マーチャントクラブは、2014年に開設した経営者のためのビジネスコミュニティです。このコラムでは編集部が、クラブで見てきたことや主宰・菅智晃の考え、公的なデータをもとに、経営者の悩みに役立つ情報をお届けしています。
新しいことを始めたい気持ちはあるのに、40代になってから、なぜか一歩が重く感じる自分に戸惑っていませんか。40代で挑戦が怖いのは、守りたいものや積み上げてきたものが増えたからで、臆病になったわけではありません。怖さを抱えたままでも、踏み出し方さえ分かれば、40代からの挑戦はちゃんと楽しめます。
不安は消えなくても、挑戦の回数が「何度でも立ち上がれる」という自信に変わっていきます。
この記事の結論
- 40代で挑戦が怖いのは、守りたいものや積み上げてきたものが増えたから。怖さを感じるのは自然なこと
- 不安は消えるものではない。主宰の菅は、不安と上手に付き合い、何度でも立ち上がれる自信を挑戦の回数で積み上げてきた
- 年齢を重ねたからこそ、何に全力を注ぐかを選べる。10打って1つか2つ当たればいい。何歳からでも、新しい景色は見られる
この記事では、主宰の菅智晃の体験と、マーチャントクラブで挑戦を続けてきた仲間の姿をもとに、40代で挑戦が怖いと感じたときの考え方をお伝えします。記事の中の主宰・菅智晃の話は、菅が毎週配信している音声番組「休日会議」での発言と、編集部による本人への取材がもとです。あなたの次の一歩を後押しできれば嬉しく思います。
では、本題に入ります。
もくじ
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40代で挑戦が怖いのは、積み上げてきたものがあるから
20代のころは、失うものが少ない分、思い切って飛び込めたかもしれません。40代になると、家族や仕事、これまで築いてきた信用や収入など、守りたいものが増えていきます。挑戦が怖くなるのは、それだけ大切なものを手にしてきたからです。
主宰の菅智晃にも、手にしたものを手放す怖さと向き合った経験があります。2006年7月に販売を始めた教材は、そこから約2年半、順調に売れ続けました(休日会議#037)。サポートは無制限でした。どんな人が買ってくれたのかを知りたかったこともあり、メール相談を通じて購入者との関係が深まる時間は、菅にとってとても有意義だったそうです。
ただ、販売を続けている限り、サポートは常に続きます。自分の新しい挑戦に全力を振り切れず、成長が止まってしまうことのほうが、菅には怖くなりました。そこで、収益が順調に出ている段階で、販売を終えることを決めます。2015年の放送で菅は、「収益を生んでいるものを手放すのは本当に怖い」と振り返っています。怖さを感じるのは、真剣に積み上げてきた証拠です。
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「挑戦こそが一番の安定」
挑戦は、安定を手放すことのように思えるかもしれません。けれど菅は、2015年の最初の放送で、その年のテーマを「挑戦」と決め、挑戦こそが一番の安定だと話しています(休日会議#037)。
同じことを続けているだけでは、まわりの変化に取り残されていきます。小さな挑戦を重ねて、新しいことを試し続けている人ほど、変化が来たときにも慌てずにいられます。菅は、目の前の壁もゲーム感覚で捉え、乗り越えるたびに経験値が入ると考えているそうです。挑戦を続けることが、いちばん確かな備えになります。
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最初の一歩に、賛同者はいなくて当たり前
新しいことを始めるとき、最初は誰も背中を押してくれないことがあります。2015年の放送で菅は、「最初の一歩目って、賛同者が誰もいないんで結構勇気がいることだと思うんですよ」と話しています(休日会議#040)。
まだ起きていない不安には、事前の解決策がありません。やってみて初めて、思ったほど変なことは起きなかったと分かるものです。一歩踏み出したあとに、賛同してくれる人は少しずつ現れます。
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不安は消えないものとして、上手に付き合っていく
不安を全部なくしてから挑戦しようとすると、いつまでも始められません。2023年の放送で菅は、不安や恐怖は形を変えて、何度でも出てくるものだと話しています(休日会議#489)。
編集部が菅に聞くと、今の不安が消えても、「万が一」と考えていたことが、今度は大きな不安に変わることもあるといいます。なので菅は、不安をなくすのではなく、不安と上手に付き合っていくことを選びました。
いちばんの不安の解消は、ゼロからでも何度でも立ち上がれるという自信です。その自信は、挑戦した回数に比例して積み上がっていく、と菅は話します。挑戦するほど、不安に負けない自分が育っていきます。
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年齢を重ねたからこそ、何に全力を注ぐかを選べる
2020年、40歳になった直後の放送で、菅はある会社の合宿で、自分が最年長になっていることに気づいたと話しています(休日会議#346)。できることが増えた一方で、できなくなったことも増えているので、訪れるチャンスにもっと貪欲でいたいと感じたそうです。
今の菅に聞くと、体力的な変化はあっても、100%の全力投球はまだまだいけるといいます。ただ、若いころのように手当たり次第とはいきません。何に全力でリソースを注ぐかを考え、自分の気持ちに素直になって、自分がありたい姿を優先して選ぶようになったそうです。選べるようになったことは、40代の大きな強みです。
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過去の成功に頼りすぎず、新しいものに触れてみる
経験を積むほど、うまくいったやり方に頼りたくなるものです。2022年の放送で菅は、年齢を重ねると固定観念が強くなり、過去の成功事例に頼りやすくなると話しています(休日会議#417)。
新しいものを「一時的な流行り」と最初から切り捨てず、まずは流行っていると受け止めて、触れてみることが大切です。ゆでガエルのように、気づかないうちに変化に取り残されないためです。新しいものに触れる好奇心は、何歳になっても挑戦の入り口になります。
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10打って、1つか2つ当たればいい
挑戦をためらうのは、失敗したくないからかもしれません。2022年の放送で菅は、10打って1つか2つ当たればいいくらいの感覚で動いてきたと話しています(休日会議#437)。「でも挑戦しないと、やっぱり始まらないんでね」とも話していました。挑戦すると、必ず予期せぬことが起きるからです。
今の菅は、新しい挑戦に怖さはなく、ワクワクしかないといいます。最悪の事態は想定して取り組みますが、その最悪も乗り越えられるという経験があるからです。失敗を次の布石に変えて展開してきた経験も何度かあり、最終的には必ず一定の結果を出してきました。打席に立つ回数が増えるほど、挑戦は楽しくなっていきます。
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40代にも「初めて」はたくさん残っている
40代になると、たいていのことは経験済みのような気がしてくるかもしれません。2016年の放送で菅は、成長を感じるのは、未知の領域に飛び込んで何かを成し遂げたときで、それは失敗したときでも同じだと話しています(休日会議#137)。
マーチャントクラブでも、主婦でパソコン教室の先生をしていた女性が、まだ見たことのない景色を見てみたいとビジネスに挑戦したことがあります。菅が積極的にプロデュースし、地元での人生初のセミナー、人生初のコンテンツ販売、人生初の200名の前での登壇と、果敢に挑戦を重ねて、見える景色を変えていきました。「人生初」は、何歳からでも増やしていけます。
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何歳からでも、花は開く
2020年の放送で菅は、若くして歴史に名を残した人たちのすごさに触れつつ、カーネル・サンダースのように、年齢を重ねてから花開いた人を追いかけていきたいと話しています(休日会議#307)。
マーチャントクラブ江戸川支部の代表、KunKunこと飯島裕之さんは、35歳でプロレスラーを目指し、37歳で「ヒロ飯島」としてデビューしました(休日会議#437)。菅は同じ放送で、桑田佳祐さんが66歳、松任谷由実さんが68歳になっていることにも触れ、年齢を重ねても、まだ何者にでもなれると話しています。40代は、まだまだ挑戦の途中です。
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怖くて動けない挑戦と、踏み出せる挑戦
同じ40代の挑戦でも、怖さに足がすくむときと、ワクワクしながら踏み出せるときがあります。その違いは、才能より考え方にあります。
| 場面 | 怖くて動けない挑戦 | 踏み出せる挑戦 |
|---|---|---|
| 不安との向き合い方 | 不安が全部消えるのを待つ | 不安があるまま、上手に付き合う |
| 最悪の想定 | 最悪を想像して立ち止まる | 最悪を書き出し、乗り越え方まで考える |
| 結果への期待 | 一発で大きく当てようとする | 10打って1つか2つ当たればいいと考える |
| 力の注ぎ方 | 手当たり次第に手を広げる | 自分のありたい姿に合うものに全力を注ぐ |
| 新しいものへの態度 | どうせ流行りだと切り捨てる | まず受け止めて、触れてみる |
| 失敗の捉え方 | 失敗を終わりだと考える | 失敗を次の布石に変える |
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一歩を踏み出す前に、確かめたいこと
すべてそろっていなくても大丈夫です。一つでも答えられたら、それはもう一歩目の準備ができている証拠です。
CHECK LIST
- 怖いと感じている理由を、言葉にできるか
- 起こりうる最悪の事態を書き出し、それでも何とかなると思えるか
- 今、全力を注ぎたいことを一つに絞れているか
- 新しいものを「どうせ流行りだ」と切り捨てていないか
- 最近、何か「初めて」のことに挑戦したか
- 10回に1回の当たりを楽しめる気持ちでいるか
挑戦の数だけ、あなたの「何度でも立ち上がれる自信」は育っていきます。
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よくある質問
Q40代から新しいことを始めるのは、遅いですか?
遅くありません。マーチャントクラブの江戸川支部代表のKunKunさんは、35歳でプロレスラーを目指し、37歳でデビューしました。主宰の菅も、年齢を重ねてから花開いた人を追いかけていきたいと話しています。何歳からでも、新しい景色は見られます。
Q家族がいて、失敗するのが怖いです。
守りたいものがあるからこそ、怖さを感じるのは自然なことです。主宰の菅は、最悪の事態を想定したうえで取り組んでいます。最悪の場合にどうするかまで考えておくと、踏み出す怖さはぐっと小さくなります。
Q不安がなくなってから挑戦したほうがいいですか?
不安は、なくなるのを待っていると、いつまでも始められません。主宰の菅も、不安は形を変えて何度でも出てくるものだと話しています。不安をなくすより、上手に付き合いながら挑戦を重ねるほうが、自信は育っていきます。
Q何に挑戦すればいいか分かりません。
自分の気持ちに素直になって、ワクワクすることから選んでみてください。主宰の菅も、年齢を重ねてからは手当たり次第ではなく、自分がありたい姿を優先して、全力を注ぐものを選ぶようになったそうです。
Q失敗したら、立ち直れない気がします。
立ち直る力は、挑戦の回数に比例して育っていきます。主宰の菅は、ゼロからでも何度でも立ち上がれるという自信が、いちばんの不安の解消になると話しています。小さな挑戦から始めて、立ち上がる経験を重ねていってください。
Q一人で挑戦するのが心細いです。
挑戦を応援し合える仲間がいると、心強くなります。マーチャントクラブには、事業の規模や年齢に関係なく、挑戦を続ける仲間が集まっています。仲間の見つけ方は、[起業して仲間がいないと感じたら](https://merchantclub.biz/column/kigyo-nakama/)でもまとめています。
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SUMMARYまとめ
挑戦の数だけ、立ち上がる自信は育っていく
40代で挑戦が怖いのは、守りたいものや積み上げてきたものが増えたからです。怖さを感じるのは、真剣に生きてきた証拠でもあります。
不安は消えるものではありません。主宰の菅は、不安と上手に付き合い、何度でも立ち上がれるという自信を、挑戦の回数で積み上げてきました。年齢を重ねたからこそ、何に全力を注ぐかを、自分の気持ちに素直に選べるようになります。
10打って1つか2つ当たればいい。そう考えると、打席に立つことが楽しくなります。何歳からでも、まだ見たことのない景色は見られます。
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