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横浜支部代表:松崎康学

この記事は、マーチャントクラブ横浜支部代表であり、メンタルビジネスコーチでもある松崎がお届けします。

あなたが起業家やフリーランスだとして、

  • オプトページを作ってリスト取りをしたい、だけどなぜか手が動かない…。
  • フロントエンドとなるサービスを作って顧客との接点を作りたい、でもどこから手を付けてたものか、迷ってしまう…。
  • 交流会で出会った方と、お会いする約束をしているのに、日程調整の連絡が後ろ倒しになってしまう…。

こんなことの、一つや二つあるのではないしょうか?
実は上記は、この記事を書いている僕(松崎)自身の経験だったりします(笑)

ひょっとすると、この記事を読んでいるあなたは、次から次へと行動に移せる、ビジネスへの想いと行動力に溢れた方かもしれません。

実際に、マーチャントクラブ本部の創始者である、菅智晃さんも、
「動き出せない、行動できない、という悩みは本来、マーチャントクラブ本部の定例会ではテーマになりえなかった。なぜなら、そもそも何かを成し遂げたいという思いと行動力のある集団だから。そういう意味では(ビジネスは)どうしてもやりたい人がやればいい世界だとも思ってしまう」
とおっしゃいます。

でももし、あなたのお客さん・クライアントが行動できないとしたらどうでしょう?

実際、コンサルや専門家、コーチが、お客さんの行動を引き出せず、
「結局、やってもらわないと話にならないんだよなぁ」
と、本音を漏らす瞬間を、僕は何度も見てきました。

だとすると…。

人を行動に至らしめる、その本質が分かったら、それが「あなたのビジネス」でも、「お客さんのビジネス」であったとしても、必ず売上アップに繋がるというのは想像に難くないのではないでしょうか?

今回、メンタルコーチであり、財団法人の理事でもある天野盛介さんが語る、売上アップのポテンシャルの開放、それはまさに、人の行動の原理原則を紐解いたものです。

だからこそ、こんな方はぜひ学んでほしい内容です。

こんな方にオススメです!

・ビジネスで、やらなければならないことがあるが、ついつい後回しにしてしまう。

・世界を変えたい、環境を変えたいという思いがあるのに、行動がついてこない。

・晴らしいノウハウを持っているのに、自分のお客さん・クライアントが全然実行してくれない。

・行動できるときと、できない時の差が激しく、いつでもアウトプットが安定するようになりたい。

講師 天野 盛介 プロフィール・略歴

メンタルコーチ / 財団法人MIZUNOTE理事

メンタルコーチとして、経営者、個人事業主や音大生など幅広い顧客にコーチングを通じて理想実現をサポートするとともに、ピアノ×店舗をテーマとした店舗プロデュースや、さらには財団法人の活動として、地球循環型の共生社会の実現に向けて活動している。

 

コーチングを学ぶ前は、IT企業の会社員としてエンジニアリングや研修登壇、ITコンサルタントとして経験を積む傍ら、せどり物販や英語学習教材の販売、Webビジネスでの記事執筆、LP制作、取材/インタビュー、さらにはAWSに関する書籍出版など、多岐にわたり活躍。

 

コーチングと出逢ったことで、卒業認定取得後にそのままスクール運営に携わると共に、経産省助成事業にも取り組み、独立し現在の活動に至る。

講義概要

講義は下記の流れで進みました。

第1部 真に結果を出すゴールの設定
第2部 シャドウの正体
第3部 ○○がすべてを凌駕する

各パートの概要を順にお伝えしてゆきます。

第1部 真に結果を出すゴールの設定

まず第1部では、人の行動をブーストさせる目標設定についてお話しいただきました。

天野さん曰く、人が純粋に行動を起こすには、正しい方向性/ゴールが必要で、そのためには他人や世間の評価基準ではなく、「自分軸での評価基準」を持つ必要があるとのこと。

当日のワークでは、望ましいゴール設定から始まり、本当にやりたいことの発掘、更にはその先のミッション・ビジョンの策定まで行いました。

・1を聞いて10行動できる人とそうでない人の違い
・アクセルを踏む
・理想の姿を描く
・Have to から Want toへ
・夢中になることから構成要素を分解する
・現状の外側にゴールを置く
・ミッション・ビジョンの策定

とても基本的なことではありますが、改めてステップに沿ってワークをすると、そもそも自分で整理できていなかったところに気付かされます。

第2部 シャドウの正体

次の第2部では今回のテーマにもなっている講義の肝となる部分、シャドウについてお話しを頂きました。

「行動が出来ないのはやる気が無いわけでもコミットが弱いわけでもない」と天野さん言います。第1部では、ゴールへのアクセルを踏む、ある意味でコーチングの王道のアプローチについてお話しいただきましたが、ここからの2部は、天野さんの学び実践してきた、コーチングから進化したコーチング、ブレーキを外す部分のお話です。

ブレーキとなってしまっている、今までの人生経験で作られた「思考/行動パターン」。これに気づき、上手に付き合うことで、売上アップのための「行動を解き放つ」ことができるということを教えてくださいました。

講義の中でも、天野さんの熱がもっともこもる部分で、参加者も思わず前のめりになって聞いてしまう内容でした。

・一般的なコーチングからさらに進化した姿
・実は未来だけを見て進んでいける人は限られる
・コーチングとカウンセリングの違い
・認知行動療法の変遷
・シャドウとは
・「裏の真理」と「無意識の不安」
・4種類のシャドウのパターンとそれぞれの打ち手

これらを理解してゆくことで、実はブレーキがかかりやすい行動パターンを取っていたことなどに気づきます。

第3部  ○○がすべてを凌駕する

某有名漫画「○ンピース」の1シーンでは「覇気だけが全てを凌駕する」という言葉が使われていましたが、最後の第3部では、まさにそこから引用し、「○○がすべてを凌駕する」。そこに置き換わる言葉はなんなのか?

この○○には、この講義で伝えてきた全てが包含されていて、聴き手である我々も、思わず「なるほど!」と腑に落ち感を深める、締めくくりとなりました。

見どころポイント

ここからは、マーチャントクラブ横浜支部代表であり、メンタルビジネスコーチ(肩書、天野さんとそっくりですねw)でもある松崎康学が、「ここは特にチェックすべき!」と思った、見どころポイントについてお話しさせていただきます。

主観を通しての話となりますが、動画視聴の際に参考にしていただければと思います!

講義内容を知らず知らずのうちに落とし込むワークの秀逸さ

まず、僕が驚いたのは、そのワークの秀逸さです。

マーチャントクラブの定例会でワークを入れ込むケースは非常に少なく、多少質疑はあるものの、講師からの一方的なお話がメインです。

しかし、天野さんの講義は、ところどころにワークがちりばめられ、全部で5回ワークがありました。

今回、講義の内容が心理学やコーチングの分野をふんだんに扱っていることもあり、非常に専門的で、普通であれば内容を自分事に落とし込むのは容易ではありません。

例えば、シャドウという概念一つ取ってみても、人によっては、「うーん、トラウマってこと?」とか「うしろめたさ?」とか、解釈がいろいろと異なるはずです。

ですが、ここが天野さんの飛びぬけたところだと思うのですが、そうしたモヤモヤはワークを行うことで、左脳的な理解を超えて、「あ、自分の場合はこれだわ!」と、体験を通じて学ぶ、そんな腑に落ち感がありました。

これは、ぜひとも講義をただ聞き流すだけでなく、自分事でワークを試しながら視聴いただきたいところです。

決して、難しいワークではなく、天野さんの誘導に従って、箇条書きの文章を書いていくだけ、それだけで、あなたの行動を解き放つことに繋がるでしょう!

朴訥とした姿勢の中にある「本当の芯」

Webマーケティングやコンサル、コーチングの世界では、「言葉」を武器にビジネスを促進させていく側面があると思います。記事ライティングやセールスレター、リアル・zoomを問わない対話、言葉を使わないシーンはむしろない。ビジネスシーンにおいて、言葉巧みに人を魅了することは、ある種の美徳と言っても良いかもしれません。

ですが、僕が天野さんに対して感じた印象はまさにその逆の「言葉を飾らない人」。

「巧言令色鮮し仁」(こうげんれいしょくすくなしじん)という孔子の言葉があります(論語_学而第一)。

意味は、「ことば巧みで表情をとりつくろっている人は、かえって仁の心が欠けているものだ(精選版 日本国語大辞典 より)」というものです。

僕の解釈は、言葉を飾る人は誠実さが欠けている、という極端な話ではなく、むしろその飾り方、飾る内容が大事だと思っていて、僕ら経営者の中には、言葉を上手に使って想いや誠意を示す方もいると思っています。

ですが、天野さんはむしろ逆のハイエンドで、朴訥と言葉を飾らない人。僕なんかよりもお若いのに、むしろ年長者からも信頼される、言葉選びの慎重さを感じました。

地に足つかない多弁巧言も少なくない、そんなビジネスの世界ですが、天野さんのような「あり方」は、それだけでも相手に「仁の深さ」や「誠実」さを感じさせる、本当の武器になる、そう確信させる講義でした。

是非、視聴される方は、講義内容は勿論ですが、天野さんの人としての「あり方」を盗んでほしいと思います。

定例会当日の様子

講義は東久留米の事務所で行われました。

一足先にスタンバっているメンバー。もちろんその間のお仕事にも余念がありません。

ブログ関係の事で真剣な相談をする二人。やっぱり仲間がいるって心強いですよね。

当日、電車が止まってしまい、ギリギリ到着の天野さん、急ピッチで講義の最終準備です。
でも落ち着いてるなぁ…。

さぁ、講義スタート!緊張とワクワクが入り混じる瞬間です♪

皆に差し入れとしてパンを下さった、柴田さん。ご自身もちゃんと食します(*^-^*)

真剣に聴き、うなずき、メモを取るみなさん。

無事、講義を終えて、菅さんの締めのお言葉。全力でやり切った笑顔ですね♪

講義の後は、みんなで近くの居酒屋で懇親会!
やり切った天野さん、乾杯の音頭も格好良かったです❤

第105回マーチャントクラブ定例会 講義ビデオ

テーマ

さ心の闇に潜む売上アップのポテンシャルを解き放つ
「THE POWER OF SHADOW」

講義全編



前編:39分58秒
中編:32分19秒
後編:49分56秒

 

マーチャントクラブのメンバーは過去の講義ビデオをいつでも振り返る事ができます。(講師によっては当日参加者のみに公開する部分があり、講義ビデオでカットしています。)また、勉強会では交流会も含めて自由に質問が出来る環境がありますので、当日参加をお勧めいたします。

講義ビデオは予告なく公開を中止する事もありますので、メンバーは極力講義ビデオに目を通して、理解を深めていただければと思います。

※過去の講義となりますので講師の方々へ直接の質問はご遠慮ください。クラブメンバーの方で、わからない部分や聞いてみたい事は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。勉強会のテーマも随時募集しております。