マーチャントクラブセミナー第70回目の講師は、主催者の菅智晃さん。『講義は誰にもまねできない『例外』となる企画構成力 幻の非再現性追求セミナー!』と銘打ってのセミナーとなります!

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広報員会ライター:松崎康学

この記事は、『あなただからできるんでしょ?』と言われる例外的存在を目指す、広報委員会ライターの松崎がお届けします。

コロナ禍、戦後最大の景気の落ち込みと言われる中、『自分がどうやってビジネスで生き残れるか不安』という経営者の方は少なくないと思います。

一方で、そんな不利な状況さえもアドバンテージにして、更にお客さんに貢献できれば、それは圧倒的な生き抜く力となることは間違いないと思います。

とは言え、この未曾有の状況下でこれから一体どうすれば良いのか?
そして、どう動いてゆくべきなのか?という事で頭を悩ませている方もきっと多いはずです。

そんな方にこそ、この講義のお話はピッタリだと私は思います。

なぜなら、この講義で語られる『(環境変化で)困っている人が増えるということは、ビジネスを支援する立場であるマーケターにとっては仕事が増えることでもある!』という、本質的で力強い言葉にすべてが詰まっているといっても過言では無いと言えるからです。

今回の講義で私が改めて思ったのが、「順調な環境であれ、過酷な環境であれ、生き残る事業の条件は周りが真似できない『例外』となる事だというのは真理ではないか。」という事です。

例えば、堀江貴文さんをはじめとした突き抜けた経営者が、真似できない例外に映るのは当然のことですが、ハードルが高すぎると感じるのは事実。しかし、そこまでの突き抜け方をしなくても『それはあなただからできるんでしょ?ふつうは無理だよ』と言われるような、非再現性を実現できるとしたら…。ワクワクする話ではないでしょうか?

いかにして、頭に汗をかいて、他者に真似できないビジネスを創り出すことができるか?その本質が語られる、第70回マーチャントクラブセミナーをご紹介いたします!

\この講義は下記の未来を描く助けとなります。/

 

・タフな状況でも更に成果が出せる思考パターンが得られる
・本質を見極めることで、いくらでも代替案が出せるようになる
・ほんの少し先の未来を見越して、生き残る施策を立案できる
・あらゆることに解決策を提示できるようになる
・自分が本当にやりたいことか?悩む必要が無くなる
・他の人が再現できない例外となることで、独壇場を創る
・常に第一線として様々な市場で活躍できる専門家になる
・自分の頭で考えて、妙策を打ち出すことができる企画構成力を得られる
・他の人に真似できない強さを作り続ける方法が分かり、実践できる!
・常に強い新規性を発揮できる

講師 菅智晃 プロフィール

株式会社アイマーチャント代表取締役、株式会社KNOCK取締役/マーケティングプロデューサー


2003年、個人インターネットビジネス黎明期より資金3万円で独立。編集者型モデル、箱型モデル、サービス利鞘モデル、量産型会員制モデルを基軸に、独立起業の登竜門としてコンサルティングとプロデュースに従事。

現在はライフワークを中心に、地元の店舗コンサルティングを無料実施、月1回の勉強会と交流会を全国各地で開催するクラブの設立。また、就職と起業が全ての方にとって同列の選択肢となる時代作りを目標に、セミナーや講演を開催。好きな事は起業志望者や経営者との交流。プライベートも99%がビジネスで出会ったクライアントやパートナー。

2016年以降は、中小企業から上場企業までマーケティングを中心としたアドバイザーやプロジェクトに参画。マーチャントブックスでは全シリーズの監修者として輝く経営者の認知拡大に努める。

著書
メール起業40の成功法則(2007年)
小さくて強くて会社の作り方(2014年)

株式会社アイマーチャントHP
プロフィール詳細
公式LINE

※毎週日曜日配信中のPodcast番組『休日会議』の最新情報もお届けしています!

講義概要

不利な状況だからこそ打ち出せる、真似できない企画構成力を発揮する

前半講義では、ビジネスで真似できない強さとなる『企画構成力』を中心に、豊富な事例、メタファーと共に、その思考フレームが語られます。

書き出せばキリがないのですが…。その中で特にポイントとなった所をご紹介します。

事実の受け止め方

まず、「起こった事実をどう受けとめるかで、自分のビジネスの結果も大きく変わってくる。何故なら、目前の事実から得られるものが変わるからだ。」と菅さんは言います。

例えば、メディアではコロナ禍を中心に、戦後最大のGDPの落ち込みであることが取り上げられ、視聴者にいまだかつてない不景気を印象付けます。多くの人は不安や恐怖を感じる事でしょう。

一方、私たちマーケターは解決策を生み出す側。困っている人が増えるということは、助ける対象が増える、仕事が増えるというチャンスでもある訳です。

簡単なことではないかもしれませんが、事実の受け止め方次第で、行動は変わるのだ。という事を改めて思いました。

温故知新 本質を見出す視点

次に、「ビジネスで様々なノウハウや『型』が、あたかも常識のように語られる事が多いですが…。本当に大切なのは、『それは本質なのだろうか?』と疑う事だ。」と菅さんは言います。

例えば、セールスライティングにおいて、『買わない理由を打ち消す』というレターの基本がありますが、そのためにつらつらと長文を書くことが、逆効果になることもあります。大切なのは『なぜそれをやるのか?』という事です。

極論、目的がアクセスや問い合わせを増やすことであれば、SEOでキーワード上位を取っているポジションの人とコミュニケーション取って組む事でも良いわけです。

つまり、本質を見抜く視点を持つことで、代替案をいくらでも出せるようになるのだ。という事ですね。『王道』と呼ばれる手法こそありますが、この『本質を見抜く』事が出来ないと、そもそも手段に囚われ過ぎてしまう…。なんて事はよくある訳で、改めて「確かに!」と頷きが止まりませんでした。

先読みの仕方

次に、「中長期的な未来を予想するのは大変難しい事ですが、先読みをするのは、少し先の未来でも十分です。」と菅さんは言います。

例えば、「5年、10年先の未来を予想する。」となると、難しいですよね。しかし、ビジネスのWeb化や動画コンテンツの活用が進んでいる現在、少し先の未来で、様々な専門スキルの価格破壊が起こることは、想像に難くは無いと思います。

また、個人と法人でクリエイティブの質は変わらないことに気づけば、個人で価格優位のポジションを取ることも可能ですし、更には、クリエイターが『映像編集』に加え『企画立案』もできる。という、付加価値で勝負することで、他者に真似できないポジションを取ることができるのだ。と菅さんは続けます。

私自身も「未来を予測する」となると、かなり先の事を考えてしまい、「とは言え、正直よく分からないな…。」となってしまった事があったのですが、ここでのお話「少し先の未来を先読みする」というお話で、生き残る策を考え出すヒントを得る事が出来ました。

自分のリソースにこだわらない

次に。「他にできる人がいれば、その人を活用することで、解決できる範囲は劇的に広がります。必ずしも自分で解決できる必要はありません。」と菅さんは言います。

例えば、「市場ニーズを捉えたうえで、そのサービスの専門家を見つけることができれば、OEM契約をしてサービス提供をすることで、解決策を提示して利鞘を得ることができます。」と言うお話をされ、「その手もあったか!」と、ハッとしました。

自分のリソースだけにこだわることで、解決策が見つからなくなる事があるので、気を付けたいな。と思いましたし、「自分のリソースだけにこだわらなくて良いんだ!」という事は、未来が明るくなった気がしました。

目前のやりたいことよりも取り組んだ先の状態に焦点を当てる

私が一番ビックリしたのがこのパートです。と言うのも、「やりたいことをビジネスにした方が良い」という考えもよく聞きますが、菅さん自身は、はじめからマーケティングが好きだった訳でない。と言うお話をされたからです。

最初からマーケティングの道を進んできたわけでは無く、仕事のテーマにはこだわらず、その取り組んだ先に返ってきた反応をゴールとしていたとの事。その反面、仕事の題材にはこだわらない一方、『誰と組むか?』にはとことんこだわってきた。と言います。

そして、「ゴールのための手段である、マーケティングは非常に汎用的で様々な課題に応用が利くので、ビジネスとして困り事を解決するチャンスが多い。」と言います。この様にして、活用してきた結果『のちのちにマーケティングが好きになった』という事でした。

改めて目前のやりたい事よりも、取り組んだ先にやりがいを求めるのも効果的な考え方だな。と思いました。

専門家の強みと弱み

次に、「専門家は一見すると真似しにくいポジションではありますが、ずっと先生ポジションでいると、視野が狭くなり、ビジネスの広がりを見せていくことが難しくなります。」と菅さんは言います。

更に、「専門家ポジションは、『狭くいかずに、広げていくこと』が大切です。そのためには、専門をスライドさせていくことが効果的です。」と続けます。

例えば、とある経営者は、SEOの専門家⇒ブログビジネスの専門家⇒ポッドキャストの専門家⇒Twitterの専門家⇒海外出版物の輸入翻訳の専門家⇒鉄道専門家⇒マイルの専門家と、次々と専門をスライドさせていくことで、『ずっと第一線』でいることを実現し、生き残り続けているそうです。

「専門性をとにかく特化させて行く事が目下の目標だ。」と考えていたのですが、「専門性のスライドを重ねることで、絶対に真似できないポジションとなって行く」と言う考えは斬新であり「だからこそ、長くビジネスの世界で生き残れてこれたのだな。(しかも第一線で)」と、納得しました。

深すぎます…!

他者が真似できない企画構成力を磨く

前半パートの最後では、「『誰でもできる、再現性の高いノウハウ』という打ち出し方も見られますが、一方で、ビジネスの世界で誰でもできることで生き残るのは難しいとも言える。」と言うお話をされました。

市場を見ると、まさに「誰にでもできる!」「再現性が高い!」と言うコピーを謳う商品が目につきます。ですので、これこそが一番なのかな。と思っていた節があったのですが…。実は真逆でした。

と言うのも、ここで大切なポイントが『非再現性の追求』だと言います。誰も真似できないポジションを創るということは、生き残るビジネスとなるうえで、大きなアドバンテージとなるのだそうです。

このお話は、「ハッとさせられる方」がかなり多いのではないかと思います。

そして、真似できない強さを創るには、企画構成力がその鍵となるとの事。企画構成力は、答えに頼らない自分で考える力でもある訳ですが、ここで気になるのが「どうやって身に着けるのか?」という事ですよね。

実は、「その材料はそこら中に落ちている。」と言います。例えば…様々な広告、セールスレターに登録し、マーケティングの情報を浴び続ける事なのだそうです。

大量に情報を浴びることでパターンを学ぶ事ができますが、学ぶだけではなく、『自分だったらどうするか?』という独自の視点で考えていく事が大事で、それが可能になって行くとの事でした。

頭に汗をかいて、いかにして強い新規性を出せるか?追求することで、企画構成力を磨く。これこそが、他者に真似できない強さとなって行く。という事ですね!

コロナ禍の悩み、本当の生の声に答えてきた生きた解決策の提示

講義後半は、ここ最近で本当にあった問題突破事例を紹介して下さいました。

菅さんはここ数か月、マーチャントクラブメンバーを対象にした、無制限の相談窓口『くるめの窓口』で、寝る間も惜しんで、メンバーの悩みに答え続けてきています。中には、コロナ禍の中、深刻なビジネスの課題に向き合うことも少なくは無いと言います。

そんな、実際にあった生きた問題解決事例から学ぶことは、生き抜くビジネスの有効なヒントがてんこ盛りでした!

トピックス


・ワンタイムオファーの有効な活用方法はないか?

・特典というおなじみのパターンから抜け出したい

・値段を上げたら売れなくなってしまった

・メルマガが読まれず、バックエンドの成約ができない

・フロント商品に2週間のステップを組んだけど売れない相談

松﨑的見どころポイント!

いかなる苦境もチャンスに変える『生き様』からくる圧倒的信頼性

菅さんはこのセミナーの少し前に、ビジネスの決済に使っていたPayPalアカウントが凍結となっています。しかも、何も不正はしておらず、クリーンだったにも関わらず。

つまり、何も悪くないのに、資産を没収されたということです。

長年積み上げてきたものが、一瞬で崩れ去るという悲劇、普通の人であれば、そうそう簡単に立ち直ることはできないでしょう。(実際、菅さんも、珍しく24時間は落ち込んだと言います・・・)

そんな自分が大変な状況の中、マーチャントクラブメンバー向けのよろず相談窓口『くるめの窓口』は継続。私の目にはむしろ、相談対応ペースが上がったのではないか?とさえ映りました。

PayPalアカウントの凍結は、最終的には菅さんにとって、多くのお客さんと改めてリアルで話をする良い機会となった、とさえ言います。(今後の決済方法の説明も含め、お客さんと直接ZOOMなどで話をされています)

また、自身が体験した決済システムの凍結、資産没収という経験が、周りの仲間のための先行事例となることが、せめてもの救いだとも言います。

セミナーでは、大不況という中でも、プラスの視点で見て、ビジネスの一手を指せる心のあり方を伝えています。自身の苦境を機会に捉えている『生き様』。これほど説得力のある話はないのではないでしょうか?

仏教の始祖、仏陀は、その弟子に自らの教えを書に残すことを禁じました。現代に残る古代仏教の教えは、仏陀の一言一句を暗記したといわれる、愛弟子アナンダの口伝を元に経典に編纂されたと言われます。

書に残すことを禁じたのは、仏陀自身が説教の相手によって、その話を変幻自在に変えたからともいわれ、相手により異なる教えは、書に残すことで誤解を生むことを避けたためとも取れます。

時に貴重な教えほど、常なる再現性は難しいものであると言えます。
そして、今回の講義は正にそれに当てはまるのではないか。と思った次第でした。

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広報員会ライター:松崎康学

以上、広報委員会ライターの松崎がお届けしました!

マーチャントクラブに興味が湧いた方へ

『マーチャントクラブ』は挑戦を続ける経営者のためのビジネスコミュニティです。

キャリア、実績、事業規模問わず「挑戦」を評価出来ると自身のビジネスの幅が広がり、学びの充足感も増します。経営者、会社員、学生、主婦などの立場に関わらず、等しく挑戦者を歓迎し評価する文化を大切にしています。

クラブイベントとして、毎月様々な業種の経営者が講師としてが登壇し、事例などを共有するセミナーや懇親会や部会など…。学ぶだけではなく「挑戦」する人が活躍できる場です。

「どんな場なのかもっと詳しく知りたい!」「どんな方が在籍されているのか知りたい!」と思われたら、ぜひ私松崎までメッセージを下さい!

もちろん、松崎個人に対してでも大歓迎です!

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広報員会ライター:松崎康学

メッセージお待ちしております!

第70回マーチャントクラブ(zoom配信)

テーマ

さまざまな問題突破事例共有編 – くるめの窓口編 –

講義全編

(後半は当日参加者のみでカットしてあります)


1時間38分51秒

 

活動報告記事も併せてどうぞ!

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広報員会:藤井ヨシマサ
第70回の活動記事はこちらです!

マーチャントクラブ第70回勉強会 in ZOOM 【さまざまな問題突破事例共有編】


マーチャントクラブのメンバーは過去の講義ビデオをいつでも振り返る事ができます。(講師によっては当日参加者のみに公開する部分があり、講義ビデオでカットしています。)また、勉強会では交流会も含めて自由に質問が出来る環境がありますので、当日参加をお勧めいたします。

講義ビデオは予告なく公開を中止する事もありますので、メンバーは極力講義ビデオに目を通して、理解を深めていただければと思います。

※過去の講義となりますので講師の方々へ直接の質問はご遠慮ください。クラブメンバーの方で、わからない部分や聞いてみたい事は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。勉強会のテーマも随時募集しております。