菅さんのこの言葉に驚いたものです。
ビジネス初心者に対して、稼ぐ系のノウハウやビジネスに役立つスキルを教えている人はここ最近で増えてきました。
副業が当たり前となり、『稼げる系のノウハウを求める人』と『ビジネスのスキルを教える人』の需要がマッチしてきているのが今の流れですよね。
しかし、菅さんは「教える仕事をメインとしている人達こそ危険だ」と話を進めていったのです。
もちろん、教える仕事全部が悪いわけではありません。
副業ぐらいの感覚なら、そこまで問題ではないとのことでした。
ただ問題なのは、「ビジネスを教えることをメインの仕事にしている」人とのこと。
有益な情報が無料で手に入りつつある時代において、どこにでもあるような情報を教えるだけでは生計は成り立たなくなってきました。
そのため、「ありきたりなノウハウだけでは見向きもされなくなってきている」という現実を前半ではお話してくださったのです。
実践・思考を止めてはいけない
講義の中盤では、ビジネスを教えている人の在り方についてお話してくださいました。
菅さん曰く、ビジネスを教えている人は、以下の流れで行動していくことがほとんどだそうです。
ビジネスを学ぶ
→ビジネスを実践する
→ビジネスで結果を出す
→ビジネスを教える
ちょっとでも結果が出ると、すぐに教える方に思考がいきがちなんだそう。
確かにこの流れは昔からよくあり、実績が少なくても「初心者に教える」という人は増えてきているように感じていました。
しかし、この動きは「実践や思考を停止するきっかけになりかねない」と菅さんはお話してくださったのです。
そんなドキドキが止まらないお話のポイントは
・どれだけ自分で実践し、どれだけ実績を蓄えられるか
・どれだけ思考を巡らし、どれだけ視野を広げられるかという事。
今後生き残るためには何をすべきかを、中盤部分では学ぶことができました。
※僕もここ最近、思考を止めていた部分があったので、講義を聞きながらひたすらに反省をしていたのはここだけの話です(汗)
これからのビジネスにおける先手の打ち方
講義の終盤では、これからのビジネスにおける先手の打ち方についてお話をしてくださいました。
実は最後にお話してくださった内容は、菅さんが昔から一貫して伝えてくださっている内容です。
1人の力ではビジネスに限界値が見えたとしても、複数の力を借りれば実現可能となります。
そして仲間と協力しつつも、自分で新しいことを実践し、新たな定義を作っていくことが大切だとお話してくださいました。
ビジネスで突き抜けるためのマインド部分についてお話してくださったので、講義の終盤は必見です。
堺的見どころポイント
「効率」を求めてばかりではいけない
告白すると、この講義を聞いていた僕は、どこか効率がいい方法ばかりを求めていました。
・もっと楽な方法でビジネスをするための仕組みがあるんじゃないか?
・もっと効率のいいビジネスモデルってなんだろうか?
常に効率を求めてビジネスをしていた部分もあって、「最終的には教えることが1番自分にとって効率がいいんじゃないか?」とまで思ったことがあったほどです。
収入面を見ても、教える系のビジネスの方が良い印象を持っていますし。
ただ、菅さんが講義の中盤でこうおっしゃいました。
「効率と効果は違う。効率を求めすぎても何も得られない。」
この言葉は、僕の中で衝撃を受けた言葉でした。
というのも、ビジネスを始める人は効率を求めがちだと思うんです。
「できれば楽してお金を稼ぎたい」
「効率の良い方法でお金を得たい」
こんなことを考えてビジネスを始める人も、結構いると思います。
ただ、菅さんが言うには、効率を求めすぎると効果が発揮されないことがほとんどだそう。。。
メルマガ配信などで自動化・仕組み化は可能ですが、人との繋がりを無視しすぎると、なんの効果も得られないなんてことが多々あるそうです。
それよりももっとアナログ的な作業をしたほうが、違った反応が見れて効果を得られるとのことでした。
菅さんは、昔から一貫して人との繋がりを大切にする方です。
僕はマーチャントクラブに入って、改めて強く感じています。
ただその考え方はビジネスにおいても一緒で、改めて効率を求めすぎても意味がないことを実感させられた瞬間でもありました。
改めて、自分のあり方を見直すきっかけになったので、さっそく有効活用していこうと思います!
菅さん、本当にありがとうございました!!

広報員会ライター:堺彬
第81回マーチャントクラブ東京勉強会(zoom配信&少人数事務所開催)
コンテンツセールス非常事態宣言
講義全編
1時間36分49秒
活動報告記事も併せてどうぞ

第81回マーチャントクラブ定例会|重ねてきた月日は伊達じゃない
マーチャントクラブのメンバーは過去の講義ビデオをいつでも振り返る事ができます。(講師によっては当日参加者のみに公開する部分があり、講義ビデオでカットしています。)また、勉強会では交流会も含めて自由に質問が出来る環境がありますので、当日参加をお勧めいたします。
講義ビデオは予告なく公開を中止する事もありますので、メンバーは極力講義ビデオに目を通して、理解を深めていただければと思います。
※過去の講義となりますので講師の方々へ直接の質問はご遠慮ください。クラブメンバーの方で、わからない部分や聞いてみたい事は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。勉強会のテーマも随時募集しております。